円形校舎に夕陽が沈む [単行本]

円形校舎に夕陽が沈む [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  春菜は、自分は生涯絶対守ろうと自分に誓った。「自分の目で見て、自分の耳で聞いたこと以外のあやふやな話は絶対に信じない」と。十七歳の冬木春菜が、初めて体験したことは、少しだけ春菜を大人にした。明るいクラスメート・親切な先輩・良い先生たちに出会えて、初めは少し不本意だった山下女子学院高等学校が、春菜は何時の間にか大好きになっていた。昭和３０年代ノスタルジックストーリー。

• 目次

  春菜の進学事情
  ちょっと前向きになった春菜の学校生活
  山下女子学院高等学校の理解不能な校則列伝
  波瀾万丈を選んだメド先輩のこと
  笹木龍子さんの自由宣言
  食後の一服？
  笹木龍子さんの家庭の構成（春菜が高校卒業後知ったこと）
  笹木龍子さんの回想
  演歌歌手の田直みなみさん
  笹木龍子さんから聞いた田直みなみさんの話
  春菜の家庭に起こった深刻な問題
  黄金町ガード下の町
  名前の問題
  おばあちゃんとの別れ
  青天の霹靂の春菜の悩み
  山下女子学院高等学校の先生方
  担任の坂下先生
  英語の梅田先生
  ウエマッチャンの駆け落ち騒動
  円形校舎に夕陽が沈む

• 内容紹介

  　昭和30年代ノスタルジックストーリー　　　　多感な高校時代
  『将来のことを考えて～』と大人は言う。　『今を精一杯生きたい』と若者は考える。
  　どれが正しいなんて、誰も決められない。　　　　どれも正しいと春菜は思う。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  福田 眞由美(フクダ マユミ)
  １９４１年神奈川県生まれ。１９６４年国學院大學文学部卒業。私立高校国語科の教諭を経て、横浜市立小学校教諭となる。２００１年定年退職後臨時任用として１年間、３年生担任。後引退

• 著者について

  福田眞由美 (フクダマユミ)
  1941年　神奈川県生まれ
  1964年　国學院大學文学部卒業
  　　　　 私立高校国語科の教諭を経て、横浜市立小学校教諭となる
  2001年　 定年退職後臨時任用として１年間、３年生担任。後引退
  
  著書
  『それでも学校は再生できる』（リベルタ出版・ばばこういち共著）
  『助走期 ─ 緑ケ丘小学校六年一組市川級』（弘報印刷自費出版センター）
  『先生、ひな子、ベリグットだった？』『痛いのいたいの飛んでいけ』
  『銀杏どおり商店街の人々』『羽鳥くんの夕日』（以上、東京図書出版会）他、教育に関するエッセイ・実践発表等

円形校舎に夕陽が沈む [単行本] の商品スペック