さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ(メディアワークス文庫) [文庫]

さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ(メディアワークス文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  賽の河原株式会社―主な仕事は亡き人々から六文銭をうけとり、三途の川を舟で渡すこと。それが、わけあって不採用通知だらけの至を採用してくれた唯一の会社だった。ちょっと不思議なこの会社で船頭見習いとしての道を歩み始めた至。しかし、やってくる亡者の中には様々な事情を抱えたものたちがいた。三途の川を頑なに渡ろうとしない少女に、六文銭を持たない中年男性。奔走する至はやがて、彼らの切なる思いに辿り着く―。人々の生を見つめた、別れと愛の物語。

• 目次

  プロローグ
  第一話　石崩し
  第二話　すがり水
  第三話　ねがい花
  エピローグ

• 出版社からのコメント

  ただ愛され、必要とされる。それだけのことが難しかった。

• 内容紹介

  賽の河原株式会社――主な仕事は亡き人々から六文銭をうけとり、三途の川を舟で渡すこと。それが、わけあって不採用通知だらけの至を採用してくれた唯一の会社だった。
  ちょっと不思議なこの会社で船頭見習いとしての道を歩み始めた至。しかし、やってくる亡者の中には様々な事情を抱えたものたちがいた。
  三途の川を頑なに渡ろうとしない少女に、六文銭を持たない中年男性。奔走する至はやがて、彼らの切なる思いに辿り着く――。人々の生を見つめた、別れと愛の物語。
  
  
  図書館選書
  佐倉至が入社したのは三途の川で渡し舟を営む「賽の河原株式会社」。そこで至は様々な事情を抱えた亡者と出会う。川を渡りたくない少女に渡れない中年男性。奔走する至に彼らが語ったのは悲痛な心の叫びだった――。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  塩瀬 まき(シオセ マキ)
  岡山県出身。第２９回電撃小説大賞に応募した『賽の河原株式会社』が“メディアワークス文庫賞”を受賞し、改題した本作でデビュー

• 著者について

  塩瀬　まき (シオセ　マキ)
  第29回電撃小説大賞に応募した『賽の河原株式会社』が《メディアワークス文庫賞》を受賞し、デビューを果たす。

さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ(メディアワークス文庫) の商品スペック