オスマン帝国の世界秩序と外交 [単行本]
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オスマン帝国の世界秩序と外交 [単行本]
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オスマン帝国の世界秩序と外交 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2023/03/14
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オスマン帝国の世界秩序と外交 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    イスラム的世界帝国の理念・現実・変容。ナショナルな主権国家とは異なる秩序観に基づき、多様な人々を包摂した大帝国。そのダイナミックな「国際」関係や対外交渉行動を描くとともに、近代の西欧国際体系との関係を、外交使節や公館、革命や大戦への対応などから論じた、碩学の労作。原初から終焉までの600年余を文明史的視角から一望する。
  • 目次

    序 章 イスラム的世界帝国としてのオスマン帝国
         1 オスマン帝国とは何か
         2 オスマン帝国の形成
         3 内的統合のシステムと「イスラム的寛容」
         4 イスラム的世界秩序と対外関係
         5 近代西欧国際体系とオスマン帝国
         6 帝国の解体とその後にくるもの
         7 本書の構成

      第I部 オスマン帝国の世界秩序

    第1章 イスラム世界の「内」と「外」
        ――境界・言語・移動
         はじめに
         1 オスマン帝国と境界
         2 言語と文字と異言語集団間媒体
         3 ヒトとモノと情報の移動
         おわりに

    第2章 オスマン帝国の異文化集団支配
         1 政治単位の諸タイプと異文化集団間関係
         2 イスラム世界における異文化集団支配の伝統
         3 オスマン帝国における異文化集団支配
         4 ナショナリズムの衝撃と伝統的システムの解体

    第3章 イスラム国際法とオスマン帝国の外交
         1 文化世界・世界秩序・「国際法」
         2 文化世界としてのイスラム世界とその対異文化世界関係
         3 イスラム的世界秩序の理念
         4 政治的基本単位の性格
         5 世界法としてのシャリーアと異教徒の処遇
         6 オスマン帝国と西欧世界
         7 「西洋の衝撃」の到来

    第4章 オスマン帝国の世界秩序観と国際関係の変容
         1 オスマン帝国の世界秩序観とイスラム的伝統
         2 オスマン帝国における国際関係の現実とその変容
         3 世界秩序観とアイデンティティーの変容

    第5章 オスマン帝国の対外交渉行動
         はじめに
         1 オスマン帝国の対外行動と戦争行動の優位
         2 オスマン的交渉行動とその背景
         3 後期オスマン帝国における交渉行動の重要化とその対内的影響
         4 後期オスマン帝国の事例と幕末日本の事例
         5 交渉行動の技術的普遍性と文化的特殊性

      第II部 オスマン帝国と近代西欧国際体系

    第6章 ウィーン派遣大使と『ウィーン使節記』
         1 18世紀初頭オスマン帝国の対西欧関係
         2 オスマン帝国の使節たち
         3 大使イブラヒム・パシャのウィーン派遣の背景
         4 ウィーン派遣大使イブラヒム・パシャについて
         5 『ウィーン使節記』
         おわりに

    第7章 パリ派遣大使と『フランス使節記』
         はじめに
         1 イルミセキズ・チェレビィの経歴(1)――パリ派遣まで
         2 パリ奉使行と『フランス使節記』
         3 イルミセキズ・チェレビィの経歴(2)――パリ派遣後
         おわりに

    第8章 オスマン帝国とフランス革命
         はじめに
         1 オスマン帝国とフランス――地中海の二つの「友邦」の二世紀半
         2 革命期フランスと東方
         3 オスマン人の革命期フランス観
         おわりに

    第9章 オスマン帝国の在外公館網の拡大
         はじめに
         1 オスマン帝国の常駐在外公館制度の拡大過程とその特色
         2 日本及び中国のケースとの比較
         おわりに

    第10章 オスマン帝国と第一次世界大戦
         はじめに
         1 オスマン帝国と「欧州」諸国――ハプスブルクとフランスと
         2 新たな脅威と新たな友邦
         3 領土喪失・改革・革命
         4 諸戦争から大戦へ
         5 大戦と帝国の運命

      あとがき
      初出一覧
      註
      索引
  • 出版社からのコメント

    イスラム的世界帝国の「国際」秩序観や対外交渉行動、西欧国際体系との関係を文明史的視角から一望した労作。
  • 内容紹介

    イスラム的世界帝国の
    理念・現実・変容
    ナショナルな主権国家とは異なる秩序観に基づき、多様な人々を包摂した大帝国。
    そのダイナミックな「国際」関係や対外交渉行動を描くとともに、近代の西欧国際体系との関係を、
    外交使節や公館、革命や大戦への対応などから論じた、碩学の労作。
    原初から終焉までの600年余を文明史的視角から一望する。

    図書館選書
    イスラム世界帝国のダイナミックな「国際」秩序観や対外交渉行動、近代の西欧国際体系との関係を論じ、原初から終焉までの600年余を文明史的視角から一望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 董(スズキ タダシ)
    1982年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。東京大学東洋文化研究所教授などを経て、東京大学名誉教授
  • 著者について

    鈴木 董 (スズキ タダシ)
    1947年生
    1982年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士
    東京大学東洋文化研究所教授などを経て、
    現 在 東京大学名誉教授

    著書:
    『オスマン帝国――イスラム世界の「柔らかい専制」』(講談社現代新書、1992年)
    『オスマン帝国の権力とエリート』(東京大学出版会、1993年)
    『オスマン帝国とイスラム世界』(東京大学出版会、1997年)
    『世界の食文化(9) トルコ』(農村漁村文化協会、2003年)
    『ナショナリズムとイスラム的共存』(千倉書房、2007年)
    『文字と組織の世界史』(山川出版社、2018年)
    『オスマン帝国の解体――文化世界と国民国家』(講談社学術文庫、2018年)
    『文字世界で読む文明論――比較人類史七つの視点』(講談社現代新書、2020年)
    『食はイスタンブルにあり――君府名物考』(講談社学術文庫、2020年)
    『帝国の崩壊――歴史上の超大国はなぜ滅びたか』(編著…

オスマン帝国の世界秩序と外交 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:鈴木 董(著)
発行年月日:2023/02/28
ISBN-10:4815811172
ISBN-13:9784815811174
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:570g
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