文化財をしらべる・まもる・いかす―国立文化財機構保存・修復の最前線 [単行本]
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文化財をしらべる・まもる・いかす―国立文化財機構保存・修復の最前線 [単行本]

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出版社:アグネ技術センター
販売開始日: 2023/01/10
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文化財をしらべる・まもる・いかす―国立文化財機構保存・修復の最前線 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文化財を護り伝えていくうえで、大切なことは「保存」と「修復」である。人々が文化財を大切に保存し、適切な修復を行ない続けてきたからこそ、我々は多くの文化財を目にすることができる。本書は独立行政法人国立文化財機構に所属する保存・修復の担当者が最前線の活動の一端を紹介するものである。本書を手に取っていただいた皆様に、文化財の保存・修復への理解が進むことを期待する。
  • 目次

    ごあいさつ/刊行にあたって/編集にあたって

    第1 章 文化財保存・修復のあゆみ
    【総論】文化財保存・修復のあゆみ

    第2 章 文化財保存・修復の考え方
    【総論】文化財保存・修復の考え方

    第3 章 文化財保存・修復の取り組み―しらべる―
    【総論】文化財の材料・構造をしらべる―科学技術による分析調査―
     1. 文化財を「その場」で測る―可搬型機器の進歩と適用―
     2. 飛鳥時代の色を見出す―高松塚古墳壁画の色料調査―
     3. X線イメージングでガラス小玉を調べる―古代玉製品の材質と構造―
     4. 科学調査が文化財修理に役立つ―京都国立博物館における取り組み―
     5. 文化財の内部構造を知る―X線CTの導入と活用―
     6. 文化財の見えない部分を可視化する―東京国立博物館におけるX線CTの役割―
     7. カビによる劣化とたたかう―文化財の微生物劣化研究の歩みと展望―
     8. 文化財害虫の新たな殺虫法を模索する―臭化メチル代替法の取り組み―
     9. 木材中に潜む文化財害虫を見つけ出す―X線CTによる検出と生態解析―
     10.文化財を安全に運ぶ―振動解析による施設内輸送の安全性評価―
     11.漆の物性を知る―漆塗膜の劣化とその評価―
     12.より良い文化財保存環境を探す―建築環境工学によるアプローチ―

    第4 章 文化財保存・修復の取り組み―まもる―
    【総論】文化財をまもり伝える―伝統の技と保存・修復科学―
     1. 文化財修理の至技を解明する―材料と技術と高分子化学―
     2. 出土鉄製文化財の保存を劣化メカニズムから考える―収蔵、展示、そして現地保存―
     3. 新たな発想で出土木製遺物を保存する―一時保管と薬剤含浸法の新展開―
     4. 遺跡をまもる―劣化予測に基づいた環境制御による遺跡保存の可能性―
     5. 写真導入の観点から文化財をまもる―文化財の保存と記録―
     6. 膨大な作品を伝えるために―所蔵品の保存と修理のマネジメント―
     7. 多様な文化財を公開するために―立体作品の保存と修理―
     8. かそけきものをまもる―染織文化財の保存修復―
     9. 所有者の想いに寄り添う―寄託品修理のマネジメント―
     10.博物館で文化財をまもる―九州国立博物館博物館科学課保存修復室研究員の日常―
     11.文化財を災害からまもる―文化財防災における保存科学の使命―
     12.災害の記憶を伝える―被災遺構の保存科学―
     13.被災した文化財を避難させる―仮設一時保管施設における環境管理―

    第5 章 文化財保存・修復の取り組み―いかす―
    【総論】文化財を未来にいかす―保存・修復と活用の好循環―
     1. 染と織を魅せる―染織文化財の保存と活用―
     2. 法隆寺金堂壁画は語る―文化財保護の原点―
     3. 文化財をまもり、いかす―文化財活用センター保存担当の来し方行く末―
     4. 博物館・美術館の保存環境を整える―文化財活用センターの協力事業―
     5. 被災ガラス乾板を再生する―保存と活用に向けて―
     6. 被災地のくらしを取り戻すために―民俗文化財防災の課題―
     7.ネットワークで文化財を災害からまもる―地域防災体制の構築―
     8. 資料保存の担い手とともに―博物館・美術館等保存担当学芸員研修―
     9. 遺跡保存の裾野を広げる―奈文研における保存科学研修―
     10.古墳壁画をしらべ、まもり、いかす―文化庁古墳壁画室の活動―
     11.文化財をしらべ、まもり、いかすために―文化庁文化財保存科学室の活動―
     12.文化財修理の現場から見える問題―文化財保護行政の転換期―

    第6 章 文化財保存・修復のこれから
    【総論】文化財保存・修復のこれから

    本書を手に取っていただいた方へ
    【巻末資料】国立文化財機構の概要
    執筆者一覧/索引
  • 出版社からのコメント

    文化財を護り伝えていくうえで大切な「保存」と「修復」。国立文化財機構に所属する保存・修復の担当者が最前線の活動の一端を紹介。
  • 内容紹介

    文化財を護り伝えていくうえで、大切なことは「保存」と「修復」である。人々が文化財を大切に保存し、適切な修復を行ない続けてきたからこそ、我々は多くの文化財を目にすることができる。
    本書は独立行政法人国立文化財機構に所属する保存・修復の担当者が最前線の活動の一端を紹介するものである。

    図書館選書
    文化財を護り伝えていくうえで大切な「保存」と「修復」。人々が文化財を大切に保存し、適切な修復を行ない続けてきたからこそ、我々は多くの文化財を目にすることができる。国立文化財機構所属の各担当者が最前線の活動を紹介
  • 著者について

    早川泰弘 (ハヤカワヤスヒロ)
    東京文化財研究所副所長
    1962年 神奈川県生まれ、武蔵工業大学大学院工学研究科原子力工学専攻修了、博士(工学)、専門:分析化学・文化財保存科学。

    髙妻洋成 (コウヅマヨウセイ)
    奈良文化財研究所副所長、文化財防災センター長
    1962年 宮崎県生まれ、京都大学大学院農学研究科博士後期課程林産工学専攻研究指導認定退学、博士(農学)、専門:文化財保存科学・文化財防災学・木材科学。

    建石 徹 (タテイシトオル)
    東京文化財研究所 保存科学研究センター長、(併)文化財防災センター 副センター長
    1969年 東京都生まれ、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻(文化財科学コース)修了、博士(学術)、専門:文化財保存科学・文化財防災。

文化財をしらべる・まもる・いかす―国立文化財機構保存・修復の最前線 の商品スペック

発行年月日 2022/12/31
ISBN-10 4867070106
ISBN-13 9784867070109
ページ数 319ページ
21cm
発売社名 アグネ技術センター
判型 A5
Cコード 0070
対象 一般
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発行形態 単行本
内容 芸術総記
分類 芸術
書店分類コード T500
発売情報解禁日 2022/11/28
書籍ジャンル 芸術
言語 日本語
出版社名 アグネ技術センター
著者名 早川 泰弘
髙妻 洋成
建石 徹

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