軍と兵士のローマ帝国(岩波新書) [新書]
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軍と兵士のローマ帝国(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/03/22
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軍と兵士のローマ帝国(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。
  • 目次

    序 章 凱旋門とサトクリフとイエス――ローマ帝国と軍隊
     戦勝を讃える都のモニュメント
     児童文学に登場するローマ軍
     イエスを十字架に架け、パウロを保護したローマ兵
     軍と兵士を通して見るローマ帝国
     手薄だった後期ローマ帝国軍の研究
     ローマ史の流れ

    第一章 市民軍から職業軍人の常備軍へ――ローマ帝国軍の形成
     古代世界のなかのローマ帝国の軍隊
     エトルリア人の王が創り上げた市民軍制度
     歴史家ポリュビオスの描くローマ軍
     市民軍の危機と職業軍人の誕生
     軍団の半常備軍化
     カエサルの軍隊
     アウグストゥスによる常備軍化――「兵民分離」体制の確立

    第二章 「ローマの平和」を支える――前期ローマ帝国の軍隊
     理想的なローマ軍?
     軍の組織
     軍団(レギオ)
     補助軍(アウクシリア)
     辺境に配備された軍団と補助軍
     戦場における軍団と補助軍
     イタリア本国の軍事力
     皇帝に忠誠を誓う
     帝位を左右する
     ローマ帝国の軍事戦略?
     攻撃姿勢の帝国
     緩むローマ軍
     兵士たちの日常
     インムネスとプリンキパレス
     百人隊長の任務
     軍事訓練は行き届いていたのか?
     帝国統治の要

    第三章 軍制改革と権力闘争の狭間――変容するローマ軍
     五賢帝時代に始まるローマ軍の変容
     転回点としてのマルコマンニ戦争
     セプティミウス・セウェルス帝の軍制改革――兵士の優遇
     新たな敵の出現と軍人皇帝時代の混乱
     ウァレリアヌス帝の分担統治
     機動軍の形成
     ガリエヌス帝の機動軍――騎兵部隊の創設
     徹底していく能力主義
     バルカン半島出身の軍人の台頭
     軍人皇帝たちの機動軍
     変貌したローマ軍
     ディオクレティアヌス帝の機動軍
     増強された軍隊
     コンスタンティヌス帝のローマ軍――完成した機動軍

    第四章 イメージと実態のギャップ――後期ローマ帝国の軍隊
     ローマ軍の完成形態
     『ノティティア・ディグニタトゥム』
     東ローマの軍
     西ローマの軍
     深層防御体制の確立
     歴史家アンミアヌス・マルケリヌス
     辺境防衛軍
     戦う機動軍
     「主権者」としての機動軍
     簒奪者を産む機動軍
     激化する内乱
     困難になる兵員確保と「蛮族化」
     軍政と民政の分離
     専業戦士としてのキャリア
     兵士と市民――辺境防衛軍の機能と機動軍がもたらす災厄
     危ういローマ軍

    第五章 異民族化の果て――崩壊する西ローマ帝国の軍隊
     ゲルマン民族の大移動の始まり
     アドリアノープルの敗戦――東方の機動軍の損傷
     西方の簒奪帝との戦い
     スティリコのローマ軍――同盟部族軍への傾斜
     アエティウスのローマ軍――同盟部族軍への依存
     西ローマ帝国最末期の軍隊
     辺境防衛軍の消滅

    終章 ローマ軍再論――ユーラシア史のなかで
     常備軍を支えたシルクロード交易
     シルクロード交易圏への接近
     「帝国の時代」の終わりとローマ軍のプロ化の進展
     ユーラシアン・インパクトがもたらした同盟部族軍への依存
     東ローマ帝国はなぜ生き延びたのか?
     ローマ帝国と地中海世界、そしてヘレニズム世界

     あとがき
     主要参考文献
     図版出典一覧
  • 出版社からのコメント

    建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍・兵士と社会との関わりから浮かびあがる新たな歴史像。
  • 内容紹介

    古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士たちの生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 文則(イノウエ フミノリ)
    1973年、京都府生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。筑波大学准教授などを経て、現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻、古代ローマ史
  • 著者について

    井上 文則 (イノウエ フミノリ)
    井上文則(イノウエ フミノリ)
    1973年,京都府生まれ.2002年,京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了,博士(文学).筑波大学准教授などを経て,
    現在― 早稲田大学文学学術院教授
    専攻― 古代ローマ史
    著書―『軍人皇帝時代の研究――ローマ帝国の変容』(岩波書店)
       『軍人皇帝のローマ――変貌する元老院と帝国の衰亡』(講談社)
       『天を相手にする――評伝宮崎市定』(国書刊行会)
       『シルクロードとローマ帝国の興亡』(文藝春秋)

軍と兵士のローマ帝国(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:井上 文則(著)
発行年月日:2023/03/17
ISBN-10:4004319676
ISBN-13:9784004319672
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:180g
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