「伝統」が制度化されるとき―日本占領期ジャワにおける隣組 [単行本]
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「伝統」が制度化されるとき―日本占領期ジャワにおける隣組 [単行本]

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出版社:春風社
販売開始日: 2023/02/14
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「伝統」が制度化されるとき―日本占領期ジャワにおける隣組 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現在のインドネシアでは、地域社会での奉仕活動がゴトン・ロヨンの名で行われており、それが国民的「伝統」として語られているが、その端緒は日本占領下のジャワにおいて日本の隣組制度が導入・推進されたことにある。本書はこの歴史を、「伝統」慣習の制度化や、相互扶助を重んじる「伝統」の実践者へと住民たちが自らなっていった過程としてあとづける。
  • 目次


    第一章 「伝統」との邂逅―旧慣制度調査委員会      
    第二章 「伝統」の端緒―ロンダ(夜警)制度の警防団への編入 
    第三章 「伝統」の萌芽―隣組制度の段階的導入
    第四章 「伝統」の展開―隣組制度のジャワ全土への導入
    第五章 「伝統」の弁証法―隣組の機能「権力の機制」と「住民の互酬」
    第六章 「伝統」の鼓吹―隣組制度の推進政策
    第七章 「伝統」の視聴―隣組制度の宣伝政策
    第八章 「伝統」の貫徹―隣組とジャワ奉公会
    第九章 「伝統」の再発見―スカルノによる「伝統」の概念化・鼓吹とジャワ軍政
    終章 「伝統の制度化」の今日的文脈

    謝辞     
    参考文献  
    資料     
    年表     
    索引     
  • 出版社からのコメント

    日本占領期ジャワで日本の隣組制度がどのように導入され、独立後いかに展開したのかを、ゴトン・ロヨンという「伝統」に着目し考察。
  • 内容紹介

    日本占領下のジャワにおいて日本の隣組制度が導入・推進され、独立後にもそれは新たな形態で繰り返し展開された。本書はこの歴史を、ゴトン・ロヨンというジャワの「伝統」慣習が制度化され、住民たちが相互扶助を重んじる「伝統」の実践者へと自らなっていった過程としてあとづける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小林 和夫(コバヤシ カズオ)
    創価大学文学部人間学科教授。歴史社会学、戦争社会学、インドネシア地域研究
  • 著者について

    小林和夫 (コバヤシカズオ)
    小林和夫(こばやし・かずお)
    創価大学文学部人間学科教授。
    歴史社会学、戦争社会学、インドネシア地域研究。
    主な著作に、「日本占領期ジャワにおける「喜捨」の制度化」―バンドゥン県のバイトゥル・マル(baytoel-mal)を中心として」(中野毅、平良直、粟津賢太、井上大介編『占領改革と宗教―連合国の対アジア政策と複数の戦後世界』専修大学出版部、2022年)、  「大東亜共栄圏構想と国民のアジア語学習―馬来語の事例」(『社会学評論』69(3)、2018年)、「日本占領期ジャワにおける占領統治と衛生の確立」(『戦争社会学研究』2、2018年)など。

「伝統」が制度化されるとき―日本占領期ジャワにおける隣組 の商品スペック

商品仕様
出版社名:春風社 ※出版地:横浜
著者名:小林 和夫(著)
発行年月日:2023/02/13
ISBN-10:4861108241
ISBN-13:9784861108242
判型:A5
発売社名:春風社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:436ページ
縦:21cm
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