西洋書物史への扉(岩波新書) [新書]
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西洋書物史への扉(岩波新書) [新書]
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西洋書物史への扉(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/02/24
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西洋書物史への扉(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    たとえばグーテンベルクやウィリアム・モリス、さらに無名の写字生や蒐集家…、書物の歴史はつねに、本を愛し守ろうとする人々とともにあった。そして長い時間をかけて、巻物から冊子、電子書籍へ、また音読されるものから黙読されるものへと変化してきた。本書ではその豊かな歴史を訪ね、これまでとこれからを見つめる。
  • 目次

     はじめに

    文字メディア、いにしえの形態
     二〇〇〇年近く前の文書板
     ローマ軍兵士の日常生活
     木板、葦ペン、インク
     『アエネーイス』からの引用

    写本以前
     楔形文字を刻んだ蠟板
     先を尖らせた葦の茎が刻む文字
     書写材料と使用言語
     最古の書記

    Book の語源をたどる
     書籍とは、書物とは
     語源
     ブナの木の謎

    冊子本の登場
     情報へのたどり着きやすさ
     パピルス
     ペンとインク
     羊皮紙
     パピルスの冊子本、羊皮紙の巻子本
     冊子本への転換
     聖マルコのノートブック

    中世式知的生産の技術
     ぺチア・システム
     デストレの発見
     中世の授業風景

    音読、朗読そして黙読
     声に出して読むべからず
     アウグスティヌスの読書
     視覚と聴覚
     写本室は黙読だったか
     単語間のスペース
     『家庭版シェイクスピア全集』
     「publish」の意味

    写字生の仕事場
     写字生ジャン・ミエロ
     机、書見台、羊皮紙
     ペンとペンナイフ
     マシュー・パリス

    回転式書架のイコノグラフィ
     頑丈な製本
     写本と写字生
     六面回転式書見台
     図書目録とヨーロッパの書物の文化

    古典の再発見とルネサンスの矛盾
     ポッジョ・ブラッチョリーニ
     古い書体の復活
     ニッコロ・ニッコリとコジモ・デ・メディチ
     活版印刷本の出現
     情報爆発の時代へ

    中世趣味
     古典主義とロマン主義
     中世の復活
     均整美の古典主義建築の後で
     中世趣味の製本
     ラファエル前派の一枚の絵

    ヨーロッパ世紀末の写本偽作者
     精巧な偽物
     スパニッシュ・フォージャー
     シエナの偽作者
     再製本と偽物作り

    愛書狂時代のファクシミリスト
     ペン・ファクシミリスト
     史上最高の落札価格
     汚れを「洗う」
     ファクシミリの復刻
     『アーサー王の死』の転写ミス
     「全体の書」

    大きな本と小さな本
     ヴァーノン写本
     グーテンベルク「四二行聖書」
     グーテンベルク聖書、日本へ
     ミニチュア・ブック
     ホートンのコレクション

    物言わぬ余白の力
     「遅れに遅れてやってきたルネサンス的知性」
     スタイナーの読書論
     ペーパーバックとは
     ウィリアム・モリスの教え

    第二グーテンベルク革命  
     HUMIプロジェクト
     答えは誰にも分からない
     図書館情報学の見地から

    コラム 蔵書票が語る本の歴史

     おわりに
     参考文献
  • 出版社からのコメント

    書物という壮大な迷宮を愉しむエッセイ集。本のある世界に生まれてよかった! あなたもきっとそう思うはず。
  • 内容紹介

    中世の写字生、グーテンベルクをはじめとする印刷術の立役者、あるいは蒐集家、偽作者、伝統を守ろうとした改革者たち……。いつの時代にも、書物を愛し、あたかも書物に愛されて生きているような人々がいた。巻物から冊子へ、音読から朗読へ、書物と人が織りなす世界を楽しみながら、壮大な迷宮を旅する。カラー口絵四ページ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    髙宮 利行(タカミヤ トシユキ)
    1944年東京都生まれ。73年、慶應義塾大学大学院英文学専攻博士課程単位取得退学。78年ケンブリッジ大学英文学部博士課程単位取得退学。慶應義塾大学助教授を経て、85年同教授。2016‐17年ケンブリッジ大学サンダーズ書誌学講座リーダー。専門は中世英文学、書物史。現在、慶應義塾大学名誉教授。シェフィールド大学名誉文学博士、グラスゴー大学名誉文学博士
  • 著者について

    髙宮 利行 (タカミヤ トシユキ)
    髙宮利行(タカミヤ トシユキ)
    1944年 東京都生まれ.73年,慶應義塾大学大学院英文学専攻博士課程単位取得退学,78年,ケンブリッジ大学英文学部博士課程単位取得退学.慶應義塾大学助教授を経て,85年同教授.
    2016-17年ケンブリッジ大学サンダーズ書誌学講座リーダー.専門は中世英文学,書物史.現在,慶應義塾大学名誉教授.シェフィールド大学名誉文学博士,グラスゴー大学名誉文学博士.
    著書に『西洋書物学事始め』(青土社,1993年),『グーテンベルクの謎――活字メディアの誕生とその後』(岩波書店,1998年),『書物に魅せられた奇人たち――英国愛書家列伝』(勉誠出版,2021年)など多数.

西洋書物史への扉(岩波新書) [新書] の商品スペック

発行年月日 2023/02/21
ISBN-10 4004319633
ISBN-13 9784004319634
ページ数 222ページ
18cm
11cm
判型 新書
Cコード 0222
対象 一般
内容 外国歴史
分類 新書
成年向け書籍マーク G
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書店分類コード U500
書名サブ巻次 1963 
書籍ジャンル 新書
再販商品 再販
書籍販売条件 買切
言語 日本語
厚さ 1cm
重量 154g
出版社名 岩波書店
著者名 髙宮 利行
発行形態 新書

    岩波書店 西洋書物史への扉(岩波新書) [新書] に関するレビューとQ&A

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