短歌で読むベンヤミン(田畑ブックレット) [単行本]
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短歌で読むベンヤミン(田畑ブックレット) [単行本]

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出版社:田畑書店
販売開始日: 2023/03/07
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短歌で読むベンヤミン(田畑ブックレット) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新たな出会いの扉、再読のガイドライン。20世紀最大の文化哲学の巨人、ヴァルター・ベンヤミン(1892‐1940)は、ベルリンの裕福なユダヤ系の家庭に生まれた。はやくから批判的精神を学びとり、文芸批評やアクチュアリティを優れた文体で実現しようと努めたベンヤミンは、ことば論やロマン主義の考察で学問的なキャリアを形成したがアカデミズムには受け入れられず、主として新聞や雑誌に繊細で緻密なエッセイを発表した。また、同時代にフランスで起こったシュルレアリスムに強い刺激を受け、マルクス主義を吸収し、ファシズムの圧倒的な暴力に、生涯を賭けて抗った。本書では、21世紀の資本主義(消費社会)の限界と新たな人類の危機を生きる現代人にとって示唆に富むベンヤミンの思索の歩みを、主として芸術文化論とメディア論、パサージュ論に重きを置いて、一つ一つの著作を辿りながら、短歌を用いて解き明かす。
  • 目次

    はじめに

    第一章ベンヤミンの揺籃期
    『ベルリンの幼年時代』
       一九〇〇年前後のベルリンにおける幼年時代
      「ベルリン年代記」
    『言語と社会』
       言語一般および人間の言語
      「言語社会学の問題」
       模倣の能力について
    『ドイツ・ロマン主義』
      「ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念」

    第二章 ベンヤミンの代表作
    『ゲーテ 親和力』
      「ゲーテの『親和力』について」
    『ドイツ悲劇の根源』
       認識批判的序論
       バロック悲劇とギリシア悲劇
       寓意と近代悲劇
    『暴力批判論』
      「暴力批判論」
    『一方通交路』
      「一方通交路」
    給油所/朝食の部屋/地下室/玄関/食堂/貴顕向き住居部屋数10・高級家具完備/籏/公認会計検査官/切り抜き絵/非売品/貨物発送と梱包/物乞い、押し売り、お断り/イタリア語話します

    第三章 ベンヤミンの芸術文化論
    『複製技術時代の芸術』
      「複製技術の時代における芸術作品」
      「写真小史」
    『シュルレアリスム』
      「シュルレアリスム」
    『文学の危機』
      「マルセル・プルーストのイメージについて」
      「フランツ・カフカ」

    第四章 パサージュ論
    『パサージュ論』第1巻
       十九世紀パリのパサージュ/消費社会の夢/遊歩者の視線/資本主義のユートピア
    『パサージュ論』第2巻
       収集家/室内、痕跡/ボードレールと十九世紀後半のパリ/ボードレール文学の特性/魔性と幸福/ボードレールの流儀
    『パサージュ論』第3巻
       集団的な夢としてのパサージュ/夢の家/遊歩者の考察/街路を家とする人々/街の無意識
    『パサージュ論』第4巻
       サン=シモンへの眼差し/サン=シモンの社会主義/サン=シモンと産業システム/サン=シモンの見た夢/フーリエ論/マルクスについて
    『パサージュ論』第5巻
       ドーミエ論 /文学史、 ユゴー/複製技術、リトグラフ/セーヌ河、最古のパリ/閑の特徴について

    「歴史哲学テーゼ」(ベンヤミン著作集1より)

    あとがき
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    20世紀を代表する文化批評の巨人ベンヤミン。彼の思想と著作群を短歌を使って解説していく、大好評〈短歌で読む〉シリーズ第4弾!
  • 内容紹介

    理想家は本が出されたその日から共同体の実現を見る フーリエ論 『パサージュ論』第4巻
    回想は過去の記憶に果てしなく書き込みをする幾重もの襞 『ベルリンの幼年時代』
    法律は歴史の上で成り立った合法的な暴力を許す 『暴力批判論』
    近代は民衆側の暴力を原則的に全否定する 『暴力批判論』
                               
    『複製技術時代の芸術』でアヴァンギャルドの意義を知らしめ、『パサージュ論』で消費社会の本質と資本主義の限界を予見し、一身に全体主義やファシズムと戦った20世紀文化批評の巨人ベンヤミン。今まさに読み継がれるべき彼の思想と著作群を、短歌とおなじみの名解説でしみ込むように読ませる、理解できる、楽しめる、大好評〈短歌で読む〉シリーズ第4弾!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 拓夢(ヤマグチ タクム)
    1966年、東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。札幌大学女子短期大学部教授。専攻は西洋哲学・神話学。哲学やギリシア神話のみならず、心理学、人類学、宗教学など文系分野全般に関心を抱き、その深い知識を基に数々の文章を発表している。またクラシック音楽への造詣も深く、CDを聴いた途端にその曲名はいわずもがな、演奏者まで言い当てるという特技をもつ
  • 著者について

    山口 拓夢 (ヤマグチ タクム)
    1966年、東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。札幌大学女子短期大学部教授。専攻は西洋哲学・神話学。哲学やギリシア神話のみならず、心理学、人類学、宗教学など文系分野全般に関心を抱き、その深い知識を基に数々の文章を発表している。またクラシック音楽への造詣も深く、CDを聴いた途端にその曲名はいわずもがな、演奏者まで言い当てるという特技をもつ。
     主な著書に『短歌で読む哲学史』『短歌で読むユング』『短歌で読む宗教学』(田畑書店)。訳書・共著書に、チャールズ・シーガル『ディオニュソスの詩学』(国文社)、アーサー・コッテル『世界神話辞典』(共訳、柏書房)、『宗教への問い 第5巻 宗教の闇』(共著、岩波書店)などがある。

短歌で読むベンヤミン(田畑ブックレット) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:田畑書店
著者名:山口 拓夢(著)
発行年月日:2023/03/01
ISBN-10:4803804095
ISBN-13:9784803804096
判型:A5
発売社名:田畑書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:168ページ
縦:21cm
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