装飾古墳の謎(文春新書) [新書]
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装飾古墳の謎(文春新書) [新書]

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出版社:文藝春秋
販売開始日: 2023/01/19
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装飾古墳の謎(文春新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    石室内が赤、緑、黄、黒などの図文で彩られた装飾古墳は、なぜ九州と関東周辺に集中し、近畿にはほとんど存在しないのか。筑紫君磐井の乱の敗北をその理由とする通説に反証し、世界的視座から「謎」に迫る。
  • 目次

    はじめに 3

    第1章 装飾古墳とは何か 15
    装飾古墳の分類/描かれた文様と顔料/装飾古墳に描かれたもの/文様に込められた意味を探る(三角文)/文様に込められた意味を探る(円文)/装飾古墳の築造年代と分布

    第2章 研究の略史とデジタル・アーカイブ化 57
    江戸時代の記録/京都帝国大学による調査/桂川王塚古墳の発見/戦後の取り組み/保存への取り組みの本格化/デジタル・アーカイブの導入/装飾古墳のデジタル・アーカイブの方法/3次元データを研究・保存活用へ/文化財保存の未来へ向けて

    第3章 筑紫君磐井の乱敗戦が装飾古墳を生んだのか? 77
    通説の提唱/筑紫君磐井の乱とは/古事記と日本書紀にみる磐井の乱/筑後国風土記にみる磐井の乱/石人石馬/石人石馬から装飾古墳へ/通説に反証する

    第4章 なぜ古墳時代の中心地・近畿に少ないのか? 103
    古墳の装飾は誰のためなのか/飾られた死者の空間演出/古墳時代の埋葬施設/九州と近畿の横穴式石室の違い/「飾られた死者」と「隠された死者」/東日本の装飾古墳/白土の意味/黄泉国神話/文化によって異なる死のイメージ/黄泉国への副葬品/横穴式石室はいつ普及したのか/なぜ継体は黄泉国神話を広めたのか/淀川水系にいた土師氏/抵抗勢力となった磐井

    第5章 装飾古墳が九州に多いのは中国に近いからなのか? 135
    高松塚古墳やキトラ古墳は装飾古墳なのか/装飾古墳と壁画古墳の違い/絵を描く時のルール/もし、○○人が高松塚古墳の「飛鳥美人」を描いたら/装飾古墳の絵は稚拙な絵なのか/日本だけで理解することの限界

    第6章 装飾古墳への旅、日本から世界へ 147
    エジプト/ヌビア/メソポタミア・ペルシャ/ギリシャ・マケドニア・トラキア/トルコ/エトルリア/チュニジア・キプロス/戦国時代までの中国/秦・漢・南北朝時代の中国/隋・唐時代以降の中国/モンゴル・契丹(遼)/高句麗・百済・加耶・新羅/先史ヨーロッパ/ペルシャ湾岸地帯

    第7章 近年、注目される装飾墓の調査 175
    (1)インドネシアの装飾墓
    研究史/レンバク古墓群の発見と装飾墓の系譜/現地入り/埋葬施設と彩色壁画
    (2)中央アメリカの装飾墓
    マヤの装飾墓/オアハカの装飾墓/中央アメリカの装飾墓の伝統
    装飾墓を他地域と比較する視点

    第8章 装飾古墳は洞窟壁画と関係があるのか? 203
    装飾古墳と洞窟壁画はどのように描かれたのか/クロマニョン人(旧石器時代)の観察眼/古墳時代人の動物観察眼/洞窟壁画の特徴/写実的な動物と様式的な人物/ホモ・ピクトール(絵描き人)の遺伝子/装飾古墳の展開~収斂する装飾古墳~/装飾古墳・装飾墓の人物表現を整理する/装飾棺の展開/彩色壁画が主体ではない装飾墓/飾られる墓を生み出した死生観とは?

    第9章 装飾古墳・装飾墓と王墓 237
    時期・地域が偏在する王墓/王墓の登場とその背景/構造上の特徴と成立要因/葬送儀礼/埋葬される王とはどんな人物だったのか/王墓と装飾古墳・装飾墓の比較考古学

    おわりに 260

    参考文献 263

    【付録】見学できる装飾古墳、関連展示のある国内の博物館 270
  • 出版社からのコメント

    石室が赤、緑、黒などで彩られている装飾古墳は、なぜ九州と関東の一部にしか存在しないのか? その謎に世界的な視座から取り組む。
  • 内容紹介

    石室内部が赤、緑、黄、黒などの文様で、あざやかに彩られる装飾古墳。
    4世紀半ばから7世紀にかけて現れた「古代のアート」は多くの謎を秘めている。
    カラー図版を多数使って、その謎に世界的視座から迫る。

    ・九州と関東周辺に集中し、近畿に少ないのはなぜなのか?
    ・装飾古墳が九州に多いのは、中国に近いからなのか?
    ・筑紫磐井の乱の敗北が装飾古墳を生んだという通説は本当か?
    ・なぜ埋葬施設に人に見せるための装飾をするのか?
    ・海外にも装飾された埋葬施設は存在するのか?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河野 一隆(カワノ カズタカ)
    1966年生まれ。福岡県出身。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学、奈良大学)。独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館学芸部長

装飾古墳の謎(文春新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文藝春秋
著者名:河野 一隆(著)
発行年月日:2023/01/20
ISBN-10:4166613901
ISBN-13:9784166613908
判型:新書
発売社名:文藝春秋
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:18cm
重量:187g
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