墓の建立と継承―「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学 [単行本]
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墓の建立と継承―「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学 [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/02/21
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墓の建立と継承―「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ、「お墓」を建てるのか?「家」なき時代において、墓を建て、それを継承することの背景には、何があるのだろうか?社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承するという営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。
  • 目次

    序 章 なぜ墓の継承の断絶は憂慮されているのか?

    第1章 「家」なき現代社会と先祖祭祀
     1 日本社会学における先祖祭祀と「家」の連関の解明
     2 戦後日本における「家」と先祖祭祀の変容
     3 孝本貢の研究成果と残された課題
     4 〈祭祀の永続性〉と社会的アクターの参与の探究に向けて
     5 「家」の解体とその帰結――先祖祭祀研究の現代的意義
     6 本書の方法――「家」から社会的アクターの分析へ

    第2章 近現代日本における墓地行政の展開
     1 墓地行政における「福祉」と地方自治体の実践
     2 国家による公衆衛生・公共の福祉に基づく規制と宗教的感情
     3 東京都による墓地不足への対応
     4 個人の尊厳と「コミュニティに生き貢献したことの証」としての墓地
     5 「家」に代わる論理としての「福祉」への到達

    第3章 都市計画としての墓地開発の構想と現実
     1 都市計画としての多摩ニュータウン開発と墓地
     2 多摩ニュータウンにおける墓地開発の構想
     3 墓地開発の全体構想の崩壊
     4 八王子市の墓地行政における納骨堂・合葬墓の管理・運営の意味
     5 都市計画としての墓地供給の困難性とその結末

    第4章 戦後日本における墓の「商品化」と墓の建立の大衆化
     1 商品、モノとしての墓・墓地
     2 石材店の生き残り戦略としてのリスクを抱えた墓地開発
     3 墓石加工技術の変化と大量生産体制の確立
     4 広告・宣伝にともなう墓の「商品化」と新たな墓の建立
     5 墓地・墓石の規格化と死にまつわる平等性
     6 戦後民主主義と墓の建立の大衆化

    第5章 失われた二〇年と継承を前提としない葬送・墓制の「商品化」
     1 継承を前提としない葬送・墓制の成立とその社会的意味
     2 墓の生前建立の減少と新たなマーケティング戦略
     3 女性を対象とした個性的な墓・墓地の「商品化」
     4 継承を前提としない葬送・墓制の「商品化」
     5 経済構造の変動と継承を前提としない葬送・墓制の社会的広がり

    第6章 永代供養墓の建立をめぐる〈祭祀の永続性〉とその歴史的連続性
     1 崩れゆく「家」ともとにした寺檀関係
     2 都市移住者との「縁」と供養の継続
     3 「商品化」されきらない永代供養墓とその歴史的連続性
     4 寺院経営にとどまらない永代供養墓の意味と女性による墓の継承
     5 「縁」ある人々の参拝の場としての永代供養墓と〈祭祀の永続性〉

    第7章 セーフティネットとしての骨仏と安心感
     1 死後の自己決定と制約された葬送・墓制の選択肢
     2 現代社会における骨仏造立の実践
     3 死後の希望としての骨仏
     4 「家」なき現代社会における〈祭祀の永続性〉とセーフティネット

    第8章 戦後日本における先祖祭祀の変容と〈祭祀の永続性〉の帰結
     1 〈祭祀の永続性〉の基盤
     2 「家」の解体と〈祭祀の永続性〉の帰結――本書の知見
     3 ジグムント・バウマンの理論と後期近代に存続する不死性
     4 残された課題と未来への責任
  • 内容紹介

    「家」なき時代において、墓を建て、それを継承することの背景には、何があるのだろうか? 社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承するという営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻井 敦大(ツジイ アツヒロ)
    1993年神奈川県生まれ。現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。専門、社会学
  • 著者について

    辻󠄀井 敦大 (ツジイアツヒロ)
    立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員

墓の建立と継承―「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:辻井 敦大(著)
発行年月日:2023/02/28
ISBN-10:477103690X
ISBN-13:9784771036901
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:290ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
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