モーツァルトのオペラ「愛」の発見(講談社学術文庫) [文庫]
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モーツァルトのオペラ「愛」の発見(講談社学術文庫) [文庫]
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モーツァルトのオペラ「愛」の発見(講談社学術文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2023/02/09
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モーツァルトのオペラ「愛」の発見(講談社学術文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    重厚なベートーヴェンやマーラーに比べ、軽妙洒脱・癒やし音楽の旗手と捉えられがちなモーツァルト。しかしその美しい旋律の陰には、残酷な仕掛けがいくつも潜んでいた―。“後宮からの逃走”~“魔笛”に至る喜劇オペラの比較と恋愛描写の変遷を、熱狂的モーツァルティアンである著者が、細部に亘って吟味・考察。既存の論評を鮮やかに覆す、画期の書!
  • 目次

    目次
    はじめに 「時代の子」としてのモーツァルト

    第一章 モーツァルトとオペラ史における愛の発見
    バロック・オペラにおける「愛のかたち」と宮廷作法
    《ポントの王ミトリダーテ》の滲む感情
    共鳴する心と18世紀

    第二章 愛の勝利 《後宮からの逃走》と青春の輝かしき錯覚
    すべては《後宮》から始まる
    パリ旅行の失意
    自由への脱出
    コンスタンツェ――愛のヒロインの誕生
    恋愛結婚の成立過程
    嫉妬――愛の実存的不安
    ヒーローになり損ねたヒーロー

    第三章 「昔はあんなに愛し合っていたのに」 《フィガロの結婚》と喜劇の臨界点
    《後宮からの逃走》の続篇としての《フィガロ》
    本気で愛してしまう人たち
    ラ・フォル・ジョルネー――狂った速さ
    メランコリーの劇としての《フィガロ》
    伯爵夫人は本当に夫を赦したのか?

    第四章 悪人は恋人たちの救世主 《ドン・ジョヴァンニ》と壊れた世界
    不吉な兆し
    モーツァルト以前のドン・ジョヴァンニ
    モーツァルト以後のドン・ジョヴァンニ
    序曲――奇怪なセレナーデ
    舞踏会のポリフォニー
    ヒーローの没落
    二つのフィナーレの謎
    主人公は本当にドン・ジョヴァンニなのか?

    第五章 臍をかんで大人になる? 《コシ・ファン・トゥッテ》と男女の化学結合
    借金まみれの生活
    「女はみんなこういうことをする」
    パートナー交換のドラマ(1)――マリヴォーからサリエリまで
    心の必然性というアナーキー
    パートナー交換のドラマ(2)――ディドロとラクロの場合
    パートナー交換のドラマ(3)――ゲーテの場合
    「こんなものさ・・・・・・!」の人間愛
    礼節の弁証法
    幸福の喜劇でもメロドラマ悲劇でもなく・・・・・・
    オペラの小説化?

    第六章 清く正しく美しく 《魔笛》と市民社会のイデオロギー
    最後の年
    転向の物語としての《魔笛》
    セレナーデからコラールへの改宗
    「法的に倫理的な愛」としての婚姻
    どこがヒーローなのか分からないヒーロー?
    コスモスになったオペラ
    いま再び――宙吊りのフィナーレ

    注釈
    文献ならびにCD、DVDガイド
    あとがき
    学術文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    恍惚、嫉妬、絶望ーー究極の不条理「恋愛」を、絶妙な技巧で描いた天才作曲家。その代表的オペラを熱烈なモーツァルティアンが詳解!
  • 内容紹介

    重厚なベートーヴェンやワーグナーに比べ、軽妙洒脱・癒やし音楽の旗手と捉えられがちなモーツァルト。しかしその美しい旋律の陰には、残酷な<仕掛け>がいくつも潜んでいた――。
    ≪後宮からの逃走≫~≪魔笛≫に至る喜劇オペラの比較と恋愛描写の変遷を、熱狂的モーツァルティアンである著者が、細部に亘って吟味・考察。既存の論評を鮮やかに覆す、画期の書!

    本書は、『恋愛哲学者モーツァルト』 (新潮選書 2008年3月刊行)を改題したものです

    内容紹介

    男と女の幸福な関係について、
    モーツァルトほど考えた作曲家がいただろうか?

    目次
    はじめに 「時代の子」としてのモーツァルト

    第一章 モーツァルトとオペラ史における愛の発見

    第二章 愛の勝利 《後宮からの逃走》と青春の輝かしき錯覚

    第三章 「昔はあんなに愛し合っていたのに」 《フィガロの結婚》と喜劇の臨界点

    第四章 悪人は恋人たちの救世主 《ドン・ジョヴァンニ》と壊れた世界

    第五章 臍をかんで大人になる? 《コシ・ファン・トゥッテ》と男女の化学結合

    第六章 清く正しく美しく 《魔笛》と市民社会のイデオロギー

    注釈
    文献ならびにCD、DVDガイド
    あとがき
    学術文庫版あとがき

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡田 暁生(オカダ アケオ)
    1960年京都生まれ。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学、京都大学人文科学研究所教授
  • 著者について

    岡田 暁生 (オカダ アケオ)
    おかだ・あけお 1960年京都生まれ。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学、京都大学人文科学研究所教授。『オペラの運命』(中公新書・2001年度サントリー学芸賞受賞)、『ピアニストになりたい!』(春秋社・2008年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『クラシック音楽とは何か』(小学館)、『音楽と出会う 21世紀的つきあい方』(世界思想社)、『音楽の聴き方』(中公新書)、『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』(第20回小林秀雄賞受賞)、共編著に『文学・芸術は何のためにあるのか?』、訳書に『テオドール・アドルノ『幻想曲風に アドルノ音楽論集』ほか多数。

モーツァルトのオペラ「愛」の発見(講談社学術文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:岡田 暁生(著)
発行年月日:2023/02/07
ISBN-10:4065308887
ISBN-13:9784065308882
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:15cm
その他:『恋愛哲学者モーツァルト』改題書
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