台湾語と文字の社会言語学―記述的ダイグラフィア研究の試み [単行本]
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台湾語と文字の社会言語学―記述的ダイグラフィア研究の試み [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2023/02/07
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台湾語と文字の社会言語学―記述的ダイグラフィア研究の試み の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    漢字とローマ字を中心に様々な表記法で書かれる台湾語を事例として、文字使用の多様性と規範化の有り様を用例の分析と書き手へのインタビュー調査に基づいて記述し、少数言語の文字化という問題に、社会言語学的視点から迫る。
  • 目次

    第1章 序 論 001
    1.1. 初めに 001
    1.2. 研究の目的と位置付け 005
    1.2.1. ダイグラフィアの定義 007
    1.2.2. リテラシースタディーズとの関係 011

    第2章 台湾語とその表記 015
    2.1. 台湾の言語状況 015
    2.1.1. 歴史―「台湾語」の誕生と国語による抑圧 016
    2.1.2. 現在―本土言語の復権? 021
    2.2. 台湾語の概要 026
    2.2.1. 言語学的特徴 027
    2.2.2. 名称について 030
    2.3. 台湾語の表記 034
    2.3.1. 表記の歴史 034
    2.3.1.1.近代以前の表記 034/2.3.1.2.表記をめぐる論争 038
    2.3.2. 表記の種類 043
    2.3.2.1.漢字 043/2.3.2.2.ローマ字 048/2.3.2.3.漢字ローマ字交じり 053/
    2.3.2.4.その他の文字・記号 056
    2.4. 先行研究 060
    2.4.1. 臧汀生(1996) 060
    2.4.2. 張學謙(2003) 062
    2.4.3. Klöter(2005) 064

    第3章 使用領域と文字 067
    3.1. 学校教科書 068
    3.1.1. 教育部規範以前 068
    3.1.2. 教育部規範以後 070
    3.2. 雑誌 078
    3.2.1. 文字使用の傾向 079
    3.2.2. 漢羅文の特徴 087
    3.2.2.1.『台文通訊BONG報』の全面漢羅 087/3.2.2.2.限定漢羅から見たローマ字
    091/3.2.2.3.ローマ字の証跡としての「--」(ダブルハイフン) 094
    3.3. 歌謡曲の歌詞 100
    3.3.1. 先行研究 102
    3.3.2. 否定辞から見た文字使用の「通俗規範」 105
    3.3.3. 「中国語の読み書き能力」と「公的規範」の利用 112
    3.3.4. 漢字以外の文字の使用 116
    3.4. 言語景観 118
    3.4.1. 調査概要 120
    3.4.2. 台湾語標識 124
    3.4.2.1.漢字以外の文字 125/3.4.2.2.中国語で出現頻度の低い漢字(単字) 129/
    3.4.2.3.中国語で出現頻度の低い漢字の並び(文字列) 132/3.4.2.4.考察 135
    3.4.3. 遊びの要素 136
    3.5. ダイグラフィアの実態 141

    第4章 言語イデオロギーと文字 149
    4.1. 概念定義と調査方法 150
    4.1.1. 「言語イデオロギー」の定義 150
    4.1.2. 面接調査 152
    4.2. 台湾意識 157
    4.2.1. ナショナルアイデンティティとしての「台湾意識」 157
    4.2.2. 台湾意識と台湾語の文字選択 160
    4.3. 文字選択の諸相 167
    4.3.1. 文字の機能的優位性 168
    4.3.2. 文字の戦略的使い分け 172
    4.3.3. 文字か発音記号か―台羅拼音をめぐって 174
    4.3.4. 通用拼音の思想 179
    4.3.5. 書記の方法 184
    4.4. 言語学者のイデオロギー 186
    4.4.1. 漢字の選定 187
    4.4.2. 文字としてのローマ字 191
    4.4.3. 読み書きと教育 196
    4.5. ダイグラフィアの深層 201

    第5章 結 論 207
    5.1. 研究の結果と展望 207
    5.1.1. 事例研究の総括 207
    5.1.2. 理論的貢献の可能性 209
    5.2. 終わりに 212


    参考文献 215
    附 録 225
    あとがき 231
    索 引 234
  • 出版社からのコメント

    漢字とローマ字を中心に、文字・表記の多様性と規範化が混在する台湾語書記化の現在地を、社会言語学の視点から描き出す。
  • 内容紹介

    漢字とローマ字を中心に様々な表記法で書かれる台湾語を事例として、文字使用の多様性と規範化の有り様を用例の分析と書き手へのインタビュー調査に基づいて記述し、少数言語の文字化という問題に社会言語学的視点から迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉田 真悟(ヨシダ シンゴ)
    1984年生まれ、神奈川県出身。東京外国語大学卒業後、海運会社での勤務を経て、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了、博士(学術)。上智大学等非常勤講師を経て、現在は一橋大学大学院言語社会研究科専任講師。専門は社会言語学と台湾語研究
  • 著者について

    吉田真悟 (ヨシダシンゴ)
    1984年生まれ、神奈川県出身。東京外国語大学卒業後、海運会社での勤務を経て、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了、博士(学術)。上智大学等非常勤講師を経て、現在は一橋大学大学院言語社会研究科専任講師。専門は社会言語学と台湾語研究。
    主論文に「台湾語における文字選択と「台湾意識」」(三宅和子/新井保裕編『モビリティとことばをめぐる挑戦』、ひつじ書房、2021)等、著書に『台湾華語(大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ18)』(林初梅共著、大阪大学出版会、2022)。

台湾語と文字の社会言語学―記述的ダイグラフィア研究の試み の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:吉田 真悟(著)
発行年月日:2023/01/31
ISBN-10:488303559X
ISBN-13:9784883035595
判型:A5
発売社名:三元社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:236ページ
縦:21cm
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