危機の時代の神学―フロマートカ著作選 [単行本]
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危機の時代の神学―フロマートカ著作選 [単行本]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2023/03/27
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危機の時代の神学―フロマートカ著作選 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    キリスト教では危機の時代に人を、時代を動かすような変革をもたらす思想が生まれてきた。ロシアのウクライナ侵攻により、東西陣営が激突するいま、求められる思想とは何か―。1968年「プラハの春」を体験しソ連に抵抗、激動の時代を生きたチェコの神学者ヨゼフ・ルクル・フロマートカの神学的遺産から明らかにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    カトリシズムとキリスト教の闘い
    プロテスタント神学者の道
    チェコ哲学のドン・キホーテ、エマヌエル・ラードル
    イエスの勝利に照らした人間の生 倫理学断片(未完原稿)
  • 出版社からのコメント

    佐藤優が敬愛するチェコの神学者フロマートカ。「プラハの春」に参加しソ連の軍事介入に抵抗したそのキリスト教信仰の核に迫る。
  • 内容紹介

    キリスト教では危機の時代に人を、時代を動かすような変革をもたらす思想が生まれてきた。
    ロシアのウクライナ侵攻により、東西が激突するいま、求められる思想とは何か――。
    1968年の「プラハの春」を経てソ連に抵抗、激動の時代を生きたチェコの神学者ヨゼフ・ルクル・フロマートカの神学的遺産を明らかにする。
    作家・佐藤優が最も敬愛する神学者の未邦訳論文集。


    【監訳者・佐藤優まえがき】
    フロマートカが、一九五八年にキリスト者平和会議を創設したのも、核戦争の危機から人類を救い出すためだった。その基礎にフロマートカは対話を据えた。フロマートカは、資本主義国のキリスト教徒、社会主義国のキリスト教徒の対話を推進するとともにチェコスロヴァキア国内においては、キリスト教徒とマルクス主義者の対話を積極的に推進した。政治体制、世界観、価値観が異なる人々の間でも「人間とは何か」というテーマでならば対話は可能であると考えた。対話によって、互いに変容していくことが重要であるとフロマートカは考えたのである。実際、対話によって人間的な化学変化が生じた。チェコスロヴァキアの場合、キリスト教徒よりもマルクス主義者の方がより大きく変化した。そして、硬直したマルクス・レーニン主義の限界を乗り越えて「人間の顔をした社会主義」を思考するようになった。いわゆる「プラハの春」を支えた思想だ。「プラハの春」は、資本主義化を志向する自由化運動ではなく、社会主義体制を前提とした民主化運動だった。一九六八年八月、ソ連を中心とするワルシャワ条約機構五カ国軍(ソ連以外は、ポーランド、東ドイツ、ハンガリー、ブルガリア。ルーマニアは同条約に加盟していたが派兵を拒否した)によって力によって押しつぶされた。侵攻に公然と反対し、占領軍の即時撤退を求めたフロマートカは、その後、チェコスロヴァキアでは政治的に好ましくない人物と見なされるようになった。フロマートカが主導したキリスト者平和会議の運動は、西側諸国政府からソ連の平和攻勢の尖兵と見なされた。「プラハの春」がソ連軍などの軍事介入によって潰された後、東側諸国でフロマートカはCIA(米中央情報局)の手先と見なされた。フロマートカにとって重要だったのは、常にイエス・キリストに従い、「然りには然り」「否には否」と述べ、行動することだった。フロマートカは誤解を恐れなかった。私も人生の岐路に立ったときはフロマートカに倣って、イエス・キリストに従う道を選ぶようにしている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    フロマートカ,ヨゼフ・ルクル(フロマートカ,ヨゼフルクル/Hrom´adka,Josef Lukl)
    1889年生まれ。1920‐39年、47‐69年、フス神学大学(現コメンスキー神学大学)教授。ナチス政権下にアメリカに亡命、プリンストン大学で客員教授(1939‐47年)を務め、47年チェコスロヴァキアに帰国。エキュメニズム(教会一致)運動への参加、マルクス主義との対話を進める。1968年の民主化運動「プラハの春」に参加し、ソ連軍に抵抗。1969年没

    平野 清美(ヒラノ キヨミ)
    1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。読売新聞社を退社後、チェコ政府奨学生として国立カレル大学に留学。チェコ語学修士

    佐藤 優(サトウ マサル)
    1960年、東京生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、09年最高裁で有罪が確定し失職。13年執行猶予期間を満了し、刑い言い渡しが効力を失う。05年発表の『国家の罠』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞
  • 著者について

    佐藤 優 (サトウ マサル)
    1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と業務妨害容疑で逮捕、09年最高裁で執行猶予付有罪が確定し失職。14年執行猶予期間を満了。著書に『国家の罠』『自壊する帝国』『私のマルクス』『同志社大学神学部』『神学の思考』『知の操縦法』、訳書にフロマートカ『なぜ私は生きているか』など。

危機の時代の神学―フロマートカ著作選 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:ヨゼフ・ルクル フロマートカ(著)/平野 清美(訳)/佐藤 優(監訳)
発行年月日:2023/03/24
ISBN-10:458271725X
ISBN-13:9784582717259
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:キリスト教
言語:日本語
ページ数:616ページ
縦:19cm
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