よき時を思う [単行本]

よき時を思う [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、家族のための豪華絢爛な晩餐会。そこに秘められた、十六歳の日のある出会いと別れの記憶。一人の命が今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編！

• 出版社からのコメント

  90歳を迎えた祖母からの特別な晩餐会への招待。子や孫はそれぞれの思いを胸に一夜限りの宴へと向かう。感動長編、待望の刊行！

• 内容紹介

  よき時、それはかつての栄光ではなく、光あふれる未来のこと。
  
  いつか、愛する者たちを招いて晩餐会を－－
  九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、豪華絢爛な晩餐会。
  子どもたち、孫たちはそれぞれの思いを胸にその日を迎える。
  徳子おばあちゃんは、なぜ出征が決まった青年と結婚したのか?
  夫の戦死後、なぜ数年間も婚家にとどまったのか?
  そしてなぜ、九十歳の記念に晩餐会を開くことにしたのか?
  孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、秘められた苦難と情熱を知る－－。
  一人の命が、今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編!
  
  ■著者紹介
  宮本 輝(みやもと・てる)
  1947年兵庫県生まれ。追手門学院大学文学部卒業。77年「泥の河」で太宰治賞、78年「螢川」で芥川賞、87年『優駿』で吉川英治文学賞、2004年『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、09年『骸骨ビルの庭』で司馬遼太郎賞、19年「流転の海」シリーズ完結で毎日芸術賞を受賞。著作に、『水のかたち』『田園発 港行き自転車』『草花たちの静かな誓い』『灯台からの響き』など。10年秋に紫綬褒章、20年春に旭日小綬章を受章。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮本 輝(ミヤモト テル)
  １９４７年兵庫県生まれ。追手門学院大学文学部卒業。７７年「泥の河」で太宰治賞、７８年「螢川」で芥川賞、８７年『優駿』で吉川英治文学賞、２００４年『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、０９年『骸骨ビルの庭』で司馬遼太郎賞、１９年「流転の海」シリーズ完結で毎日芸術賞を受賞。１０年秋に紫綬褒章、２０年春に旭日小綬章を受章

よき時を思う [単行本] の商品スペック