ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本]
    • ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本]

    • ¥1,87057 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003674924

ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本]

価格:¥1,870(税込)
ゴールドポイント:57 ゴールドポイント(3%還元)(¥57相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:その他
販売開始日: 2023/02/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    母・息子・娘3人暮らしの愉快で多感な“日記エッセイ”。大人気ウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より103日分をあつめた傑作選。
  • 目次

    2018年
    心の霧が晴れた隠喩
    一緒に普通の量を食べて生きていこう

    2019年
    どこかの母の模倣だな
    こんなでたらめな昼飯があるのか
    雨のついた網戸に消しゴムなげてみ
    「楽しいよ!」と書いてあると泣きそうになる
    資産を有効活用して一日気分がいい
    鋭角的にかわいい、鈍角的にもかわいい
    水筒という家事がある
    空気があったまって膨張したんじゃないの
    俺はどうなってしまうのだろう
    「あるなら食べる」ほど豊かなことはない
    今日の3時ごろすごかった
    クイズの脇が甘い
    ケーキに隙間をみつけてくやしくて泣いた
    0.5人の自分
    みんなかわいいかわいいと言って見ています
    思えばずっと誰かの歯が抜けていた
    冷蔵庫ではないこれはタンスだ
    フィクションは雑でも平和だが現実は優しいほうがいい
    それでもサンタは強引に来た

    2020年
    横からスッとドラえもんが入ってくる
    ぬいぐるみが助け
    いつも私をどん欲に確認する
    ていねいに細かく拾って牽制していく
    月ばかりみているがそれがいい
    椅子の下を這って通り過ぎた
    屈辱要素なくわたしをパシらせて
    決めてもらえると楽でありがたい
    28年の月日を経て落第がむくわれた
    子どもが子どもの世界の情報を交換している
    なみへい、ふな
    今日もかわいいですね
    純粋なから揚げの行列
    やることがなくて優雅
    きっと一生なおらない
    体はコンビニに入っていった
    送り迎えのことばかり考えていた
    気球の絵だ
    ふたりで絶対に半分
    夜中に目を覚ましたいからもう寝る
    チャーハンに気持ちが集中した
    いつも自分を気分よくしている
    元服である
    みんな歯を投げているらしい
    ナンから煙が出ているぞ
    心を揺さぶらない映画を見きわめる
    塩で召し上がるのは後ろめたい
    ちょっと踊ったりすぐにかけだす
    つつみかくさない自意識
    誰かが重いな
    真逆の「屋」が来てしまったな
    知ってるやつ以外ぜんぶうそみたい
    サンタが誰かを知っている人にも来る
    全身に力を込めて体をぶるぶるふるわせるから見てて
    意外な思春期の来かたをしている
    スーコー言わずに飲んでみよ

    2021年
    あとはエアコンだけある
    いまいちばんどうでもいいこと
    歯が小さいのだが
    私だけが実情を知り不明を実感している、わかっている私がいちばんわかっていない
    30秒は10秒が3個
    歯の皮一枚
    腸壁の側を皮膚にする
    なにも起こらない予感
    菓子パンは子にやる
    糊を買いにいこうくらいの誘い
    世界一の墓
    餃子の数を数えて
    とらわれなさが真実をつかむ
    コロナ時代の買い食い
    ピザが食べ足りないのは絶対に嫌だ
    本当に家族で楽しいだろうか
    午後7時25分、逮捕
    らくだだと思っていますか?
    世の中たいていのことはうまくいかない、なのに
    ウーバーイーツのみなさんがぜんぶカブの出前だったら
    まだまだ地力を出してはいないはずです
    あらぶる群衆
    さまざまな感情を一度に持たすなよ
    ちゃんとしたファンの人が使う言葉
    遊んで暮らさず商売を
    治る自信のある肋骨

    2022年
    とりあえず子らにバナナを渡す
    来たな待っていたぞ
    前提としてとても明るい
    すべてが謎のトラックが
    確認して両替を頼む
    安ジャムと高ジャム
    ペットボトルを海に捨てない
    心が遭難している
    家のことは、なにもかも忘れてしまう
    いないと本当にいない
    壺のなかのグリーンカレー
    奥にある真のおかえり
    目にした景色を見せて
    夜に帰る
    無料のお菓子はかなしいか
    ぬいぐるみは動の物
    じゃあなにを食べていたのか
    今日は絶対に死ねない
    静かに静かに終わっていく
    骨といわれたほうがよかった

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    デイリーポータルZ編集部員の著者による、母・息子・娘3人暮らしの愉快で多感な日記エッセイ。岸本佐知子さん推薦。
  • 内容紹介

    『本の雑誌』8月号にて「2023年度上半期エンターテインメントベスト10」第2位に選ばれました!!

    ウェブメディア「デイリーポータルZ」編集部員・ライターの著者による大人気ウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より、103日分をあつめた傑作選がついに刊行!

    母・息子・娘、3人暮らしの
    愉快で多感な〈日記エッセイ〉

    生活の、愛おしい機微

    【推薦のことば】
    実験室みたいな、
    RPGみたいな、
    部室みたいな親子の時間。
    あー、今からでも古賀さん家の子に生まれたい!
    ――岸本佐知子(翻訳家)

    図書館選書
    人気サイト「デイリーポータルZ」編集部員・ライターの著者によるウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より、103日分をあつめた傑作選がついに刊行。翻訳家、岸本佐知子さん推薦。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古賀 及子(コガ チカコ)
    1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち。ライター、編集者。2003年ウェブメディア「デイリーポータルZ」にライターとして参加、2005年同編集部に所属。2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。日記は現在もnoteに不定期で更新している
  • 著者について

    古賀 及子 (コガ チカコ)
    1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。ライター、編集者。
    2003年ウェブメディア『デイリーポータルZ』にライターとして参加、2005年同編集部に所属。『納豆を1万回混ぜる』『決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで』『アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか ~文化にも通訳が必要だ~』などを執筆。
    2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。日記は現在もnoteに不定期で更新している。

    Twitter→https://twitter.com/eatmorecakes
    note→https://note.com/eatmorecakes

ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:素粒社 ※出版地:小金井
著者名:古賀 及子(著)
発行年月日:2023/02/27
ISBN-10:4910413103
ISBN-13:9784910413105
判型:B6
発売社名:素粒社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:19cm
横:13cm
重量:314g
他のその他の書籍を探す

    その他 ちょっと踊ったりすぐにかけだす [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!