日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) [文庫]
    • 日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) [文庫]

    • ¥1,29839 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) [文庫]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003679759

日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) [文庫]

価格:¥1,298(税込)
ゴールドポイント:39 ゴールドポイント(3%還元)(¥39相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月12日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2023/03/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本人が西洋史を学ぶことには、どんな意味があるのだろうか。明治以来の先駆者たちの生き方と著作から、西洋史学の誕生をたどる。日欧交渉史の村上直次郎、ルネサンス論の大類伸とイタリア史の羽仁五郎、社会経済史の大塚久雄。戦後、ドイツ中世史の上原専禄はモンゴルと十字軍が席捲した一三世紀を「世界史の起点」とする新たな構想を得るに至る。
  • 目次

    序に代えて
    第一章 ドイツ史学の移植――ルートヴィヒ・リースとその弟子たち
    1 ランケ史学とリース
    2 日欧交渉史の大家たち――リースの弟子たち1
    3 西洋史家の誕生――リースの弟子たち2
    第二章 歴史の経済的説明――欧州経済史学の先駆者たち
    1 慶應義塾理財科の教授たち
    2 東京商科大学の欧州経済史学
    3 日本経済史研究所と社会経済史学会の設立
    4 ロシア史とアメリカ史の場合
    第三章 文化史的観照を超えて――大類伸のルネサンス論とその周辺
    1 大類伸――中世文化からルネサンスへ
    2 大類の弟子たち1――平塚博と塩見高年
    3 大類の弟子たち2――千代田謙と村岡晢
    4 羽仁五郎のイタリア
    第四章 「原史料の直接考究を第一義とすること」――上原専禄とドイツ中世史研究
    1 学生時代とウィーン留学
    2 ドイツ中世史料研究
    3 ドイツ近代史学史の研究
    4 山中謙二と堀米庸三
    第五章 近代資本主義の担い手を求めて――大塚久雄の近代欧州経済史研究
    1 恩師本位田祥男
    2 『近代欧洲経済史序説』への道
    3 「マックス・ウェーバーに於ける資本主義の『精神』」
    4 戦後の「大塚史学」とその批判
    5 高橋幸八郎と松田智雄
    第六章 「大東亜戦争の世界史的意義」――戦時下の西洋史家たち
    1 イギリス植民地主義批判
    2 日本諸学振興委員会と大類伸
    3 戦時下の上原専禄
    4 鈴木成高の歴史哲学
    補章 世界史とは何か――上原専禄の世界史像と地域概念
    はじめに
    1 「世界史の方法」をめぐる戦後初期の状況
    2 「現代アジア」と『日本国民の世界史』
    3 「上原世界史」における地域概念
    4 「世界史の起点」
    おわりに

    学術文庫版あとがき
    参考文献
    人名索引 
  • 出版社からのコメント

    日本人は西洋の歴史から何を学べばよいのか? 明治のお雇い外国人から、戦時下の苦悩、戦後の「世界史教科書」まで、格闘する群像。
  • 内容紹介

    明治維新以来、「西洋化」は日本の国策であり、西洋は日本人のモデルであり続けた。では、西洋人が自らの政治・経済・文化・社会の来歴を探求した歴史学を、日本人が学ぶことにはどんな意味があったのだろうか。明治から昭和まで、先駆者たちの生き方と著作から、「西洋史家の誕生と苦悩」のドラマを描く。
    明治20年、帝国大学に着任したお雇い外国人教師、ルートヴィヒ・リースが、ドイツでランケが確立した近代歴史学を講義したのが、日本の歴史学の始まりだった。リースの弟子で日欧交渉史を開拓した村上直次郎、慶應義塾に学び経済史学の草分けとなった野村兼太郎、ルネサンス論の大類伸、イタリア史の羽仁五郎。マルクスとウェーバーへの深い理解から大きな業績を残した大塚久雄。そして、戦時下の西洋史家たちは「大東亜戦争の世界史的意義」をどのように論じたのか。
    また、1920年代にウィーンに留学し、西洋の「受け売り」でも「追随」でもなく、みずから「原史料を直接考究する」主体的学問を確立した上原専禄は、戦後、13世紀のモンゴルの世界征服の時代を「世界史の起点」とする新たな世界史の構想を得るに至る。
    [原本:『西洋史学の先駆者たち』中央公論新社2012年刊を増補]

    目次

    序に代えて
    第一章 ドイツ史学の移植――ルートヴィヒ・リースとその弟子たち
    第二章 歴史の経済的説明――欧州経済史学の先駆者たち
    第三章 文化史的観照を超えて――大類伸のルネサンス論とその周辺
    第四章 「原史料の直接考究を第一義とすること」――上原専禄とドイツ中世史研究
    第五章 近代資本主義の担い手を求めて――大塚久雄の近代欧州経済史研究
    第六章 「大東亜戦争の世界史的意義」――戦時下の西洋史家たち
    補章 世界史とは何か――上原専禄の世界史像と地域概念

    学術文庫版あとがき
    参考文献
    人名索引 

  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    土肥 恒之(ドヒ ツネユキ)
    1947年北海道生まれ。小樽商科大学卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科教授を経て、一橋大学名誉教授。社会学博士。専門はロシア社会史、史学史
  • 著者について

    土肥 恒之 (ドヒ ツネユキ)
    1947年北海道生まれ。小樽商科大学卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科教授を経て、一橋大学名誉教授。社会学博士。専門はロシア社会史、史学史。おもな著書に『ステンカ・ラージン』『岐路に立つ歴史家たち』(山川出版社)、『ピョートル大帝とその時代』(中公新書)、『図説帝政ロシア』(河出書房新社)、『よみがえるロマノフ家』(講談社選書メチエ)、『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』(講談社学術文庫)ほか。

日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:土肥 恒之(著)
発行年月日:2023/03/07
ISBN-10:4065312639
ISBN-13:9784065312636
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:15cm
その他:『西洋史学の先駆者たち』改題書
他の講談社の書籍を探す

    講談社 日本の西洋史学―先駆者たちの肖像(講談社学術文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!