演劇と映像で「体感する」世界史―『スリーウインターズ』が気づかせてくれた歴史の捉え方、描き方 [単行本]
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演劇と映像で「体感する」世界史―『スリーウインターズ』が気づかせてくれた歴史の捉え方、描き方 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2023/03/27
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演劇と映像で「体感する」世界史―『スリーウインターズ』が気づかせてくれた歴史の捉え方、描き方 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、東欧のとある地域の研究に深く関わり、一方ある美大で教え続けた歴史家が、アニメーションや演劇を通して歴史を「体感する」ことを提案するものである。アニメーションや『スリーウインターズ』という演劇を通してある地域を全体的に、しかも「個体が」分析することの意味を再確認し、そのような地域で行われる文化のハイブリッド(異種混交)化がこれからのグローバル文化の先例になることを示していく。こうして最後に、アニメーション・ドキュメンタリーを検証する場を、世界史を「個人から」捉え直す場の一つとして提唱したい。
  • 目次

    はじめに――歴史を「下(市民など)から」見ていくために
    第一章 映像で歴史を体験する――アニメーションの「イラスト化」と「コンテクスト化」
    1 アニメーションと歴史教育
    2 『リヴァイアサン』の映像を「遅回し」したら見えてくるもの――イラスト化
    3 1950年代から60年代にかけての実験的アニメーション――コンテクスト化
    第二章 歴史、事実とアニメーション――ドキュメンタリーとの接点
    1 クルレジャのバラードで描くクロアティアの人々の歴史認識
    2 英雄物語を映像にしながら感じ取るクロアティア史の事実
    ①『ウスコク/キリスト教世界の英雄』
    ②『ストヤン/境界の英雄』
    ③『反逆の大貴族ズリンスキ』
    3 アニメーション・ドキュメンタリーで歴史を体感する
    第三章、演劇『スリーウインターズ』と「体感する世界史」――要としての家族、事実とフィクションの間
    1 『スリーウインターズ』の脚本の構成――グローバル化とローカルなクロアティア史
    2 家族から世界や国家が見えた──小さな国の、女性の視点で
    ①スリーウインターズの登場人物
    ②スリーウインターズのあらすじ
    3 日本の文学座による表現の特徴──日本人の多くにクロアティア史が伝わった
    ①舞台空間
    ②舞台美術、小道具
    ③演技
    4 歴史の事実とフィクションを「下(個人や周辺地域)から」積み上げること
    ①『スリーウインターズ』――個人的現実と公的現実の間
    ②事実を捉える枠組みとしての東欧――帝国の間の小国群
    ③むしろバルカンから始める新しい歴史の捉え方、描き方
    まとめと結び
  • 出版社からのコメント

    歴史を体感し地域を全体的に捉え、文化のハイブリッド化による個人から世界史を考え直す場としてのアニメや演劇の可能性を提唱す
  • 内容紹介

    歴史を体感させる演劇とアニメーションの可能性!

    アニメーションや演劇を通して歴史を「体感する」ことを提唱し、演劇を通してその地域を全体的に考える意味を再確認するとともに歴史を学び、そこで造られる文化のハイブリッド化がグローバル文化の先例になることを示す。そして、アニメーション・ドキュメンタリーを検証する場を、「個人から」世界史を捉え直す場として提唱する。

    図書館選書
    アニメーションや演劇を通し歴史を体感し、演劇を通して地域を全体的に考え、そこで造られる文化のハイブリッド化によりグローバル文化の行先を示す。個人から世界史を捉え直す場としての映像/演劇の可能性を提唱する
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    越村 勲(コシムラ イサオ)
    1953年富山県生まれ。ザグレブ大学大学院修士課程修了、一橋大学大学院博士課程修了(社会学博士)。一橋大学特別研究員、千葉大学助手などの後、東京造形大学教授、2019年より同大学名誉教授。専攻は東欧社会史・文化史
  • 著者について

    越村 勲 (コシムラ イサオ)
    東京造形大学名誉教授。1953年、富山県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。一橋大学特別研究員、千葉大学助手などを歴任後、現職。
    著書:『アドリア海の海賊 ウスコク――難民・略奪者・英雄』、『16・17 世紀の海商・海賊 ――アドリア海のウスコクと東シナ海の倭寇』、『クロアティアのアニメーション――人々の歴史と心の映し絵』、『映画『アンダーグラウンド』を観ましたか?――ユーゴスラヴィアの崩壊を考える』、『バルカンの大家族ザドルガ』(以上彩流社刊)訳書:『ハプスブルク軍政国境の社会史――自由農民にして兵士』(学術出版会)、『セロ――中世セルビアの村と家』(刀水書房)、『クロアティア=セルビア社会史断章――民族史を越えて』( 彩流社) ほか。

演劇と映像で「体感する」世界史―『スリーウインターズ』が気づかせてくれた歴史の捉え方、描き方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:越村 勲(著)
発行年月日:2023/03/15
ISBN-10:4779128889
ISBN-13:9784779128882
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:160ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:210g
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