「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える [単行本]
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「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2023/03/13
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「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後の混乱と破壊を乗りこえ、社会主義化の最前線かつ最大の生産拠点へと成長した中国東北。鞍山や瀋陽といった巨大都市の内外で、帝国支配の「遺産」が時代をこえて幾重にも再編されるプロセスを初めて実証。改革開放後の変容も視野に、歴史を貫く流れを比類なき密度で描く。
  • 目次

    序 章 満洲国以後の東北工業
        1 中国経済の「連続」と「断絶」
        2 長期的視野と時期区分
        3 工業都市の多様性
        4 資本主義から社会主義への移行

      第I部 満洲国の遺産と国共内戦

    第1章 鞍山の復興と中国企業の叢生
         ――社会主義化の初期条件
        はじめに
        1 満洲国期の企業動向
        2 ソ連軍・国民党支配時期における企業動向
        3 1940年代後半の共産党政治と企業動向
        おわりに

    第2章 国共内戦下の工業化
         ――哈爾濱・瀋陽を移動する軍需生産
        はじめに
        1 満洲国崩壊前後の工業の状況
        2 哈爾濱根拠地の軍需生産
        3 瀋陽工業生産の回復と発展
        おわりに

    第3章 新京における工業化
         ――膨張する「国都」とその限界
        はじめに
        1 業種別工業化の動向
        2 各種産業ごとの工場の実態
        3 新京における自動車産業の軌跡
        おわりに

      第II部 共産党政権下の工業化

    第4章 鞍山における基幹産業の構築
         ――母企業の創設
        はじめに
        1 旧日系企業の接収と再編
        2 中国企業の接収と再編
        おわりに

    第5章 旧日系企業の再編と「南廠北遷」
         ――瀋陽・哈爾濱の重工業化の新展開
        はじめに
        1 瀋陽の国営企業の大規模化
        2 国営機械企業の再編
        3 哈爾濱の重工業化と南廠北遷
        おわりに

    第6章 旧日系企業の下請から新中国の担い手へ
        ――瀋陽における中国機械企業の変容
        はじめに
        1 旧日系企業の下請から国営企業の加工訂貨へ
        2 接収された企業の事例
        3 社会主義改造を経験した私営企業の事例
        おわりに
        補論 1980年代機械工業にみる満洲国期との連続と断絶

    第7章 長春における工業化の展開
         ――廃墟からの出発と自動車工業の創生
        はじめに
        1 国共内戦期から長春解放時の接収状況
        2 戦後における長春の工業化
        おわりに

      第III部 社会主義改造の軌跡

    第8章 鞍山における三反五反運動と公私合営化
         ――企業改革と企業家の動向
        はじめに
        1 三反五反運動と公私合営化
        2 鞍山における公私合営化の展開
        おわりに

    第9章 急がされた社会主義改造
         ――加工訂貨の効用と瀋陽・哈爾濱
        はじめに
        1 加工訂貨への依存と三反五反運動の影響
        2 公私合営化への急転回
        3 公私合営化した企業の事例と経営者
        おわりに

    第10章 長春の旧糧桟にみる戦後の企業再編
         ――国共内戦期・共和国成立期の益発合
        はじめに
        1 満洲事変以前・満洲国期における益発合
        2 国共内戦期の益発合
        3 共和国成立時の益発合
        4 公私合営化進展のなかの益発合
        おわりに

    終 章 東北の工業化から社会主義中国の工業発展へ
        1 3つの課題と検証結果
        2 東北工業の歴史から見る中国の現在と未来

      参考文献
      あとがき
      図表一覧
      索引
  • 出版社からのコメント

    中国東北において帝国支配の「遺産」が幾重にも再編される過程を初めて実証。戦前から戦後を貫く流れを描く。
  • 内容紹介

    戦後の混乱と破壊を乗りこえ、
    社会主義化の最前線かつ
    最大の生産拠点へと成長した中国東北。
    鞍山や瀋陽といった巨大都市の内外で、
    帝国支配の「遺産」が時代をこえて
    幾重にも再編されるプロセスを初めて実証。
    改革開放後の変容も視野に、歴史を貫く流れを比類なき密度で描く。

    体制転換が
    覆い隠した
    水脈をたどる

    図書館選書
    社会主義経済を支える最大の生産拠点となった中国東北で、帝国支配の「遺産」が時代をこえて再編されるプロセスを初めて実証。歴史を貫く大きな流れを描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松本 俊郎(マツモト トシロウ)
    1952年東京生まれ。現在放送大学岡山学習センター所長、岡山大学名誉教授
  • 著者について

    松本 俊郎 (マツモト トシロウ)
    1952年東京生まれ
    現 在 放送大学岡山学習センター所長、岡山大学名誉教授
    著 書 『「満洲国」から新中国へ』(名古屋大学出版会、2000年、日経経済図書文化賞)他

    張 暁紅 (チョウ ギョウコウ)
    1977年大連生まれ
    現 在 香川大学経済学部教授

    山本 裕 (ヤマモト ユウ)
    1974年東京生まれ
    現 在 獨協大学経済学部准教授

「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:松本 俊郎(編)
発行年月日:2023/02/28
ISBN-10:4815811148
ISBN-13:9784815811143
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:349ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:630g
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