もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ [単行本]
    • もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ [単行本]

    • ¥5,280159 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003658760

もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ [単行本]

価格:¥5,280(税込)
ゴールドポイント:159 ゴールドポイント(3%還元)(¥159相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勉誠社
販売開始日: 2022/12/28
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    誰が作ったのか?何を描いたのか?どこで作られたのか?何を伝えたいのか?稼げるのか?それは「美術」なのか?「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外…様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積している「もやもや」する問題を探る画期的な一冊!
  • 目次

    カラー口絵
    まえがき 増野恵子
    【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典

    第1部 それは美術なのか?
    明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志
    毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子
    近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子

    第2部 場はイメージとどうかかわるか?
    ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき
    エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子
    幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵
    絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作

    第3部 これも美術か?
    近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎
    絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子
    コマ絵雑考 西山純子
    命令する労働者から動員される労働者へ-プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣
    戦前 洋画壇の生活 河田明久

    第4部 イメージは何をあらわしているか?
    神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳)
    護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳)
    菊花御紋考 谷田博幸

    あとがき 安松みゆき・増野恵子
    執筆者一覧
  • 出版社からのコメント

    誰が作ったのか? 何を描いたのか? どこで作られたのか?
    何を伝えたいのか? 稼げるのか? それは「美術」なのか?
  • 内容紹介

    「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。
    江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。
    様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊!
    【図版点数200点超!】
  • 著者について

    増野恵子 (マシノケイコ)
    増野恵子(ましの・けいこ)
    1965年生まれ。早稲田大学・跡見学園女子大学非常勤講師。専門は日本近代美術史(明治の挿絵・印刷史)。
    著書・論文に「聖と俗の天皇肖像―明治天皇「御写真」と非公式肖像」(共著、塩谷純・ 恵美千鶴子・増野恵子 『天皇の美術史 近代皇室イメージの創出―明治・大正時代』吉川弘文館、2017年)、「明治期における図像の政治学―錦絵と石版画の天皇像の比較」(『美術フォーラム21』41号、2020年)などがある。

    安松みゆき (ヤスマツミユキ)
    安松みゆき(やすまつ・みゆき)
    1959年生まれ。別府大学文学部大学院教授。専門は西洋近代美術史、日独美術交流史。
    著書・論文に『ナチス・ドイツと《帝国》日本美術―歴史から消された展覧会』吉川弘文館、2016年)、「原田直次郎がドイツに伝えたもの―画家「ツェツィーリエ」の日本的な作品をとおして」(『近代画説』25、明治美術学会、2016年)などがある。

    河田明久 (カワタアキヒサ)
    河田明久(かわた・あきひさ)
    1966年生まれ。千葉工業大学教授。専門は近代日本美術史。
    著書に『イメージのなかの戦争―日清・日露から冷戦まで』(共著、岩波書店、1996年)、『戦争と美術 1937-1945』(共編著、国書刊行会、2007年)、『日本美術全集 18巻 戦争と美術』(編著、小学館、2015年)などがある。

    志邨匠子 (シムラショウコ)
    志邨匠子(しむら・しょうこ)
    1966年生まれ。2020年歿。元秋田公立美術大学大学院教授。博士(文学)・早稲田大学。専門は日米美術交流史、近代書道史。
    著書・論文に『世紀転換期のアメリカにおける日本美術受容』(博士論文、早稲田大学提出、2003年)、「GHQとアメリカ絵画―CIEのアメリカ絵画展計画(一九四八)とその周辺」(『秋田公立美術大学紀要』秋田公立美術大学附属図書館運営委員会紀要編集委員会編、2019年)などがある。

    瀧井直子 (タキイナオコ)
    瀧井直子(たきい・なおこ)
    上智大学ほかで非常勤講師。専門は戦前のアメリカ美術史および日米美術交流史。
    論文に「国吉康雄とアメリカン・フォーク・アート」(『夢見るモダニティ、生きられる近代―アート・社会・モダニズム』(アメリカ美術叢書Ⅱ、ありな書房、2017年)などがある。

    奥間政作 (オクマセイサク)
    奥間政作(おくま・せいさく)
    1973年生まれ。早稲田大学非常勤講師。専門は日本近代美術史・沖縄イメージ研究。
    著書・論文に「「沖縄戦」と美術」(『美術史研究』第46冊、早稲田大学美術史学会、2008年)、「戦(いくさ)は描かれたか―米軍統治下(アメリカ世)における沖縄戦の記憶」(『記憶の痕跡―WIJLC報告』早稲田大学国際日本文学・文化研究所、2011年)などがある。

    石井香絵 (イシイカエ)
    石井香絵(いしい・かえ)
    一九八三年生まれ。早稲田大学招聘研究員・非常勤講師、日本大学・共立女子大学非常勤講師。
    専門は近代日本美術史。
    論文に「明治期京都洋画における和洋融合形態の展開」(『表象・メディア研究』六号、二〇一六年)、「少年雑誌のなかの生巧館製木口木版の変遷」(人間文化研究機構 国文学研究資料館編『木口木版のメディア史―近代日本のヴィジュアルコミュニケーション』勉誠出版、二〇一八年)、「牧野克次の画業―京都・ニューヨーク時代を中心に」(『比較文学年誌』五五号、二〇一九年)などがある。

もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:増野 恵子(編者代表)/安松 みゆき(編)/河田 明久(編)/志邨 匠子(編)/瀧井 直子(編)/奥間 政作(編)/石井 香絵(編)
発行年月日:2022/12/20
ISBN-10:4585370048
ISBN-13:9784585370048
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:教養
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:455ページ
縦:21cm
他の勉誠社の書籍を探す

    勉誠社 もやもや日本近代美術―境界を揺るがす視覚イメージ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!