音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠から探るその可能性(DOJIN BUNKO) [文庫]
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音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠から探るその可能性(DOJIN BUNKO) [文庫]

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出版社:化学同人
販売開始日: 2023/02/13
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音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠から探るその可能性(DOJIN BUNKO) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。そのエビデンスはどこまで確立しているのか。有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介する。内容を大幅にアップデートして文庫化。
  • 目次

    序章 この本を手にされた方へ

    第1章 音楽療法を科学する
    一 エビデンスとは何か?(エビデンスの重要性を明らかにした研究/EBMはどのように確立されるか/エビデンスの源としての論文/もっとも信頼できるエビデンス:コクラン・ライブラリー/ハゲタカジャーナルに注意!/エビデンスを広げるための研究/治療として成立するために)
    二 音楽がヒトに与える効果の測り方(研究方法/脳賦活化実験では何をみているのか/脳画像、光るだけでは意味はない/コインの両面としての症例研究と脳賦活化実験/音楽の脳内メカニズム/神経細胞の構造/脳の可塑性と音楽)
    三 音楽療法概説(定義と分類/歴史と大原則/効果判定の方法)

    第2章 認知症と音楽療法
    一 認知症とは?(認知症を取り巻く状況/認知症の定義と症状/症候名としての認知症と“治る認知症”)
    二 認知症の非薬物療法(非薬物療法の種類/運動療法の効果/運動が認知機能を改善させるメカニズム/非薬物療法の光と影
    三 認知症に対する音楽療法(中核症状に有効性を示した音楽療法/エビデンスとしてほぼ確立したBPSDへの音楽療法/多面的な取り組みとしての音楽療法/音楽療法のコストパフォーマンス/原因疾患によって音楽療法の内容が異なる?/認知症に対する音楽療法の可能性と課題)
    四 御浜・紀宝プロジェクト(○○しながら運動すると……/音楽体操による高齢者の認知機能への効果:御浜・紀宝プロジェクト/音楽伴奏は健常高齢者の認知機能を高める:御浜・紀宝プロジェクト・パート1/スキャンプロジェクト・パート1/音楽体操の認知症患者への効果:パート2/音楽体操の長期効果:フォローアップ・プロジェクト)/これまでに何がどういう検査で調べられているのか?

    第3章 失語症と音楽療法
    一 失語症とはどんな症状か(国民病ともいえる失語症/脳の見方を変えたガルの骨相学/失語症の最初の報告:ブローカによるタン氏/失語症の分類と症候/失語症の原因疾患/音楽と言語の共通原理/歌唱を用いた失語症訓練)
    二 メロディック・イントネーション・セラピー(MIT)(MITはどんな方法か/MITが脳に及ぼす影響/“なんちゃってMIT”の罪)
    三 MIT日本語版の効果(慢性期失語症患者の発話と理解を改善する/短期集中訓練による脳の変化/効果が得られた脳内機序/日本メロディックイントネーションセラピー協会の設立)

    第4章 パーキンソン病と音楽療法
    一 パーキンソン病とは(再発見されたパーキンソン病/パーキンソン病の症状/パーキンソン病の原因と治療/パーキンソン症候群)
    二 パーキンソン歩行に対する音楽療法(これまでの報告/メンタル・シンギングを用いた音楽療法/リズム認知の脳内メカニズムと音楽療法の効果)

    第5章 脳卒中と音楽療法
    一 脳卒中とはどのような症状か(分類と症状/脳卒中が起こる要因/治療方法)
    二 麻痺や運動機能に対する音楽療法(楽器を用いた訓練は上肢の麻痺を改善する/電子楽器を用いた取り組み/音楽聴取は脳卒中患者の改善を促進する/自宅療養している慢性期の脳卒中患者に対する音楽療法の有効性/脳卒中に対する音楽療法のこれまでの知見/電子楽器サイミスを用いた上肢のリハビリの試み)
    三 半側空間無視に対する音楽療法(半側空間無視の症状/検査方法/なぜ半側空間無視は発症するのか/半側空間無視と意識の関係/半側空間無視への音楽療法)

    第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法(コクラン・ライブラリーにおける音楽療法の報告/睡眠障害/呼吸器疾患/痛み/エビデンスを確立する上で重要な五つのポイント/音楽療法の内分泌・免疫系への影響)

    第7章 音楽療法の未来を拓く(ホスピスでの情景/病院で音楽活動をするということ/患者の前に立つ際に求められること/現場からの理解を妨げる音楽療法士/音楽療法に副作用はない?/私の取り組み/百里の道も一歩から)

    あとがき
    文庫版あとがき
    巻末資料
    略語・用語集
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    認知症やパーキンソン病などに対する音楽療法の有効性は? 最新の知見を盛り込み,そのエビデンスを検証する.
  • 内容紹介

    音楽の持つ,心理的,社会的,生理的な効果を応用して医療に役立てる「音楽療法」.非薬物療法の一つとして,認知症,失語症,パーキンソン病などの疾患への活用が期待されているが,エビデンスは十分に確立されているわけではない.有効性の検証が進んでいるもの,まだ研究途上にあるものが入り混じった状態だ.本書では,広く受け入れられる音楽療法のあり方を,自身の体験も交えながら考える.最新の知見を盛り込み,内容を大幅にアップデートして文庫化.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 正之(サトウ マサユキ)
    1963年、大阪生まれ。86年、相愛大学音楽部器楽科卒業。音楽教諭を経て、2002年、三重大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、東京都立産業技術大学院大学認知症・神経心理学講座特任教授。専門は神経内科学、神経心理学、認知症医療学。認知症や、失語をはじめとする高次脳機能障害の診療を通して、ヒトの脳機能なかでも音楽の脳内認知機構を中心に研究するとともに、音楽療法のエビデンスの確立を目指して活動している

音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠から探るその可能性(DOJIN BUNKO) の商品スペック

商品仕様
出版社名:化学同人 ※出版地:京都
著者名:佐藤 正之(著)
発行年月日:2023/02/10
ISBN-10:4759825126
ISBN-13:9784759825121
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:160g
その他:『音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠を検証する』加筆・修正・改題書
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