「大東亜共栄圏」における南方国策移民―「南方雄飛」のゆくえ [単行本]
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「大東亜共栄圏」における南方国策移民―「南方雄飛」のゆくえ [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/03/02
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「大東亜共栄圏」における南方国策移民―「南方雄飛」のゆくえ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書が光を当てる「南方国策移民」は、知識人でも植民地主体でもない、日本人の10代後半から20歳前後のセミ・エリート青年である。日本人のなかでは“加害―被害”の両側面を合わせ持つグレーゾーンに立たされていた。限られた拓務省の公刊史料を中心に政府が進めた南方移民政策をたどり、政策に応じて「南方雄飛」を目指した個人が、どのように「大東亜共栄圏」建設の一翼を主体的に担ったのか、その内実に迫る。
  • 目次

    序 章 「南方国策移民」という問い
        第一節 南方国策移民とはだれか
        第二節 「大東亜共栄圏」における「南方」研究の射程
        第三節 研 究 史
        第四節 本書の構成と史料

    第Ⅰ部 南方国策移民政策とその教育

    第一章 拓務省の南進
        第一節 一九三〇年代における日本帝国の南進政策
        第二節 国策移民の端緒
        第三節 視線は南方へ
        第四節 「移民」から「拓士」へ
        第五節 南方国策移民養成機関の設置──拓南塾と拓南錬成所

    第二章 拓 南 塾
        ──企業社員の養成
        第一節 設立から開塾まで──その理念と背景
        第二節 訓練の内容
        第三節 メディアの反応
        第四節 興南錬成院第三部へ
        第五節 大東亜錬成院第三部へ

    第三章 拓南練成所
        ──農業指導者の養成
        第一節 設立の経緯
        第二節 拓南青年訓練所
        第三節 拓南錬成所の始動
        第四節 拓南錬成所の展開──海軍軍属訓練機関へ
        第五節 拓南錬成所の役割

    第Ⅱ部 南方国策移民の活動

    第四章 南方国策移民になる
        ──ある拓南塾生の「錬成」経験
        第一節 南方をめざす青年たち──塾生の概観
        第二節 なぜ拓南塾をめざすのか──入塾までの背景
        第三節 拓南塾での生活と訓練(一九四一年五月~一九四二年七月)

    第五章 南方国策移民の南方経験
        ──日本占領下のフィリピン
        第一節 期待された役割──軍政下の棉作事業
        第二節 「拓士」としての社員生活──倉敷紡績株式会社比島出張所
        第三節 理想と現実のはざまで

    補 論 断裂する日本占領下の記憶
        ──グアム・チャモロの人びとと旧日本軍
        第一節 記憶に向きあうために
        第二節 占領開始──「陸軍」民政署による統治(一九四一年一二月~一九四二年一月)
        第三節 民政部と警備隊時代──海軍民政部による統治(一九四二年一月~一九四四年三月)
        第四節 開墾隊時代(一九四四年三月~一九四四年八月)
        第五節 抑圧される記憶と断裂

    終 章 「南方雄飛」のゆくえ

      あとがき
      参考文献
      索  引
  • 内容紹介

    戦時南方移民の本格的研究!
    「大東亜共栄圏」の「建設」をうたい、「異民族との共存共栄」をタテマエとした聖戦イデオロギーを、同時代の現実を生きる人びと―民衆はどのように受容し、あるいは受容せずにどう行動したのか。
    人びとが南方を目指した1940年代――
    南方開拓の「拓士」として養成された青年たちは
    「大東亜共栄圏」を建設できたのか
    本書が光を当てる「南方国策移民」は、知識人でも植民地主体でもない、日本人の一〇代後半から二〇歳前後のセミ・エリート青年である。日本人のなかでは〈加害─被害〉の両側面を合わせ持つグレーゾーンに立たされていた。
    限られた拓務省の公刊史料を中心に政府が進めた南方移民政策をたどり、政策に応じて「南方雄飛」を目指した個人が、どのように「大東亜共栄圏」建設の一翼を主体的に担ったのか、その内実に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大久保 由理(オオクボ ユリ)
    1972年福岡県生まれ。熊本大学大学院文学研究科史学専攻文化史学専修修了、日本女子大学大学院人間社会研究科現代社会論専修博士課程後期満期退学。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(PD)、日本女子大学人間社会学部助教を経て、現在、早稲田大学客員研究員、千葉大学・東京外国語大学大学院兼任講師

「大東亜共栄圏」における南方国策移民―「南方雄飛」のゆくえ の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:大久保 由理(著)
発行年月日:2023/02/28
ISBN-10:4771037205
ISBN-13:9784771037205
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
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