つくる・つかう(生態人類学は挑む〈SESSION 4〉) [全集叢書]
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つくる・つかう(生態人類学は挑む〈SESSION 4〉) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2023/04/05
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つくる・つかう(生態人類学は挑む〈SESSION 4〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    長い時をかけて培ってきた知恵や技術が消えようとしている今、無駄だと断じられたものの本来の価値や機能に思いをめぐらせてみる。農耕によるバイオマスの増加、商品作物の変容と代替、見捨てられてきた草花たち、外来樹の侵入と共存…残しながら使い作りながら使うために、「利用」を根本から考え直す。
  • 目次

    序 [伊谷樹一]

    第Ⅰ部 つかう

    第1章 畑地利用のローカル戦略-樹木のある畑地景観のつくり方・つかい方[大久保悟,徳岡良則]
     1 畑地利用の知恵から学ぶことは
     2 集約化した焼畑―スンダ人の知恵
     3 沿岸山地斜面の段畑農業にみられる工夫
     4 農地のなかの樹木
     5 価値と技術の喪失とそれから

    第2章 人とザンジバルアカコロブスの関係を考える-国立公園の設置をめぐって[野田健太郎]
     1 炭を食べるサル
     2 国立公園の設立
     3 木が枯れる
     4 なぜ炭を食べるのか
     5 人が入れ替わる
     6 炭を食べる場所
     7 動態としての共存

    第3章 出作りによる乾燥林の焼畑-マダガスカル南西部における無主地の利用[安髙雄治]
     1 無主地を使う
     2 タナラナの社会
     3 出作りによる乾燥林の焼畑
     4 焼畑耕作の実態
     5 なぜ出作りで焼畑を行うのか
     6 自然保護の規制強化による焼畑の中断
     7 南西部のこれから―取り巻く状況の変化の中で

    第Ⅱ部 置き換える

    第4章 雑草の資源化-ボルガバスケット産業における材料の転換[牛久晴香] 
     1 材料が「置き換わる」ときにみえてくること
     2 ボルガタンガの草編み技術とボルガバスケット
     3 ガーナの南部と北部
     4 「資源化」前夜―1980年代のガーナの激動
     5 ギニアグラスの大繁殖
     6 キンカアシ流通ビジネスの成立
     7 新しい材料がもたらした変化
     8 「置き換わり」のダイナミズム―「資源」の動員と刷新

    第5章 つかい,つくられるラオスの在来野菜[小坂康之]
     1 日本語の「野菜」とラオス語の「パック」
     2 家庭料理「タケノコスープ」にみる地産地消
     3 自然環境と住民生業
     4 市場で販売される野菜
     5 ホームガーデンの役割
     6 「生きた文化財」としての在来野菜

    第6章 新しい生態系をつくる[伊谷樹一]
     1 開発と環境保全のはざま
     2 鳥が森をつくる
     3 外来樹の導入と商業林の拡大
     4 地域社会に内部化した外来樹
     5 トーナという外来樹
     6 新しい生態系をつくる

    第Ⅲ部 つくる

    第7章 「つくる」と「つかう」の循環をうみだす-タンザニアにおける籾殻コンロの開発実践をとおして[平野 亮]
     1 なぜ,「今,ここ」に「それ」がないのか
     2 籾殻コンロの概要
     3 MTSの開発
     4 ぬか釜の開発
     5 「使う側」と「作る側」をつなぐ「仲介者」の役割

    第8章 食文化を支える再生可能燃料-ウガンダ・首都カンパラにおけるバナナの調理方法とバイオマス・ブリケットの活用から[浅田静香]
     1 バナナの文化的価値と木質燃料への高い依存
     2 主食作物と燃料消費の動向
     3 料理とマトケの調理方法
     4 燃源の使い分け
     5 新たな燃料であるブリケット
     6 燃源の選択とマトケの調理
     7 バナナ食文化を支える調理用燃料

    第9章 消えない炭と林の関係[多良竜太郎]
     1 木炭をめぐる矛盾
     2 木炭について―日本の事例から
     3 タンザニアにおける「よい炭」とは?
     4 タンザニアの炭焼き方法「伏せ焼き」
     5 樹種と木炭の関係
     6 炭焼きと生態環境
     7 環境とエネルギー問題

    終 章 資源をつかう,つくる[伊谷樹一]
     1 移ろう自然と人の関係
     2 資源をつかう
     3 資源を置き換える
     4 エネルギーをつくる
     5 生態人類学は挑む

    索 引
    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    風景に埋められた技術が、利用と再生の均衡をつくる。残しながら使い作りながら使うため、「利用」を根本から問い直す。
  • 内容紹介

    巨大な消費社会と対峙する「山野」を支え、新しい関係を結びなおすために。無駄だと断じられたものの本来の価値や機能に思いをめぐらせてみることで全くちがう風景が見えてくる。農耕によるバイオマスの増加、商品作物の変容と代替、外来樹の侵入と共存……残しながら使い作りながら使うために、「利用」を根本から考え直す。

    図書館選書
    消費社会と対峙する「山野」を支え新しい関係を結びなおすために。無駄だとされたものの価値に思いをめぐらせることで全くちがう風景が見えてくる。残しながら使い作りながら使うため、「利用」を根本から問い直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊谷 樹一(イタニ ジュイチ)
    京都大学アフリカ地域研究資料センター教授。京都大学大学院農学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(農学)
  • 著者について

    伊谷 樹一 (イタニ ジュイチ)
    京都大学アフリカ地域研究資料センター教授.京都大学大学院農学研究科博士後期課程単位取得退学,博士(農学).主な著作に,『アフリカ地域研究と農村開発』(共編著,京都大学学術出版会,2011年),『地域水力を考える―日本とアフリカの農村から』(共編著,昭和堂,2021年)などがある.

つくる・つかう(生態人類学は挑む〈SESSION 4〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:伊谷 樹一(編)
発行年月日:2023/04/05
ISBN-10:4814004419
ISBN-13:9784814004416
判型:A5
発売社名:京都大学学術出版会
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:445g
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