スピンオフの経営学―子が親を超える新規事業はいかに生まれたか(叢書・知を究める) [全集叢書]
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スピンオフの経営学―子が親を超える新規事業はいかに生まれたか(叢書・知を究める) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2023/04/06
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スピンオフの経営学―子が親を超える新規事業はいかに生まれたか(叢書・知を究める) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、日本企業の新規事業創造の歴史を「スピンオフ(分離・独立)型企業家」たちを軸にたどる。TOTO、日本ガイシ、日立製作所、ブリヂストン、トヨタ自動車、富士フイルム、積水ハウス、セブン‐イレブン・ジャパン、ソニー・コンピュータエンタテインメント等、日本を代表するこれらの企業は親会社からいかにしてスピンオフし、成長を果たしたのか。代表的な企業家を、彼らを取り巻く人・モノ・時代背景とともに活写し、現代へとつながる源流を明らかにする。
  • 目次

    序 章 スピンオフ型企業家への注目
     1 「スピンオフ」への注目
     2 古河鉱業からSCEへ
     3 「ゼロ」からの「創業者型企業家」への注目
     4 「マイナス」からの「スピンオフ型企業家」への注目

    第一章 スピンオフ型企業の存在感(一)──平成2年鉱工業100社を対象として
     1 「スピンオフ型企業家」への注目
     2 設立経緯に見る存在感──約三割の存在
     3 三大財閥(総合財閥)に見るスピンオフ(類型II)──三井・三菱・住友財閥に見る
     4 三大財閥(総合財閥)以外に見るスピンオフ(類型I)──鉱業財閥などに見る

    第二章 スピンオフ型企業の存在感(二)──一世紀にわたる産業構造の変遷に見る
     1 歴史の大きな流れに見る「スピンオフ型企業」
     2 1世紀のなかでの大きな流れ──軽工業から重化学工業、電気機械工業へ
     3 第二次世界大戦前のランキングから──産業を生み出していくスピンオフ企業
     4 第二次世界大戦後のランキングから──産業を成長させるスピンオフ型企業
     5 1990年のランキングから──繊維から自動車へ
     6 第二次世界大戦後の分離独立を通じての事業創造──鉱工業分野以外

    第三章 「スピンオフの先べん」──森村・大倉グループ・大倉和親
     1 「日本のスピンオフ史の先べん」
     2 「森村・大倉グループ」を誕生させた者たち──六代目森村市左衛門と大倉孫兵衛
     3 「反対」のなかでのスピンオフの始まり──日本陶器の誕生
     4 続く「反対」のなかで続くスピンオフ──グループ化へ
     5 「森村・大倉グループ」誕生の土台──直言なければ事業の繁栄はない」
     6 大倉和親がスピンオフの「タネ」をまいた各社──「競争と協調」と「志」

    第四章 鉱業から電気機器へ──日立製作所・小平浪平
     1 古河鉱業からだけではなく
     2 久原鉱業を誕生させた者たち──森村市左衛門・久原房之助・小平浪平
     3 「反対」「対立」のなかでの修理工場の分離独立──日立製作所の誕生
     4 続く「反対」のなかでの日立製作所の分離独立──(株)日立製作所の誕生

    第五章 繊維(足袋)から化学(タイヤ)へ──ブリヂストン・石橋正二郎
     1 人間の「足」、そして自動車の「足」を支えた会社
     2 「自動車の世紀」を誕生させた者たち──フォード家、豊田家、そして石橋家
     3 ブリヂストンを誕生させた者たち──石橋正二郎と兄・二代目徳次郎
     4 「反対」のなかでのスピンオフ──ブリッヂストンタイヤ(株)の誕生

    第六章 繊維(紡織・繊維機械)から自動車へ──トヨタ自動車・豊田利三郎
     1 タイヤに支えられ成長した会社
     2 自動車産業を誕生させた者たちのその後──フォードとトヨタ
     3 トヨタ自動車を誕生させた者たち──義兄・利三郎、父・佐吉と喜一郎
     4 「反対」のなかでのスピンオフ──「発明と営利の対立」解消の難儀
     5 「発明と営利の対立」を解消しての誕生──トヨタ自動車工業の誕生

    第七章 化学(セルロイド)から新たな化学(フィルム)へ──富士フイルム・春木栄
     1 「第一の創業」と「第二の創業」、それぞれの顔
     2 プラスチック産業を誕生・深掘りした者たち──鈴木商店・金子直吉の流れをくみ
     3 スピンオフ後の苦難──“Product” を生み出すまで
     4 スピンオフ後も続く苦難と克服──“Product” 以外での取り組み

    第八章 化学(電気化学)から住宅三社へ──積水ハウス・田鍋健
     1 日本窒素肥料に始まる住宅三社
     2 積水ハウスを誕生させた者たち──田鍋健と上野次郎男
     3 誕生後の「反対」のなかでの立ち上げ──「どら息子」から「孝行息子」に
     4 過去の「反対」のなかでの分離独立──野口遵のレーヨン事業と宮崎輝の住宅事業
     5 住宅三社を生み出した者たち──野口遵の日本窒素肥料から

    第九章 小売業(GMS)から業態転換・小売業(CVS)へ──セブン-イレブン・ジャパン・鈴木敏文
     1 百貨店、スーパーマーケット、そしてコンビニへ
     2 国内コンビニ業態の誕生・成長──昭和四九年の「コンビニ元年」から
     3 「反対」のなかでのスピンオフの始まり──一度目の「分家が本家をのみ込む」まで
     4 「子が親を超える」を超えて──二度目の「分家が本家をのみ込む」まで

    第一〇章 ハード(モノ)からソフト(コト)へ──ソニー・コンピュータエンタテインメント・久夛良木健
     1 “It's a SONY” から「PS」のソニーに
     2 ソニーの歩み──ハード事業とソフト事業の過去と現在
     3 ゲーム産業を「文化」とした者たち──任天堂とソニーの複雑な関係
     4 「ONE TEAM」でつながる歴史──「エレキ」と「音楽」事業
     5 「反対」のなかでの次なる「ONE TEAM」──「ゲーム」事業

    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    「知られざる経営者」たち 苦難と情熱の日本企業史

    本書は、日本企業の新規事業創造の歴史を「スピンオフ(分離・独立)型企業家」たちを軸にたどる。TOTO、日本ガイシ、日立製作所、ブリヂストン、トヨタ自動車、富士フイルム、積水ハウス、セブン‐イレブン・ジャパン、ソニー・コンピュータエンタテインメント等、日本を代表するこれらの企業は親会社からいかにしてスピンオフし、成長を果たしたのか。代表的な企業家を、彼らを取り巻く人・モノ・時代背景とともに活写し、現代へとつながる源流を明らかにする
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉村 典久(ヨシムラ ノリヒサ)
    1968年生まれ。1993年、神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。博士(経営学)(神戸大学)。和歌山大学教授、大阪市立大学(現大阪公立大学)教授を経て現在、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授、和歌山大学名誉教授
  • 著者について

    吉村 典久 (ヨシムラ ノリヒサ)
    2023年4月現在
    関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授、和歌山大学名誉教授

スピンオフの経営学―子が親を超える新規事業はいかに生まれたか(叢書・知を究める) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:吉村 典久(著)
発行年月日:2023/04/20
ISBN-10:4623095231
ISBN-13:9784623095230
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:経営
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:520g
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