日本の経済外交―新たな対外関係構築の軌跡 [単行本]
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日本の経済外交―新たな対外関係構築の軌跡 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/01/28
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日本の経済外交―新たな対外関係構築の軌跡 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後、日本は独自の経済外交を追求し、それは一種の「成功物語」と見られてきた。しかしその影には見過ごされてきた問題や、のちに課題となる種があったのではないのか?本書では冷戦期、経済大国期、経済外交の超克期、経済外交の再構築期の4つの時期に区分し、安全保障とは距離を置く経済外交という「実験」の実像を、新たな史料や理論的展開によって照らし出す。
  • 目次

    はじめに

    序章 日本の経済外交の構図――吉田路線のジレンマと再編[大矢根聡]
     はじめに
     1 経済外交の原点としての吉田路線――その潜在的ジレンマ
     2 冷戦期における経済外交の推進――自制と補完の対外関係(戦後~1960年代)
     3 経済的危機の時代の経済大国化――自制から国際的馴化へ(1970年代~1980年代)
     4 経済大国としての国際的承認の摸索――国際制度・規範の回路(1990年代~2000年代)
     5 衰退する日本の位置確保の試み――国際・地域制度の転用(2010年~)
     おわりに

    第1章 賠償と経済協力の起点――なぜ一体のものとして語られるようになったのか[宮城大蔵]
     はじめに――「反省と償い」から経済協力へ
     1 賠償問題の展開と認識の変化
     2 「二本立て」の構想とその展開
     3 「東南アジア開発」という文脈
     4 交渉の妥結と賠償の変質
     おわりに――賠償と経済協力をめぐる歴史認識

    第2章 日中民間貿易における決済問題[井上正也]
     はじめに
     1 1950年代の日中民間貿易協定と決済問題
     2 LT貿易の成立と「民間」関与の制度化
     3 国際通貨体制の動揺と日中決済交渉
     4 国交正常化と決済問題
     おわりに

    第3章 日米知財制度摩擦とその帰結――コンピュータ・プログラムの法的保護をめぐって[西村もも子]
     はじめに
     1 日本における情報産業の発展
     2 アメリカにおける知的財産権の通商問題化
     3 コンピュータ・プログラムの法的保護をめぐる日米摩擦
     4 技術の標準化の動きとその帰結
     おわりに

    第4章 経済摩擦の歴史性――日本異質論の系譜[塚田鉄也]
     はじめに
     1 日本異質論
     2 黄禍論
     3 類似ケース――ドイツ問題,アメリカ問題
     おわりに

    第5章 国際協力構想と竹下外交[若月秀和]
     はじめに
     1 「世界に貢献する日本」というスローガン
     2 「国際協力構想」――異例な事務次官のイニシアティブ
     3 構想の3つの柱
     4 重要なパートナーとしての西ヨーロッパ
     5 「人的貢献」の第一歩
     6 アメリカからの「バードン・シェアリング」要求
     7 国際協力構想の文脈での竹下訪中
     8 高く評価された文化協力と曲がり角の対中ODA
     おわりに――「短命」だった構想

    第6章 環境と資源問題をめぐる国際政治と日本外交[太田宏]
     はじめに
     1 環境と資源問題の国際政治課題化
     2 化石燃料資源をめぐる国際政治と日本の対応
     3 日本の気候外交とエネルギー戦略
     おわりに――福島後のエネルギー政策と気候外交

    第7章 日本のFTA政策積極化――経済外交再構築と交渉戦術[鈴木一敏]
     はじめに――日本の通商政策転換
     1 FTA政策の変化の背景要因と農工バーター
     2 日本のFTA交渉における農工のデリンク
     おわりに――デリンク戦術確立による経済外交の推進

    第8章 外国人労働者の受け入れと経済外交――「移民政策」の継続性と変化[赤星聖]
     はじめに
     1 日本の外国人労働者受け入れ政策の継続性と変化
     2 分析枠組み――経済外交が引き起こす制度変化
     3 「1990年体制」の成立と展開――日本の「移民政策」の起源
     4 経済外交を通した外国人労働者受け入れ
     おわりに

    第9章 東アジア地域主義における日中協力――AMROとRCEPを参考に[和田洋典]
     はじめに
     1 日中を覆う構造
     2 協力阻害要因
     3 事例分析
     おわりに――日中協調をめぐる教訓

    第10章 対韓経済制裁をめぐる対立の連鎖――相互依存の「武器化」とその錯誤[金ゼンマ・大矢根聡]
     はじめに
     1 分析枠組み
     2 分  析
     おわりに

    事項索引
    人名索引
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    日本外交の「成功物語」だったのか? 冷戦期から現在までの成果と挫折、可能性と限界、そして今に至る問題の起源にも光を当てる。

    戦後、日本は独自の経済外交を追求し、それは一種の「成功物語」と見られてきた。しかしその影では見過ごされてきた問題があったのではないか? 本書では冷戦期、経済大国期、超克期、再構築期の4つの時期に区分し、安全保障とは距離を置く経済外交という「実験」の実像を、新たな史料や理論的展開によって照らし出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大矢根 聡(オオヤネ サトシ)
    神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)を取得。金沢大学法学部助教授などを経て、同志社大学法学部教授、専門は国際関係論
  • 著者について

    大矢根 聡 (オオヤネ サトシ)
    大矢根 聡(おおやね さとし)
    神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学,博士(政治学)を取得。金沢大学法学部助教授などを経て,現在同志社大学法学部教授,専門は国際関係論。主著:『国際レジームと日米の外交構想―WTO・APEC・FTA の転換局面』(有斐閣,2012年),『国際関係論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか』(編著,勁草書房,2020年)など。

日本の経済外交―新たな対外関係構築の軌跡 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:大矢根 聡(編)
発行年月日:2023/01/20
ISBN-10:4326303212
ISBN-13:9784326303212
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:313ページ
縦:21cm
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