五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書]

販売休止中です

    • 五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書]

    • ¥88027 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003671045

五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書]

価格:¥880(税込)
ゴールドポイント:27 ゴールドポイント(3%還元)(¥27相当)
日本全国配達料金無料
出版社:市井社
販売開始日: 2023/01/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書] の 商品概要

  • 目次

    山がある
    空がある
    COVID-19 ビフォーアフター
    少年時代
    3年B組
    働く
    365歩
    ルーツ&スイーツ
    ヒョウ柄日和
    悲しき食いしんぼ
    春夏夏秋冬
    百花事典
    命の周辺
    一対 男と女
    遠い島 遠ざかる母・義母・父
      跋 草壁焰太
      あとがき
      五行歌私的年表
  • 出版社からのコメント

    隠岐島で生まれた文学少女は、五行歌に軸足を移し、「本を出す」夢を叶えた。美意識が光る一冊。
  • 内容紹介

     私は小豆島の出身だから、隠岐の島出身の中島さんの歌にはいつも注目していた。島育ちには、島育ちの気持ちがある。表題となった歌、

     山の向こうにも
     山がある
     山を越え
     知った
     美しい山

     この歌を見たとき、私は島の人の心を思い浮かべた。島の風景の延長上にあるこの山は、はるかに遠い山である。そして美しい。
     その距離感を、私は勝手に感じていた。これは、彼女の代表作だろうと。

     甲板から
     見下ろす港
     母が
     やけに小さかった
     旅立ちの日

     この対比の中に彼女の人生はあったのだと、私は解釈していた。その中間にある都会での生活歌、日常歌は、かなりリアルであり、シビアでもある。
     そのなかでも、私が『五行歌』誌で取り上げた好みの歌がいくつかある。

     あお、みずいろ、うすみどり、
     夏日の四条大橋
     行き交う人の
     まとう衣
     打ち水のよう

     息があるうちは
     収集できません
     段ボールの仔猫
     二度目の電話で
     受け付けられる

     この人は、どこまでシニカルなのかと、思ったこの歌も印象的だった。

     詩人になれなかった
     死人
     死人になった
     詩人
     どちらにもなりたくない

     詩を書く人にはかならず見てもらいたい歌である。
    (五行歌の会主宰 草壁焔太跋文より)

     叙景歌から、ちょっぴりシニカルな日常詠、そして大阪らしいユーモラスな歌も楽しめる一冊。
     巻末の、「五行歌私的年表」もユニークで楽しい。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中島 さなぎ(ナカジマ サナギ)
    島根県隠岐郡海士町(隠岐諸島中ノ島)出身。五行歌の会同人。MRWC(私設ウォーキングクラブ)所属。趣味は五行歌、みることきくことあるくこと
  • 著者について

    中島さなぎ (ナカジマサナギ)
    島根県隠岐郡海士町
    (隠岐諸島中の島)出身
    大阪府枚方市在住
    五行歌の会同人
    MRWC(私設ウォーキングクラブ)所属
    趣味は五行歌、みることきくことあるくこと。

五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:市井社
著者名:中島 さなぎ(著)
発行年月日:2023/01/25
ISBN-13:9784882082002
判型:新書
発売社名:市井社
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:151ページ
縦:18cm
他の市井社の書籍を探す

    市井社 五行歌集 あの山のむこう(そらまめ文庫) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!