江戸のはやり神(法蔵館文庫) [文庫]
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江戸のはやり神(法蔵館文庫) [文庫]
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江戸のはやり神(法蔵館文庫) [文庫]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2023/03/10
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江戸のはやり神(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    お地蔵さん、お稲荷さん、七福神、エエジャナイカ―熱狂的信仰対象となった「はやり神」は、時に爆発的に流行し、不要になれば棄てられ、廃れていった。民衆文化が花開いた江戸時代、民衆の関心と欲求は神仏の盛衰さえ左右した。民衆は、なぜ、どのように流行神を生み出したのか。系譜、思想、霊験の細分化、流行神発生の仕掛人など、多様な事例から近世の流行神の特徴や機能を解明し、背景にある日本人の心理や宗教意識の構造にも迫る好著。
  • 目次

    はしがき
    はじめに――流行神研究の意義
      民俗学的立場から/熱狂的な信仰/流行の意味/風俗の民俗/他

    Ⅰ 流行神の諸相
     1 流行神の出現
       太郎稲荷/翁稲荷/五瀬明神/民間宗教家の関与/神出現の方式/他
     2 願かけの諸相
       雨乞い/疫病送り/橋のぎぼし/瘧の神/三途川の老婆/願かけの禁忌/絵馬/他
     3 流行神と地域社会
       地域社会との関係
      一 古峯信仰
       鬼の住む所/金剛童子/妙義山と秋葉山/日光修験の宣伝/火伏せの霊験/古峯の祟り/他
      二 愛宕信仰
       広峰信仰/愛宕信仰の習俗化/愛宕の火祭り/地蔵盆との習合/他
      三 恵比須信仰
       神主山内家/恵比須の霊験/神がかりする女/山内家の屋敷神/他

    Ⅱ 流行神の系譜
     1 御霊信仰の系譜
       御霊の発生/御霊会/骨の祟り/伴善男の御霊
     2 和霊信仰の系譜
       古骨さま/宇和島の和霊/権威跪拝型/藩主が霊神へ/御霊から和霊へ/他
     3 疱瘡神の福神化
       疱瘡送り/疱瘡神の託宣/家の神化する疱瘡神/疱瘡神は祖霊か/他
     4 福神信仰の系譜
       七福神の起源/三面大黒天/大黒とネズミ/エビス講の変遷/二十日エビス/他

    Ⅲ 流行神仏の性格
     1 近世寺院と流行神仏
       幕府の宗教政策/小日向の大日堂/縁日/開帳/成田山信仰/他
     2 境内仏と鎮守神
       地蔵信仰/不動信仰/こんにゃく閻魔/人の言ではやりだす/他
     3 霊験の機能化と統合化
       民衆の欲求に応じて/眼病の神/稲荷の霊験/お札の意味/呪物崇拝/他

    Ⅳ 流行神の思想
     1 流行神と終末観
       社会不安の中から/地震鯰の信仰/白髭水の伝説/天理教と泥海/飢饉の年/他
     2 流行神と世直し
       常世神と志多羅神/鍬神信仰/大杉明神/エエジャナイカの底流/弥勒踊りと世直し/他
     3 流行神とメシアニズム
       山伏・行人の取締/木食聖の行脚/徳本の念仏講/大奥と結ぶ徳本/メシアは出現せず/他

    Ⅴ 流行神の構造
     1 民俗神道としての流行神
       人面犬/人面木/アストンの民俗神道論/男根の神
     2 人神と祀り棄て
       人神/人霊/祀り棄て/時花神/ホーソー神/ホーソー祭り

    主要参考文献
    流行神関係年表
    文庫版あとがき
    解説(小松和彦)
  • 出版社からのコメント

    お稲荷さんや七福神など、民衆の関心で爆発的に流行し、不要になれば棄てられた神仏。その特徴と背景にある日本人の宗教意識に迫る。
  • 内容紹介

    お地蔵さん、お稲荷さん、七福神、エエジャナイカ――熱狂的信仰対象となった「はやり神」は、時に爆発的に流行し、不要になれば棄てられ、廃れていった。民衆文化が花開いた江戸時代、民衆の関心と欲求は神仏の盛衰さえ左右した。民衆は、なぜ、どのように流行神を生み出したのか。系譜、思想、霊験の細分化、流行神発生の仕掛人など、多様な事例から近世の流行神の特徴や機能を解明し、背景にある日本人の心理や宗教意識の構造にも迫る好著。
    解説=小松和彦。

    《目次》
    はしがき
    はじめに――流行神研究の意義

    Ⅰ 流行神の諸相
     1 流行神の出現
     2 願かけの諸相
     3 流行神と地域社会
      一 古峯信仰/二 愛宕信仰/三 恵比須信仰

    Ⅱ 流行神の系譜
     1 御霊信仰の系譜
     2 和霊信仰の系譜
     3 疱瘡神の福神化
     4 福神信仰の系譜

    Ⅲ 流行神仏の性格
     1 近世寺院と流行神仏
     2 境内仏と鎮守神
     3 霊験の機能化と統合化

    Ⅳ 流行神の思想
     1 流行神と終末観
     2 流行神と世直し
     3 流行神とメシアニズム

    Ⅴ 流行神の構造
     1 民俗神道としての流行神
     2 人神と祀り棄て

    主要参考文献
    流行神関係年表
    文庫版あとがき
    解説(小松和彦)

    図書館選書
    お地蔵さん、お稲荷さん、七福神、エエジャナイカ――民衆の関心と欲求によって爆発的に流行し、不要になれば棄てられ廃れていった「はやり神」。多様な事例からその特徴を解明し、背景にある日本人の心理や宗教意識にも迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮田 登(ミヤタ ノボル)
    1936年生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を歴任。筑波大学名誉教授。2000年没
  • 著者について

    宮田 登 (ミヤタ ノボル)
    1936年生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を歴任。筑波大学名誉教授。2000年没。著書は、『ミクロ信仰の研究』(未来社)、『都市民俗論の課題』(未来社)、『妖怪の民俗学』(岩波書店)、『終末観の民俗学』(青土社)、『「心なおし」はなぜ流行る』(小学館)など多数。

    小松 和彦 (コマツ カズヒコ)
    1947年東京都生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。信州大学助教授、大阪大学教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在、国際日本文化研究センター名誉教授。紫綬褒章、文化功労者。著書に、『憑霊信仰論』『異人論』『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『いざなぎ流の研究』『神なき時代の民俗学』『異界と日本人』『鬼と日本人』『聖地と日本人』『神になった日本人』など著書多数。

江戸のはやり神(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:宮田 登(著)
発行年月日:2023/03/15
ISBN-10:4831826464
ISBN-13:9784831826466
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:15cm
厚さ:2cm
重量:194g
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