大角先生よろず覚え書き(ハヤカワ文庫) [文庫]

大角先生よろず覚え書き(ハヤカワ文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  文政三年、武士の藤兵衛は湯島の蕎麦屋で枯れ木のような男に出逢う。噂ではよろず相談事に力を貸すというその人、国学者の大角先生は、藤兵衛こそ選ばれし者だから自分の弟子になれと叫ぶ。二人が師弟となり江戸の悩める人を救う！？ある日、先生の塾に思いつめた女人が来訪、祝言をあげるはずの男が神隠しに遭ったと泣く。胡散くさいと藤兵衛は思うが、探索してみると途方もない裏が…お人好しの二人が、江戸をゆく！

• 内容紹介

  根っからの善人の武士・藤兵衛と、どこか浮世離れしてた国学者・大角先生が、近々祝言をあげるはずだった男の神隠しの謎に挑む。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  時武 里帆(トキタケ リホ)
  １９７１年、神奈川県生まれ。文学部出身の元海上自衛官。時武ぼたん名義のデビュー作『ウェーブ　小菅千春三尉の航海日誌』以来、一貫して海上自衛隊の護衛艦を舞台とした小説を発表してきたが、『大角先生よろず覚え書き』で日本文学専攻の原点にかえり、新境地を拓く

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