ヴァンサン・ダンディ―"フランス音楽"の開拓者 [単行本]

ヴァンサン・ダンディ―"フランス音楽"の開拓者 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  偉大なる芸術家の軌跡。指揮や執筆など、多方面で活躍しつつ、新しい音楽学校「スコラ・カントルム」を創設し、多くの次世代の作曲家を育てたヴァンサン・ダンディ―フランス音楽を語る上で欠かせない音楽家の生涯と作品をたどる。

• 目次

  まえがきと謝辞
  第１章　祖母の足跡
  第２章　「父」フランクと「神父」リスト
  第３章　結婚とバイロイトの誘惑
  第４章　ワーグナー崇拝と中世の鐘
  第５章　道徳を支える山の空気
  第６章　教義と象徴主義
  第７章　禁欲主義と東洋の出会い
  第８章　スコラ・カントルムの活動
  第９章　境界を打ち破って
  第10章　思想をめぐる闘争とイデオロギーの崩壊
  第11章　老兵は死なず
  第12章　地中海の夏
  
  エピローグ
  主要作品表
  訳者あとがき
  参考文献
  註
  索引

• 出版社からのコメント

  作曲や執筆など多方面で活躍しつつ、次世代の作曲家を育てた、フランス音楽を語る上で欠かせない作曲家ヴァンサン・ダンディの評伝。

• 内容紹介

  フランスの作曲家、ヴァンサン・ダンディ(1851-1931)は長い生涯の中で、作曲家としてだけでなく著述家としても活躍し、スコラ・カントルムを通して多くの次世代の作曲家を育てた。フランス音楽を語る上で欠かせないキーパーソン、待望の評伝。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  トムソン,アンドリュー(トムソン,アンドリュー／Thomson,Andrew)
  １９４４年生まれ。フリーランスの著作家、音楽評論家で、Ｔｈｅ　Ｍｕｓｉｃａｌ　Ｔｉｍｅｓ誌に評論を多数寄稿
  
  新宅 雅幸(シンタク マサユキ)
  １９４９年滋賀県長浜市に生まれる。１９７４年関西医科大学卒業。大学での勤務、ニューヨーク市での留学生活を経て、１９８８年から２０１５年まで大阪赤十字病院に病理医として勤務。定年後、現在は関西医科大学附属病院で非常勤医師として働いている。卒業後一貫して病理診断業務に携わる傍ら、主に神経病理学、婦人科病理学の分野で研究活動を行い、多数の論文を国内、海外の英文雑誌に発表している。中学生時代からのクラシック・マニアで、学生時代には大学の混声合唱団の指揮者を務めた

• 著者について

  アンドリュー・トムソン (アンドリュー トムソン)
  1944年生まれ。作家・音楽評論家。The Musical Times誌に評論を多数寄稿。著書に『シャルル=マリー・ヴィドールの生涯と時代 The Life and Times of Charles-Marie Widor』（OUP、1987年）がある。
  
  新宅 雅幸 (シンタク マサユキ)
  1949年、滋賀県長浜市に生まれる。1974年、関西医科大学卒業。大学での勤務、ニューヨーク市での留学生活を経て、1988年から2015年まで大阪赤十字病院に病理医として勤務。定年後、現在は関西医科大学附属病院で非常勤医師として働いている。卒業後一貫して病理診断業務に携わる傍ら、主に神経病理学、婦人科病理学の分野で研究活動を行い、多数の論文を国内、海外の英文雑誌に発表している。中学生時代からのクラシック・マニアで、学生時代には大学の混声合唱団の指揮者を務めた。特にセザール・フランクから「六人組」に至る近代フランス音楽を好んでいる。

ヴァンサン・ダンディ―"フランス音楽"の開拓者 [単行本] の商品スペック