「軍都」を生きる―霞ヶ浦の生活史 1919-1968 [単行本]
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「軍都」を生きる―霞ヶ浦の生活史 1919-1968 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/02/18
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「軍都」を生きる―霞ヶ浦の生活史 1919-1968 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    話は、日本で二番目に広い湖、霞ヶ浦のほとりの村での海軍飛行場建設から始まる。地域の人々は、基地経済や、基地から外出してくる軍人と、日常的にどう関わっていたのか。戦後はなぜ、自衛隊駐屯地を誘致したのか。戦争や開発、祝祭に揉まれて暮らしてきた地域住民の生活体験を、戦前から戦後にかけて、資料やインタビューをもとに、当時の豊富な写真も交えながら活き活きと描き出す。
  • 目次

     プロローグ この世界のもう一つの片隅で

    序章 基地を抱きしめて
     「魅力」という危険な問題
     軍都の饒舌
     戦後なお回帰する軍都
     軍隊と地域をつなぐ結節点のドラマ

    第1章 空に飛行機、地には下宿──戦間期の海軍航空隊は「世界の空の港」
     航空隊は観光地
     飛行機のスペクタクル
     仮装行列とキング・コング
     巨大格納庫にツェッペリン飛行船
     「国際」的な「空の港」
     墜落飛行士と農家の娘
     開拓地買収への抵抗
     農村生活の激変
     軍人向け間貸し下宿
     憧れは軍人の花嫁
      コラム➊ 聞き書きに文字の声を聴く

    第2章 盛り場は「ボイコット」、料亭で「芋掘り」── 暴力の諸形態 
     繁栄と底辺
     婦女暴行からボイコット
     殉職パイロット慰霊の花火大会
     爆音の町の風情
     水兵をヤクザがしばいて第二回ボイコット事件
     在郷軍人が調停した第三回ボイコット事件
     航空隊による水害救援
     モテる「海軍さん」
     料亭で「芋掘り」
     「戦争が近づくとますますひどくなって」
      コラム➋ さらにいくつもの芋掘り

    第3章 「空都」の膨張と破裂──占領期は「学園都市」へ
     「空の港」から「空都」へ
     郷土の誇りは敵国の悪夢
     「時局下」でも仮装行列
     町制施行は海軍記念日
     農地を失い下宿・クラブへ
     予科練に憧れたクラブの子
     外出の楽しみ
     空襲の偏った被害
     「空都」から「学園都市」と開拓地へ
     銭湯とマー君
     御用商人と梅干
      コラム❸ 掩体壕で暮らした引揚げ開拓者一家

    第4章 自衛隊にみた「軍都」復興の夢──空洞への誘致と高度経済成長期の埋没
     警察予備隊誘致
     「予備隊景気」への期待
     空洞を満たす夢
     醒めた記憶
     「阿見は植民地」
     新町に出てくる隊員たち
     間貸し下宿の復活
     広がらない基地反対運動
     開拓地接収への抵抗
     工場や住宅に埋もれていく基地
     もはや「第一の戦後」ではない
      コラム❹ 予科練跡地の少年自衛官

    第5章 広報にみえる旧軍の面影──科学技術・祝祭・災害派遣
     保安隊と軍艦マーチ
     アメリカ式装備のパレード
     自衛隊も仮装行列
     兵器は子どもたちに人気
     水害と戦う
     「昔予科練今武器学校 ともに栄えて阿見の町」
     予科練が結ぶ自衛隊・地域婦人会・戦友会
     一九六八年の二つの世界
      コラム❺ 軍都が生んだ歴史家

    終章 軍事化の共演
     “共存共演”
     軍事化の魅惑
     賛否よりもなじみ深さ
     平凡は神話よりも強し
     希望と憧れ
     饒舌の輪のなかへ

     エピローグ 記憶の器 

     注
     略年表(一九一九ー一九六八)
     図版出典一覧
  • 出版社からのコメント

    航空隊や軍人、戦争や祝祭に揉まれ、戦後も自衛隊駐屯地を抱えた住民の生活体験を描き出す。写真豊富。
  • 内容紹介

    物語は、日本で2番目に広い湖のほとりの村への海軍飛行場建設から始まる。地域の人々は、基地経済や外出してくる軍人と、日常的にどう関わっていたのか。戦後はなぜ自衛隊駐屯地を誘致したのか。戦争や開発、祝祭に揉まれて暮らしてきた地域住民の生活体験を、史料やインタビューから活き活きと描き出す。写真豊富。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清水 亮(シミズ リョウ)
    1991年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(早稲田大学)、東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員、武蔵大学社会学部非常勤講師
  • 著者について

    清水 亮 (シミズ リョウ)
    清水 亮(シミズ リョウ)
    1991年東京都生まれ.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了.博士(社会学).現在,日本学術振興会特別研究員PD(早稲田大学),東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員,武蔵大学社会学部非常勤講師.
    著書に『「予科練」戦友会の社会学──戦争の記憶のかたち』(新曜社),共著書に『シリーズ戦争と社会2 社会のなかの軍隊/軍隊という社会』(岩波書店),『社会の解読力〈歴史編〉』(新曜社),『戦争社会学研究6 ミリタリー・カルチャーの可能性』『なぜ戦争体験を継承するのか』(みずき書林)など.

「軍都」を生きる―霞ヶ浦の生活史 1919-1968 の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:清水 亮(著)
発行年月日:2023/02/16
ISBN-10:4000226479
ISBN-13:9784000226479
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:298g
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