考古学による歴史的背景の追求 [単行本]

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考古学による歴史的背景の追求 [単行本]

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出版社:六一書房
販売開始日: 2023/03/10
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考古学による歴史的背景の追求 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第Ⅰ部 縄文人の食文化と葬・祭儀礼の一斑
    縄文人の食べ物事情―研究の断想から学ぶこと
    1 土器の表面に観察された圧痕・三題噺の顛末
    2 縄文植物食の研究は,遅れて重視されてきた
    3 五穀を含むことども
    その後の見聞録
    縄文竪穴住まい内の祭祀と墓制に関する一考察―甲信地域の中期後半期の資料から―
    1 住まい内に頭蓋骨を祀る考・その後(前稿の補遺)
    2 沖縄の洗骨蔵骨器と東北地方北部の土器棺墓に脈絡ありやなしや
    3 竪穴住まい内から発掘される倒置埋設土器の周辺
    わが縄文のムラと住まい考の残紅を求めて―神は細部に宿り給う,からの学び―
    1 柄鏡形住居内の生活痕を探る―東京都深沢遺跡の分析から
    2  竪穴住まいの仕舞い支度考―神奈川県潮見台遺跡と長野県棚畑遺跡から
    3 埋甕研究の新展開―斜位に埋設された埋甕と乳幼児骨の新発見
    4 縄文竪穴住まい内の〝顕示する祭儀・秘匿する祭儀〟考
    第Ⅱ部 古墳壁画や戸籍・考古資料等から描く古代史像
    武蔵国・熊ヶ谷横穴墓群中の線刻画考―第2 号横穴墓の線刻画の絵解き―
    1 熊ヶ谷横穴墓群の位置と発掘経過など
    2 線刻画が認められた横穴墓とそのあらまし
    3 2 号横穴墓と線刻画 
    4 2 号横穴墓の線刻画を再検証する
    5 2 号横穴墓線刻画の歴史的背景・素描
    高師小僧と同製管玉の事例
    1 下作延巳ノ谷遺跡群と下作延中之橋横穴墓群の位置
    2 下作延中之橋横穴墓群から発掘された高師小僧製管玉
    3 発掘された高師小僧製管玉の形態など
    4 集落跡や古墳から発掘された高師小僧製管玉などの類例
    その後の見聞録
    武蔵国橘樹郡衙の正倉院周辺を散策する―発掘された東区画溝などを評価する―
    1 正倉院跡の東区画溝の新発見―「失われた平坦地」を復元する
    2 正倉内のクラの様相
    3 正倉院の運営に関連する遺構―その1
    4 正倉院の運営に関連する遺構―その2
    その後の見聞録
    御野国半布里と武蔵国橘樹郡の人びと(1)―半布里・大宝二年籍(702) の歴史人口学的な解析―
    1 半布里戸籍の概要
    2 記載されている人びとの仕分け
    3 記載されている人びとの年齢解析
    4 記載されている親族関係の解析
    御野国半布里と武蔵国橘樹郡の人びと(2)―発掘調査された橘樹郡の考古資料の解析―
    1 馬絹古墳に関わる諸問題
    2 古代火葬骨蔵器に関わる諸問題
    3 「稲毛本庄検注目録」と「皮古造免五段」の背景
    4 橘樹郡御宅郷・高田郷の推定域の関する卑見
    第Ⅲ部 小杉御殿の復元と黒川炭の歴史・民俗誌 多摩川下流域右岸・小杉御殿跡の面影を探る
    1 遺跡の位置と周辺の環境
    2 既往の研究成果から学ぶ
    3 旧家・安藤家に伝わる小杉御殿・小杉陣屋絵図の絵解き
    4 意外な援軍が現れた
    5 Aの絵図の縮尺 (スケール)が復元できた
    6 今後の小杉御殿の門構えと周辺道路の景観的復元
    7 今後の発掘調査の実現を期待する
    その後の見聞録
    多摩丘陵産のブランド・黒川炭を焼く―最後の伝承者・市川祐家の見聞録―
    1 市川家の炭焼窯
    2 黒川炭を焼く―市川家の見聞録
    3 黒川炭の歴史的背景を素描する
    第Ⅳ部 託すょ夢―神奈川県考古学会と発掘調査報告書―神奈川県考古学会の発足前夜と今後への期待 発掘調査報告書のありかた
    1 俎上に載せる三つの発掘調査報告書など
    2 検証課題を順次あげていきたい
    わたしの考古楽・漫遊録 武蔵国橘樹郡衙周辺の歴史点描を楽しむ
    点描1 橘・橘樹,そして多知波奈(売)―三種のタチバナ
    点描2 橘樹郡衙から都へ運ばれた茜あかね―それは薬草か,それとも染料か
    点描3 橘樹郡衙の正しょう倉そう院いんに運ばれた稲―どこの田たんぼ圃で耕作した? 
    点描4  影向寺に関わる古代学考―その輪郭を学ぶ
    点描5 陸運・水運の要かなめは常に交差する―古代・東海道と矢上川ルート
    点描6 橘樹郡の人びと―奈良時代の戸籍から推測
  • 出版社からのコメント

    13年刊行『関東の古代遺跡逍遥』以後発表論文と新稿を加えた論文集。地域と時代を越えて広範な対象を論究した著者の研究成果。
  • 内容紹介

    2013年刊行『関東の古代遺跡逍遥』の後10年間に発表された論文をまとめ、発表後の知見を「その後の見聞録」として各論文の末に加える。また、第1部に新稿を加えた著者80歳を記念する論文集。
    地域と時代を越えて広範な対象を,興趣赴くままに縦横に論究した”楽しい考古学”の研究成果。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村田 文夫(ムラタ フミオ)
    1943年3月神奈川県川崎市に生まれる。2005年6月第30回藤森栄一賞を受賞。その後、NPO法人・かわさき市民アカデミー副学長(川崎学担当)を務める。(現在は退任する)

考古学による歴史的背景の追求 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:六一書房
著者名:村田 文夫(著)
発行年月日:2023/03/10
ISBN-10:4864451672
ISBN-13:9784864451673
判型:B5
発売社名:六一書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:195ページ
縦:26cm
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