羊と日本人―波乱に満ちたもう一つの近現代史 [単行本]
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羊と日本人―波乱に満ちたもう一つの近現代史 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2023/03/27
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羊と日本人―波乱に満ちたもう一つの近現代史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    明治維新、植民地朝鮮、農村恐慌、満蒙開拓、御料牧場、三里塚…忘れられた日本の緬羊史を在野の若手研究者が独自の視点でとらえ、執念とも言える膨大で緻密な調査と関係者への聞き取りで浮かび上がらせた、渾身のノンフィクション。
  • 目次

    プロローグ──忘れられた牧羊史
    羊の記憶
    二枚の絵葉書より
    発掘された記録映画
    空港から見た景色
    第一章 創業の志
    本邦初の牧羊部門
    開牧者たち──岩山敬義とアップジョーンズ
    下総牧羊場の誕生
    「十万頭」増殖計画
    羊の病の波紋
    有望な牧羊生徒
    ジョンス遭難
    牧羊事業が残したもの
    牧羊家になった侍たち
    開牧者の最期
    第二章 前途を拓く
    駒場の初穂──新山荘輔
    藤波言忠に随行志願
    御料牧場創設へ
    畜産経済──三里塚の生い立ち
    「畜主耕従」の経営改革
    外山御料牧場と小岩井農場
    日清戦争と日本毛織の創立
    日露戦後の外地展開
    獣疫と乳肉──時重初熊と佐藤悠次郎
    下総の家畜輸入と羊の改良
    去りゆく時代
    第三章 「緬羊」時代の到来
    北海道の牧羊創業期
    開拓地と牧羊──北村の取り組み
    外地へ渡る──新渡戸稲造と後輩たち
    石澤達夫の牧羊実験
    月寒と滝川の開業──立案者・岩波六郎
    羊毛飢饉──国内自給と大陸の可能性
    「百万頭」の羊たち──緬羊飼育を奨励す
    緬羊課のホープ・岸良一
    外地の緬羊奨励──朝鮮・樺太・満州
    下総の成熟期──辻正章と新山荘輔の引退
    関東大震災と行政整理
    第四章 ユートピアの伴侶
    十勝鹿追で始まった牧羊業──アメリカ帰りの小室道郎
    ハイカラな牧羊場──知性の人・熊代好一
    アメリカから朝鮮へ──井上厳二の牧場経営
    新国家建設と岸良一の渡満
    動き出した満蒙開拓移民──中村孝二郎の赴任
    開拓に寄り添った技術者たち──田村一郎と吉崎千秋
    鐘紡の牧羊事業と農政学者・池本喜三夫
    ニュージーランドに学ぶ──牧草研究家・川瀬勇と羊の関わり
    羊毛専門家・井島重保の満蒙調査
    朝鮮半島の「北羊」政策と旗振り役・鎌田澤一郎
    「緬羊船」の波紋
    疲弊する農村と羊の需要  
    第五章 戦争と羊
    三度目の緬羊国策
    龍爪緬羊牧場を拓く
    日米開戦前夜の大量輸入
    田村場長の決意
    牧場に落ちる影
    獣疫学者たちの戦時期
    満蒙へ向かう二人
    日米開戦
    緬羊報国
    戦争末期の下総──那須分場を拓く
    第六章 復興を支える
    敗戦難民
    畜産技術者たちの挽歌
    北海道に戻った二人
    出番を待ちながら
    引き継がれた夢
    生かされた人
    農地改革と大牧場の危機
    緬羊推進者たちの戦後
    いの一番の羊
    再び「百万頭」の羊たち
    エピローグ──それでも羊を飼う理由
    羊の重鎮逝く
    所得倍増と新農政
    新空港、新牧場
    牧場が去った町
    その後の羊たち
    あとがき
    主要参考文献
    取材・調査協力機関一覧
  • 出版社からのコメント

    文明開化以降の日本にはいつも羊がいた!関係者への聞き取りと膨大な調査により羊を巡る人々の生き様と波乱に満ちた牧羊史を描く
  • 内容紹介

    文明開化以降の日本には、いつも羊がいた!

    日本近代史においては、戦争や貿易摩擦、不景気や震災のなかで牧羊(緬羊:めんよう)が何度も国策とされたがそのつど挫折を繰り返してきた。戦後は御料牧場を始めとした農地解放と産業の変化等、その歴史は波乱に満ちていた。
    そこには、不屈の挑戦を続けた多くの技術官僚や民間人がいた。信念を持ってたゆまぬ努力を続けた羊をめぐる人々の生き様―忘れられた日本の緬羊史を、在野の若手研究者が独自の視点
    でとらえ、執念とも言える膨大で緻密な調査と関係者への聞き取りで浮かび上がらせた、渾身のノンフィクション!

    本書と関わりの深いキーワード:幕末、明治維新、アジア太平洋戦争、植民地朝鮮、満州、満蒙開拓、移民、引き揚げ、御料牧場、三里塚、畜産、酪農、地方史・郷土史…

    図書館選書
    忘れられた日本緬羊史。在野の研究者が、緻密で膨大な調査と関係者への聞き取りを行い、信念を持ちたゆまぬ努力を続けた羊を巡る人々の生き様と波乱に満ちた牧羊史を描くことから浮かび上がった日本人と羊の知られざる歴史!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 佳典(ヤマモト ケイスケ)
    1981年、広島県福山市松永町に生まれる。金光学園中学・高校を卒業後、上智大学外国語学部英語学科に進学。2003年中退し、海外へ。アメリカ、イギリスで映画・芸術史を専攻し、キングストン大学で学士課程を修める。帰国後、専門誌記者などを務めた後、2014年夏よりフリーランスとして執筆・翻訳業を開始。同時に、千葉県成田市三里塚の旧下総御料牧場内一哩馬場のアパートに居を移す
  • 著者について

    山本 佳典 (ヤマモト ケイスケ)
    1981年、広島県福山市松永町に生まれる。金光学園中学・高校を卒業後、上智大学外国語学部英語学科に進学。2003年中退し、海外へ。アメリカ、イギリスで映画・芸術史を専攻し、キングストン大学で学士課程を修める。帰国後、専門誌記者などを務めた後、2014年夏よりフリーランスとして執筆・翻訳業を開始。同時に、千葉県成田市三里塚の旧下総御料牧場内一哩馬場のアパートに居を移す。旅、音楽、能楽、食、酒などを好む。本書が初めての著書。

羊と日本人―波乱に満ちたもう一つの近現代史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:山本 佳典(著)
発行年月日:2023/03/21
ISBN-10:4779128633
ISBN-13:9784779128639
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:404ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:375g
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