マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から [単行本]
    • マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から [単行本]

    • ¥6,380192 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003667487

マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から [単行本]

価格:¥6,380(税込)
ゴールドポイント:192 ゴールドポイント(3%還元)(¥192相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東北大学出版会
販売開始日: 2023/02/04
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人は、愛されて愛を知り、愛し返して初めて“人間”となる。愛とは、愛する相手の存在を無条件的全体的に肯定することであり、しかもこのような「愛と応答愛」の関係以外には“人間の尊厳”が輝き出るところはない、とシェーラーは説く。本書が論証するのは、この主張が、シェーラーが現代倫理学の根本問題として提起しながらも、答える前に急逝した以下の問い、つまりは、“歴史の広大な発達段階のうちに常に新たに入り込んでいく自己意識と自己価値意識の昂進は、一箇の人間が徐々に自己の真実の尊厳の意識に近づいていく歴史であるのか、あるいはたんに誇大妄想の歴史でしかないのか?”という問いへの彼の答えだということである。
  • 目次

    第一章 起点としての〈尊厳死〉の「尊厳」問題
    第二章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その一)
    第三章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その二)
    第四章 「愛の秩序」としての「同情感情の基礎づけ法則」(その三)
    第五章 〈精神化した高次の自愛〉としての「道徳的な自愛」の主体
    第六章 人間的「人格」の「生成と存在」の場としての「社会的統一態」
    第七章 「欲得社会」での「最高の自己愛」としての「真正な自己愛」
    第八章 「倫理的宇宙」としての「教会」の一員となる「真正な自己愛」の主体
    第九章 シェーラーの描く「倫理的に価値ある人格」像とその破棄
    第十章 シェーラーを導いていた〈いま一つ〉の「倫理的に価値ある人格」像
    第一一章 シェーラーの倫理思想の今日的な意義―結語に代えて
  • 出版社からのコメント

    現象学的な実質的価値倫理学を説いたマックス・シェーラーの思想の今日的な意義を解明し、新たな〈シェーラー倫理学〉像を描き出す。
  • 内容紹介

    本書の核心は次の二点の論究である。⑴ シェーラーの「倫理学的人格主義」の中核であり、自己自身が〈間主体的な実存〉であると了得する人間の「自己集中」の過程として説かれている〈倫理的人格の生成と存在〉論の根底には、〈人間の尊厳は奈辺に存するか〉という問いが潜むこと。 ⑵ それに答える過程でシェーラーの企てた、ニヒリズムを秘めた西欧近代市民社会(ゲゼルシャフ)の〈相対化〉や、〈実存的・絶対的〉な「愛と応答愛」の「倫理」としての称揚が、前世紀でのレヴィナスやコフート等の思想形成の直接的な基盤だということ。。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩谷 信(イワヤ マコト)
    1942年秋田県に生まれる。1966年東北大学文学部卒業。1971年東北大学大学院文学研究科実践哲学専攻博士課程単位取得退学。東北大学文学部助手(宗教学・宗教史学講座)、八戸工業高等専門学校助教授、東北学院大学教養学部言語文化学科教授を経て、2010年に退職。現在は東北学院大学人間情報学研究所客員研究員
  • 著者について

    岩谷 信 (イワヤ マコト)
    1942年秋田県に生まれる。1966年東北大学文学部卒業。1971年東北大学大学院文学研究科実践哲学専攻博士課程単位取得退学、東北大学文学部助手(宗教学・宗教史学講座)、(八戸工業高等専門学校助教授、東北学院大学教養学部言語文化学科教授を経て、2010年に退職。現在は東北学院大学人間情報学研究所客員研究員。著書:『生きることの探求・西欧思想史におけるその展開』(共著)川島書店、1977年。『西洋倫理思想史』(共著)朝日出版社、1993年。翻訳書:『シェーラー著作集 第七巻 人間における永遠なるもの(下)宗教の諸問題(宗教復興のために)』(共訳)白水社、1978年。『ニコライ・ハルトマン 哲学入門』(共訳)晃洋書房、1981年。

マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から の商品スペック

商品仕様
出版社名:東北大学出版会 ※出版地:仙台
著者名:岩谷 信(著)
発行年月日:2023/01/26
ISBN-10:4861633788
ISBN-13:9784861633782
判型:A5
発売社名:東北大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:356ページ
縦:21cm
他の東北大学出版会の書籍を探す

    東北大学出版会 マックス・シェーラーの倫理思想―"倫理的人格の生成と存在"の視座から [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!