戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか [単行本]
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戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/02/21
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戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「倍率信仰」を問い直す―「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940~1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。
  • 目次

    はじめに

    序 章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く
    序.1 問題の所在
    序.2 先行研究の検討
    序.3 分析課題の設定と事例選択

    第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷
    1.1 国家公務員法――「数量化/非数量化」による能力実証
    1.2 教育公務員特例法の成立過程――国家公務員法の踏襲
    1.3 教育公務員特例法の解説書――国家公務員法・教育公務員特例法の踏襲
    1.4 地方公務員法――概念区分の曖昧化
    1.5 人事院規則――新たな概念区分の登場
    1.6 小括

    第2章 推薦から試験へ:東京都
    2.1 分析の視点
    2.2 学校長推薦期(1947-1953[昭和22-28]年度)
    2.3 適性検査創設期(1953-1954[昭和28-29]年度)
    2.4 適性検査確立期(1955-1956[昭和30-31]年度)
    2.5 小括

    第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県
    3.1 文部省の「行政指導」
    3.2 採用志願者名簿の整備と教員整理(1949-1951[昭和24-26]年度)
    3.3 地教委設置と選考試験の開始(1952[昭和27]年度)
    3.4 県教委の配置・斡旋体制と優先考慮方針(1953-1955[昭和28-30]年度)
    3.5 「採用選考試験」から「選考資格検査」へ(1956-1957[昭和31-32]年度)
    3.6 小括

    第4章 地方における普及:鹿児島県
    4.1 教員養成学部からの教員供給ルート(1948-1953[昭和23-28]年度)
    4.2 「人事異動調整委員会」の設立(1952-1955[昭和27-30]年度)
    4.3 選考試験の前史(1955[昭和30]年度)
    4.4 選考試験の開始(1956[昭和31]年度)
    4.5 小括

    第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県
    5.1 戦災と教員不足への対応(1946-1949[昭和21-24]年度)
    5.2 教員供給の県内格差(1949-1953[昭和24-28]年度)
    5.3 教員志願者の都市部集中と高学歴化(1952-1955[昭和27-30]年度)
    5.4 選考試験の実施(1956[昭和31]年度)
    5.5 小括

    第6章 試験なき教員採用の模索:島根県
    6.1 試験導入の検討と見送り(1949-1954[昭和24-29]年度)
    6.2 試験なき教員採用(1954-1956[昭和29-31]年度)
    6.3 試験の再検討と実施決定(1957-1958[昭和32-33]年度)
    6.4 小括

    第7章 有資格者不足という困難:青森県
    7.1 有資格者不足への対応(1948-1957[昭和23-32]年度)
    7.2 選考試験の導入過程(1954-1959[昭和29-34]年)
    7.3 小括

    終 章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」
    終.1 各章の分析結果の要約と結論
    終.2 本書の意義
    終.3 本書の示唆
    終.4 課題と展望

    おわりに
  • 内容紹介

    教員免許更新制度の見直しなど、教員採用制度改革の議論のためにも必読の書!

    教員採用は、法制度上では「競争試験」(志願者間の相対的判定)ではなく「選考」(志願者個人が一定の基準に適合しているかを判定)により行われると定められているが、その運用実態は、試験成績の相対的判定に基づく合否決定という「選考試験」による量的統制が行われている。このような法規定と運用実態のずれはなぜ生じてきたのか。戦後日本における教員採用制度の形成過程について、選考試験導入の先行自治体(東京都・富山県)と後続自治体(鹿児島県・兵庫県・島根県・青森県)を事例にした実証研究をもとに解明を試みる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    前田 麦穂(マエダ ムギホ)
    1991年埼玉県生まれ。2010年、東京大学教養学部前期課程文科2類入学。2019年、東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース博士課程修了、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2022年4月より國學院大學人間開発学部初等教育学科助教。日本教育学会奨励賞(2019年度)、東京大学而立賞(2022年度)受賞

戦後日本の教員採用―試験はなぜ始まり普及したのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:前田 麦穂(著)
発行年月日:2023/02/20
ISBN-10:4771037094
ISBN-13:9784771037090
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:180ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
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