『リア王』(七五調訳シェイクスピアシリーズ〈3〉) [単行本]

『リア王』(七五調訳シェイクスピアシリーズ〈3〉) の 商品概要

• 目次

  1（リア王の宮殿／グロスター伯爵の居城／オルバニー公爵の館の一室／オルバニー公爵の館の玄関／オルバニー公爵の館の庭）2（グロスター伯爵の居城の庭／グロスター伯爵の居城の前／森の中／グロスター伯爵の居城の前）3（嵐　雷鳴　荒野／荒野の別の場所／グロスター伯爵の居城の一室／荒野　小屋の前／グロスター伯爵の居城の一室／農家の部屋／グロスター伯爵の居城の一室）4（荒野／オルバニー公爵の館の前／ドーヴァー近くのフランス軍の陣営／同前／グロスター伯爵の居城の一室／ドーヴァー近くの田舎／フランス軍の陣営）5（ドーヴァー近くの英国軍の陣営／英仏両軍の間の戦場／ドーヴァー近くの英国軍の陣営）

• 出版社からのコメント

  シェイクスピアが37歳のときに書いた作品で人生哲学に触れられる悲劇の最高傑作

• 内容紹介

  シェイクスピアは52歳という若さで亡くなっている。悲劇の最高傑作と呼ばれる『リア王』は、彼が37歳ぐらいのときに書かれた作品である。若くしてよくこんなキレる老人の話が書けたものだと敬服する。翻訳にはアーデン版『リア王』を用いた。10種類もの多くの原典がある中でこれを選んだのは、亡き妻がロンドンで英文学を学んでいたときのテキストであり、ここに彼女の貴重な多くの書き込みがあったからである。とても参考になった。現代という時代、この作品を読まれた方の多くは、リア王の強い思い込みと激情に駆られて即断するという「愚かな罪」に対しては、「罰」が厳しすぎるのでは？と思われるのではないだろうか ……　いつかまた原作品や改作のほうが良しとされる日が来るかもしれない。これは人々の受容性、感性しだいだ。（あとがきより）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  今西 薫(イマニシ カオル)
  京都市生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業、同志社大学英文学部前期博士課程修了（修士）、イギリス・アイルランド演劇専攻。元京都学園大学教授

• 著者について

  今西 薫 (イマニシ　カオル)
  京都市生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業、同志社大学英文学部前期博士課程修了（修士）、イギリス・アイルランド演劇専攻。元京都学園大学教授。著書多数。

『リア王』(七五調訳シェイクスピアシリーズ〈3〉) の商品スペック