句集 朱雀 [単行本]

句集 朱雀 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  寧々の道―平成二十三年まで
  飛火野の空―平成二十四年～二十六年
  残る条坊―平成二十七年～二十八年
  祇園路地―平成二十九年～三十一年
  佐保に摘む―令和元年～三年

• 内容紹介

  ◆第一句集
  
  秋燕に開け放たるる朱雀門
  
  「朱雀」を見つめる目の優しさが句集全体に行き渡る。古都の風景や生活をしのばせる靜江さんの作品に毎月どんなに胸をときめかせて拝見してきたことか。
  
  序・松浦加古
  
  ◆自選十句
  双蝶の白そら高く禁裏へと
  子には子の数珠を鞄に入学す
  馬鈴薯を嬉々とし植うる帰郷かな
  佐保姫と国見の丘や鳥も来よ
  一念の父祖につながる迎鐘
  夜学子を待つ母のゐて駅舎の灯
  秋燕に開け放たるる朱雀門
  天高し香尽きるまで師の墓前
  室咲の供花その中に蘭の花
  しぐれては竹すすり泣く嵯峨野かな

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  福井 靜江(フクイ シズエ)
  １９５３年（昭和２８年）奈良県天理市生まれ。２０１６年（平成２８年）鳳蝶賞受賞

• 著者について

  福井靜江 (フクイシズエ)
  1953年（昭和28年） 奈良県天理市生まれ
  2001年（平成13年） 「蘭」入会
  2013年（平成25年） 蘭賞受賞　「蘭」同人
  2015年（平成27年） 俳人協会会員
  2016年（平成28年） 鳳蝶賞受賞

句集 朱雀 [単行本] の商品スペック