韓国初代大法院長 金炳魯評伝―抗日弁護士から韓国司法の定礎者へ [単行本]
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韓国初代大法院長 金炳魯評伝―抗日弁護士から韓国司法の定礎者へ [単行本]
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韓国初代大法院長 金炳魯評伝―抗日弁護士から韓国司法の定礎者へ [単行本]

韓 寅燮(著)徐 勝(訳)
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出版社:日本評論社
販売開始日: 2023/05/02
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韓国初代大法院長 金炳魯評伝―抗日弁護士から韓国司法の定礎者へ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現代韓国の政治、司法制度の根幹を明らかにする。現代韓国にそびえ立つ法曹の巨木、金炳魯。明治大学に学び、植民地時代には抗日弁護士として、独立後には清廉剛直・至公無私の初代大法院長として、六法の骨格を作った韓国法の定礎者として、李承晩の独裁に強く抗した民主憲政守護者として、民族の尊厳と統一を追い続けた。
  • 目次

    はじめに
    第1章 不遇な少年時代、疾風模索の青年時代
    1.不遇な少年時代
    2.義兵闘争に関与する
    3.昌興学校創設と新学問の吸収
    第2章 日本へ留学し法律を専攻する
    1.亡国直前の日本留学
    2.明治大学法科および高等研究科を卒業する
    3.留学生自治活動と『学之光』の発刊
    4.初めての論説 ― 理想的な刑法学の構想
    5.小 結
    第3章 法学教授時代― 講義と研究活動
    1. 京城専修学校と普成専門学校で講義する
    2.1910 年代の法学研究活動
    第4章 判事を経て弁護士の道へ
    1.1 年間の判事生活
    2.抗日弁護士としての初めての事件― 大同団事件、李春塾事件、普合団事件
    第5章 「有条理最熱烈」の抗日弁護士(1920 年代)
    1.金相玉関連事件 ― 金炳魯の「有条理最熱烈の弁論」
    2. 金始顯らの暗殺陰謀事件―「3 人の弁護士」の最初の共同弁論
    3. 平安北道熙川事件 ― 警察の拷問の真相を暴露する
    第6章 弁護士組織の活動
    1.京城朝鮮人弁護士会の発足
    2.朝鮮人弁護士協会の創立と国際弁護士大会への参加
    3.各派維持連盟の朴春琴による暴行事件
    4.岩泰島小作争議
    5.沃溝小作争議
    6.言論・集会に対する圧迫・弾劾運動
    7.抗日弁論の求心点 ―刑事共同研究会
    第7章 法廷から社会へ― 新幹会の活動と実地調査
    1.新幹会幹部としての活動 ― 許憲と金炳魯
    2.弁護士の実地調査
    3.光州学生運動事件に対する裁判
    4.京城女学生運動事件
    第8章 大型思想事件の連帯弁論闘争
    1.朝鮮共産党事件 ― 弁護士の公判闘争
    2.高麗革命党事件― 被告人の法廷闘争と「不穏な」弁論
    第9章 弁護士懲戒処分
    第 10 章 社会的評価と自己認識
    1.「街人」という号
    2.弁護士の使命は「民衆の権益擁護」〔略〕
    3.「朝鮮左傾弁護士」最初の人
    4.独立運動と弁護士の関係
    第 11 章 1930 年代の抗日弁論
    1.金炳魯・李仁合同法律事務所時代
    2.海外の指導者の逮捕と裁判― 呂運亨、安昌浩、趙鏞夏、朴憲永の弁論
    3.京城反帝同盟事件
    4.李載裕と共産党再建運動事件
    5.思想弁護士と共産主義との関係
    第 12 章 同友会事件、思想弁論の封鎖
    1.拷問と悪刑、予審の遅延
    2.転向の強要
    3.第 1 審無罪と控訴審有罪
    4.朝鮮高等法院の無罪判決
    5.思想事件の弁論権を剥奪される
    第 13 章 倉洞時代 ― 日帝末期の守節
    1.倉洞での農村生活
    2.民族志士たちの求心点としての倉洞
    3.日帝の降伏と朝鮮の解放
    第 14 章 解放と米軍政期― 司法部長時代
    1.米軍政期の司法部長
    2.米軍政期の憲法および法典編纂作業
    第 15 章 初代大法院長就任
    第 16 章 反民族行為特別調査委員会特別裁判部長として
    1.反民族行為処罰法の制定
    2.反民特委特別裁判所部長
    3.反民族行為特別調査委員会の活動と妨害
    4.反民族行為特別調査委員会と金炳魯
    第 17 章 清廉剛直・至公無私の大法院長
    1.政府樹立から朝鮮戦争前後まで
    2.戦時下での法典編纂 ― たゆまず堅実に仕事する意志で
    3.法官倫理の確立と実践
    4.誠実な裁判、博覧強記の知識
    5.清廉剛直・至公無私な法官像
    第 18 章 法典編纂委員長として基本法を起草する
    1.法典編纂委員会の構成
    2.刑法草案の確定段階
    3.刑法草案(1949 年)の検討
    4.国会での立法過程と刑法公布
    5.刑事訴訟法制定の経緯
    6.金炳魯の刑事訴訟法構想
    第 19 章 大統領の憲法破壊に抵抗する大法院長
    1.はじめに
    2.1952 年の抜粋改憲
    3.憲法委員会での最初の違憲宣告(1952 年)
    4.大統領の四捨五入は「到底理解できない」
    5.毅然として堂々たる気概
    第 20 章 民主守護者としての剛直な批評
    1.国家保安法波動(2・4 波動)と金炳魯
    2.『京郷新聞』廃刊処分に対する金炳魯の批判
    3.小 結
    第 21 章 4・19 前後の政治的荒波に飛び込む
    1.不正選挙は「千秋の恨」になるだろう
    2.4・19 を迎え李承晩下野を促す
    3.自由法曹団結成と 7・29 総選挙での落選
    第 22 章 結 び
  • 出版社からのコメント

    戦前弁護士として抗日運動の中心的役割を担い、独立後は初代大法院長として韓国司法の基礎を築いた金炳魯。彼の足跡を克明に記す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    韓 寅燮(ハン インソプ)
    1959年韓国慶尚南道晋州生まれ。国策研究機関である韓国刑事・法務政策研究院長、ソウル大学人権センター長などを歴任。現在ソウル大学校法学専門大学院教授。専攻は刑事法。韓国型法学専門大学院(ロースクール)の導入、国民参加裁判の導入、刑事訴訟と法務、検察制度の改革、死刑廃止論など司法制度の改革に力を注ぐ。人間の尊厳性が保障される刑法学と証拠を基盤とする犯罪学の調和、韓日の法学者間の知的交流の活性化による刑事司法の人間化と先進化への連帯の道を追求している

    徐 勝(ソ スン)
    1945年京都生まれの在日朝鮮人。東京教育大学、ソウル大学校大学院に学ぶ。1998年立命館大学法学部教授、2005年立命館大学コリア研究センター長を経て、2018年韓国又石(ウソク)大学校碩座教授、同大学校東アジア平和研究所長。東アジアでの人権侵害とその回復、および和解と平和をテーマに研究に取り組む。1994年多田瑶子反権力人権賞、2011年「真実の力」第1回人権賞、2022年光州オモニ賞を受賞
  • 著者について

    韓 寅燮 (ハン インソプ)
    韓 寅燮 (はん・いんそぷ) ソウル大学教授

    徐 勝 (ソ スン)
    徐 勝 (そ・すん) 又石大学校碩座教授

韓国初代大法院長 金炳魯評伝―抗日弁護士から韓国司法の定礎者へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:韓 寅燮(著)/徐 勝(訳)
発行年月日:2023/05/10
ISBN-10:4535526753
ISBN-13:9784535526754
判型:B5
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:21cm
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