東アジア仏教思想史の構築―凝然・明恵と華厳思想(龍谷大学仏教文化研究叢書) [単行本]
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東アジア仏教思想史の構築―凝然・明恵と華厳思想(龍谷大学仏教文化研究叢書) [単行本]
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東アジア仏教思想史の構築―凝然・明恵と華厳思想(龍谷大学仏教文化研究叢書) [単行本]

野呂 靖(編)張 文良(編)金 天鶴(編)
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出版社:法蔵館
販売開始日: 2023/03/24
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東アジア仏教思想史の構築―凝然・明恵と華厳思想(龍谷大学仏教文化研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    折り重ねられた交渉・融和の痕跡。日本中世の仏教思想に折りたたまれた東アジア地域の多様な要素を明らかにし、現代における仏教理解の枠組みを問い直す。
  • 目次

    序 言[野呂 靖・張 文良・金 天鶴]

    第1部 凝然と東アジア仏教

    中国における凝然仏教思想の受容――中国仏教宗派説を中心に[張 文良(翻訳 李曼寧)]
    「十世隔法異成門」解釈からみる華厳時間論の構築と伝承――法蔵から凝然へ[王 頌(翻訳 李曼寧)]
    凝然の『五教章通路記』における智儼引用について――同別二教を中心として[成 昊官(?山)]
    凝然の六相説理解について[朴 普藍]
    『華厳経』の威神力と統合的理論としての華厳教学――8世紀における『華厳経』受容の諸相[中西俊英]
    華厳観法と凝然[藤丸 要]
    凝然の「通受」「別受」[大谷由香]
    続・中世東大寺律儀復興史小考――円照時代の戒壇院[横内裕人]

    第2部 明恵と東アジア仏教

    明恵の『解脱門義』における信と住の関係[金 天鶴]
    明恵と「即身成仏」再考――華厳教学を基調として[小宮俊海]
    明恵の成仏義解釈とその周辺――義天版章疏の影響関係を中心に[野呂 靖]
    『明恵上人行状』の中の明恵像[前川健一]
    明恵撰『涅槃講式』成立の背景――俊?請来の宋代仏教儀礼の視点から[西谷 功]

    執筆者一覧
  • 出版社からのコメント

    東アジアの思想文化に多大な影響を与えた華厳思想の日本的展開について、鎌倉時代の明恵・凝然という二人の思想家を通して考察する。
  • 内容紹介

    "東アジア仏教思想の多様な展開の中で、諸地域の思想や文化に多大な影響を与えた華厳思想。その日本的展開について鎌倉時代の明恵・凝然という二人の思想家を通して考察する。

    中国・韓国・日本の十三人による学術論文集。

    ----------
    本書は東アジア仏教思想の多様な展開のなかで、諸地域の思想や文化に多大な影響を与えた華厳思想に注目し、その日本的展開について鎌倉時代の明恵(1173-1232)・凝然(1240-1321)という二人の思想家を通して明らかにするものである。
     東アジア仏教とはいわゆる中国・朝鮮半島・日本などの漢訳経典に基づく仏教、すなわち「漢訳仏教圏」の仏教を指す概念であるが、それは当該の地域に残された教理テクストのみをさすものではない。すでに木村清孝氏によって明示されたように、「漢訳仏典を拠りどころとしつつ、東アジア諸地域の伝統的思惟と交渉・融和によって形成された仏教のこと」であるとするならば、東アジア仏教の研究とは、まさに一つのテクストの上に折り重ねられた諸地域の思想や文化の交渉・融和の痕跡を丁寧に読み解いていく作業にほかならない。本書はそうした視点から、明恵と凝然の華厳思想がいかに中国や朝鮮半島の仏教と接続したものであるかを、仏教学のみならず歴史学・文化学など関連諸分野の研究者も加えて明らかにしようとした試みである。
    (「序言」より)
    ----------

    【目次】
    序 言[野呂 靖・張 文良・金 天鶴]

    第1部 凝然と東アジア仏教

    中国における凝然仏教思想の受容――中国仏教宗派説を中心に[張 文良(翻訳 李曼寧)]
    「十世隔法異成門」解釈からみる華厳時間論の構築と伝承――法蔵から凝然へ[王 頌(翻訳 李曼寧)]
    凝然の『五教章通路記』における智儼引用について――同別二教を中心として[成 昊官(?山)]
    凝然の六相説理解について[朴 普藍]
    『華厳経』の威神力と統合的理論としての華厳教学――8世紀における『華厳経』受容の諸相[中西俊英]
    華厳観法と凝然[藤丸 要]
    凝然の「通受」「別受」[大谷由香]
    続・中世東大寺律儀復興史小考――円照時代の戒壇院[横内裕人]

    第2部 明恵と東アジア仏教

    明恵の『解脱門義』における信と住の関係[金 天鶴]
    明恵と「即身成仏」再考――華厳教学を基調として[小宮俊海]
    明恵の成仏義解釈とその周辺――義天版章疏の影響関係を中心に[野呂 靖]
    『明恵上人行状』の中の明恵像[前川健一]
    明恵撰『涅槃講式』成立の背景――俊?請来の宋代仏教儀礼の視点から[西谷 功]

    執筆者一覧"

    図書館選書
    東アジア仏教思想の多様な展開の中で、諸地域の思想や文化に多大な影響を与えた華厳思想。その日本的展開について鎌倉時代の明恵・凝然という二人の思想家を通して考察する。中国・韓国・日本の総勢十三人による学術論文集。
  • 著者について

    野呂 靖 (ノロ セイ)
    1979年生まれ。龍谷大学文学部准教授。博士(文学)。専門は仏教学(日本仏教,華厳思想)。【主著】『明恵上人夢記訳注』(共著,勉誠出版,2015年),『日本仏教と論義』(共著,法藏館,2020年),『凝然教学の形成と展開』(共著,法藏館,2021年)等。

    張 文良 (チョウ ブンリョウ)
    1966年生まれ。中国人民大学仏教与宗教学理論研究所教授。博士(文学)。専門は仏教学(中国仏教,華厳学)。【主著】『澄観華厳思想研究』(山喜房佛書林,2006年),『東亜仏教視野下的華厳研究』(国際文化出版公司,2018年)等。

    金 天鶴 (キム チョンハク)
    1962年生まれ。東国大学仏教文化研究院HK教授。哲学博士(韓国),博士(文学)(日本)。専門は東アジア華厳学。【主著】『平安期華厳思想の研究――東アジア華厳思想の視座より』(山喜房佛書林,2015年)『刊経都鑑本法蔵『大乗起信論疏』校勘本研究』(共著,慶北大学出版部,2021年)等。

東アジア仏教思想史の構築―凝然・明恵と華厳思想(龍谷大学仏教文化研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館
著者名:野呂 靖(編)/張 文良(編)/金 天鶴(編)
発行年月日:2023/03/24
ISBN-10:4831877662
ISBN-13:9784831877666
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:342ページ
縦:22cm
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