ベンヤミンの歴史哲学―ミクロロギーと普遍史(関西学院大学研究叢書) [単行本]
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ベンヤミンの歴史哲学―ミクロロギーと普遍史(関西学院大学研究叢書) [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2023/03/27
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ベンヤミンの歴史哲学―ミクロロギーと普遍史(関西学院大学研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    個物の救済からすべての人間を言祝ぐ“真の普遍史”へ。「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのか―ドイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。「些細なものへの畏敬心」を胸に“真の普遍史”を追求した思想家の姿を、新たな角度から描き上げた画期的論考。
  • 目次

    序論
    一 「神は細部に潜む」――ベンヤミンのミクロロギー
    二 「文学は歴史の感覚器官となる」――批評家ベンヤミンの歴史哲学
    三 ベンヤミンの「歴史哲学」とは何か
    四 マルクス主義のラビ、文化学とミクロストリアの先駆者としてのベンヤミン
    五 ミクロロギーと普遍史――章構成

    第一章 形態(ゲシュタルト)と歴史――ベンヤミンのグンドルフ批判
    一 ゲシュタルトとは何か
    二 グンドルフのゲシュタルト理論
    三 ベンヤミンのグンドルフ批判――『ゲーテの親和力』
    四 ゲシュタルトと歴史――ゲーテの「形態学」をめぐって
    五 グンドルフ批判から歴史の「方舟」の建造へ

    第二章 文献学と歴史――グリムからベンヤミンへ
    一 パリンプセストの解読
    二 ドイツ文献学と「些末なものへの畏敬心」
    三 古ドイツの森の測量術――グリム兄弟とA・W・シュレーゲル
    四 ドイツ文献学の境界画定――ヤーコプ・グリムとシェーラー
    五 境界領域への眼差し――ベンヤミンとグリム兄弟
    六 灰の文献学

    第三章 寓意(アレゴリー)と歴史――ベンヤミンにおける「救済史」の理念
    一 自然史と救済史――『ドイツ哀悼劇の根源』における二つの理念
    二 アレゴリーと象徴――一八〇〇年頃の美学言説
    三 髑髏と神像――ベンヤミンのアレゴリー論
    四 受難史から救済史へ――復活のアレゴリー
    五 救済史から普遍史へ――「歴史の天使」の眼差し

    第四章 原型と歴史――ベンヤミンのクラーゲス読解
    一 原型論とミクロロギー
    二 遠さとイメージ――ベンヤミンのイメージ論(1)
    三 イメージの現実性――クラーゲスのイメージ論
    四 写像の読解――ベンヤミンのイメージ論(2)
    五 原型と歴史

    第五章 技術と歴史――ルカーチからベンヤミンへ
    一 技術否定と技術崇拝のあいだで
    二 第二の自然とは何か――ルカーチからベンヤミンへ
    三 第二の自然としての技術――ベンヤミンの技術論(1)
    四 「戦争の美学」との対決――ベンヤミンの技術論(2)
    五 進歩主義への問い――ベンヤミンの技術論(3)

    第六章 言語と歴史――ベンヤミンにおける「普遍史」の理念
    一 裏切られた遺言――普遍史の解体と構築
    二 普遍史とは何か――キリスト教的普遍史と近代的普遍史
    三 ベンヤミンの普遍史批判――〈真の普遍史〉を求めて
    四 散文の理念――ベンヤミンのシュレーゲル読解
    五 ベンヤミンの普遍史――『歴史哲学テーゼ』の核心
    六 普遍史の「部分的」な再現に向けて

    終章
    一 メシアニズムから救済史へ、そして普遍史へ
    二 幸福のなかに潜む救済を求めて――科学と神学のあいだで


    あとがき
    参考文献
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    〈個物の救済〉からすべての人間を言祝ぐ〈真の普遍史〉へ――思想家ベンヤミンを新たな角度から描き上げた俊英の意欲作。
  • 内容紹介

    〈個物の救済〉からすべての人間を言祝ぐ〈真の普遍史〉へ

    「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのか――ドイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。「些末なものへの畏敬心」を胸に〈真の普遍史〉を追求した思想家の姿を、新たな角度から描き上げた画期的論考。

    「人類史は破局の連続であり、そのなかではたえず瓦礫と髑髏が生み出され、それらは物言わぬ口でこの世の歴史の儚さを告げているが、しかしまさにこの破局のなかで生み出されたものこそが、破局の連続の断ち切られた世界を、「メシア的な世界」を、「普遍史」を想像するための縁となる」(本書より)

    ◎目次

    序論
    一 「神は細部に潜む」――ベンヤミンのミクロロギー
    二 「文学は歴史の感覚器官となる」――批評家ベンヤミンの歴史哲学
    三 ベンヤミンの「歴史哲学」とは何か
    四 マルクス主義のラビ、文化学とミクロストリアの先駆者としてのベンヤミン
    五 ミクロロギーと普遍史――章構成

    第一章 形態(ゲシュタルト)と歴史――ベンヤミンのグンドルフ批判
    一 ゲシュタルトとは何か
    二 グンドルフのゲシュタルト理論
    三 ベンヤミンのグンドルフ批判――『ゲーテの親和力』
    四 ゲシュタルトと歴史――ゲーテの「形態学」をめぐって
    五 グンドルフ批判から歴史の「方舟」の建造へ

    第二章 文献学と歴史――グリムからベンヤミンへ
    一 パリンプセストの解読
    二 ドイツ文献学と「些末なものへの畏敬心」
    三 古ドイツの森の測量術――グリム兄弟とA・W・シュレーゲル
    四 ドイツ文献学の境界画定――ヤーコプ・グリムとシェーラー
    五 境界領域への眼差し――ベンヤミンとグリム兄弟
    六 灰の文献学

    第三章 寓意(アレゴリー)と歴史――ベンヤミンにおける「救済史」の理念
    一 自然史と救済史――『ドイツ哀悼劇の根源』における二つの理念
    二 アレゴリーと象徴――一八〇〇年頃の美学言説
    三 髑髏と神像――ベンヤミンのアレゴリー論
    四 受難史から救済史へ――復活のアレゴリー
    五 救済史から普遍史へ――「歴史の天使」の眼差し

    第四章 原型と歴史――ベンヤミンのクラーゲス読解
    一 原型論とミクロロギー
    二 遠さとイメージ――ベンヤミンのイメージ論(1)
    三 イメージの現実性――クラーゲスのイメージ論
    四 写像の読解――ベンヤミンのイメージ論(2)
    五 原型と歴史
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宇和川 雄(ウワガワ ユウ)
    1985年愛媛県松山市出身。京都大学文学部で美学を、同文学研究科でドイツ文学を学ぶ。京都大学文学研究科博士後期課程を出た後、『ミクロロギーと普遍史―ベンヤミンの歴史哲学』で京都大学博士号(文学)を取得。現在、関西学院大学准教授。専門はヴァルター・ベンヤミンと近現代ドイツ語圏の文学・思想
  • 著者について

    宇和川 雄 (ウワガワ ユウ)
    【著者】宇和川雄(うわがわ・ゆう)
    1985年愛媛県松山市出身。京都大学文学研究科博士後期課程を出た後、『ミクロロギーと普遍史――ベンヤミンの歴史哲学』で京都大学博士号(文学)を取得。現在、関西学院大学准教授。専門はヴァルター・ベンヤミンと近現代ドイツ語圏の文学・思想。主要論文に、「文献学と歴史――グリムからベンヤミンへ」(日本独文学会『ドイツ文学』146号、2013年)、「聖槍としての貨幣――ジンメルの貨幣論における「非人格性」の概念について」(日本独文学会研究叢書128号、2017年)、共訳書に、ジュビレ・クレーマー『メディア・使者・伝達作用――メディア性の「形而上学」の試み』(晃洋書房、2014年)、シュテファン・ツヴァイク『聖伝』(幻戯書房、2020年)がある。

ベンヤミンの歴史哲学―ミクロロギーと普遍史(関西学院大学研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:宇和川 雄(著)
発行年月日:2023/03/20
ISBN-10:4409031201
ISBN-13:9784409031209
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:356ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:475g
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