歴史を変えた気候大変動―中世ヨーロッパを襲った小氷河期 新装版 (河出文庫) [文庫]

歴史を変えた気候大変動―中世ヨーロッパを襲った小氷河期 新装版 (河出文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  十九世紀中ごろまでの五世紀間、ヨーロッパは凍えるような寒気に繰り返し襲われた。農作物がしおれ、食糧を失った民衆が次々と倒れ、膨大な餓死者が増えていく。それはのちに小氷河期と呼ばれ、本書で気候変動のしくみとともに説明される。気候と歴史を初めて大胆に結びつけた記念すべき名著近未来を暗示する黙示録。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　温暖期とその影響（中世温暖期；大飢饉）
  第２部　寒冷化の始まり（気候の変動；嵐とタラとドッガー船　ほか）
  第３部　「満ちたりた世界」の終焉（飢えの恐怖；氷河との闘い　ほか）
  第４部　現代の温暖期（ますます暖かくなる温室）

• 出版社からのコメント

  中世から近代の5世紀間、ヨーロッパは夏でもひどい寒気に繰り返し襲われ、大飢饉になった。小氷河期は人類に何をもたらしたのか。

• 図書館選書

  19世紀中ごろまでの5世紀間、ヨーロッパは夏でも凍えるような寒気に繰り返し襲われた。食糧が尽きた民衆に飢えが忍び寄る。小氷河期と呼ばれた気候変動は人類に何をもたらしたのか。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  フェイガン,ブライアン(フェイガン,ブライアン／Fagan,Brian)
  イギリス生まれ。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の人類学名誉教授。考古学や気候関連の多くの著作がある
  
  東郷 えりか(トウゴウ エリカ)
  上智大学外国語学部フランス語学科卒。翻訳家
  
  桃井 緑美子(モモイ ルミコ)
  翻訳家

• 著者について

  ブライアン・フェイガン (フェイガン，Ｂ)
  イギリス生まれ。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の人類学名誉教授。考古学関連の著作が多数あり。『歴史を変えた気候大変動』、『千年前の人類を襲った大温暖化』、『海を渡った人類の遥かな歴史』など。
  
  東郷 えりか (トウゴウ　エリカ)
  上智大学外国語学部フランス語学科卒。『歴史を変えた気候大変動』、『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』、『地球の起源』、『地球を支配する水の力』、『気候変動と環境危機』など多数。
  
  桃井 緑美子 (モモイ　ルミコ)
  翻訳家。『疫病の世界史』、『愛しのブロントサウルス』、『好き嫌いーー行動科学最大の謎』、『ビジュアル図鑑 自然がつくる不思議なパターン』など多数。

歴史を変えた気候大変動―中世ヨーロッパを襲った小氷河期 新装版 (河出文庫) の商品スペック