土の塔に木が生えて―シロアリ塚からはじまる小さな森の話(新・動物記) [全集叢書]
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土の塔に木が生えて―シロアリ塚からはじまる小さな森の話(新・動物記) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2023/04/19
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土の塔に木が生えて―シロアリ塚からはじまる小さな森の話(新・動物記) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    砂に覆われた平坦な大地が広がるナミビア北部、疎らな木々に混じってそびえ立つシロアリ塚。細長い土の塔のような形をしたそれは、やがて形を変えて小さな丘になり、さまざまな生き物が集うこんもりとした森になるという。しかし、叩けば鍬が曲がるほどカチカチの塔の上に、最初の一本の木はどうやって生えるというのか。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫るべくナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。
  • 目次

    巻頭口絵
    はじめに

    1章 始まりはシロアリ塚
    1 アフリカのどこかへ
      ナミビアに降り立つ
      “自分の村”を探す
      トントン、泊めてくださいな
    2 “最果ての地”の先の村
      赤土の丘陵地
      大陸の割れ目に立つ村
      蝶の木の村
      オンバズ村に暮らす人びと
      村で生活を始める
      小さな友だち

    2章 緑の傘を差した「土の塔」
    1 シロアリ塚とは?
      シロアリ塚が立ち上がる
      天然の換気扇
    2 アフリカで調査を始める
      いよいよ、調査開始!
      “シロアリ塚と木”の全体像をつかむ
      村での一日
      ゼンバ語を覚える
    3 シロアリ塚と木の関係
      シロアリ塚が先か? 木が先か?
      カチカチのシロアリ塚
      樹木にとってシロアリ塚は害か?
      空腹との闘いの日々
    4 憧れの「シロアリ塚の森」を探しに

    3章 森を支える小さな丘
    1 “カラハリ砂漠”の中の村
      白砂の緑豊かな大地 
      ナミビアの端っこ
    2 ムヤコ村で調査をする
      村に持っていくもの
      スーパー助手、カソコニャ
      調査バッグの中身
    3 「土の塔」からシロアリ塚の「丘」へ
      塚の形が変わる理由
      「土の塔」は数百年かけて「丘」になる
      オンバズ村とムヤコ村でのシロアリ塚の違い
    4 「シロアリ塚の森」ができるまで
      シロアリ塚並べ替え作戦
      「土の塔」に乗った木
      “止まりシロアリ塚”効果?
      「シロアリ塚の森」は本当に“多様”か?
      なぜ、多様な「シロアリ塚の森」ができるのか?
      動物たちがつくる「シロアリ塚の森」
    5 シロアリ塚で出会う動物たち
      シロアリ塚に住み、シロアリ塚で食べる
      「シロアリ塚の森」でカメラトラップ
    6 毎日数十キロメートル

    4章 アフリカの人びととシロアリ
    1 シロアリ塚の土を使う
      材料として使う
      土を食べる
    2 美味しいものを生み出すシロアリ塚
      絶品キノコ
      おやつはシロアリ塚で調達
    3 “場”となるシロアリ塚
      作物を育てる
      狩りをする
      シロアリ塚の上で眠る
      村での休日
    4 シロアリという虫
      シロアリは貴重な食料
      食べ物としての虫
      害虫
    5 世界観の中のシロアリ
      神であるシロアリ
      埋葬する
      祖先、家族とのつながり
      悪霊や病気の棲み家
      民話、諺の中のシロアリ塚

    5章 自然保護区に生きる人びと
    1 生きものの宝庫、ナミビア
    2 「人は動物には敵わない」
    3 三重の自然保護区の中で
      ナミビアにおける自然保護
      ムヤコ森林保護区
      端っこのキャンプサイト
      トロフィー・ハンティングの恩恵?
      ムヤコ・キャンプサイト計画
    4 シロアリ塚から見えてきたさまざまな“つながり”

    おわりに

    Column 1 ナミビアの土地区分
    Column 2 “サバンナっぽくない”モパネ植生
    Column 3 “妖精の輪”の謎、ついに解明?
    Column 4 呪いなんてありえない⁉ 
    Column 5 真っ赤なナミブ砂漠

    著者のおすすめ読書案内
    引用文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    サバンナに聳える土の塔のような形のシロアリ塚は、やがて形を変えて小さな森になる。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫る。
  • 内容紹介

    砂に覆われた平坦な大地が広がるナミビア北部、疎らな木々に混じってそびえ立つシロアリ塚。細長い土の塔のような形をしたそれは、やがて形を変えて小さな丘になり、さまざまな生き物が集うこんもりとした森になるという。しかし、叩けば鍬が曲がるほどカチカチの塔の上に、最初の一本の木はどうやって生えるというのか。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫るべくナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。

    図書館選書
    広大なサバンナにそびえ立つシロアリ塚。硬い土の塔のような形をしたそれは、やがて形を変えてこんもりとした小さな森になるという。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫るべく、ナミビアの広野を踏破する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山科 千里(ヤマシナ チサト)
    2012年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(アフリカ地域研究専攻)修了。博士(地域研究)。筑波大学生命環境系特任助教を経て、現在は日本学術振興会特別研究員(RPD)。小さい頃から虫捕りや自然の中で遊ぶことは好きだったものの、大学卒業までは研究ともアフリカとも無縁のサッカーに明け暮れる日々を送る。その一方、自分はいつかアフリカに行くと心の中で決めていたため、「アフリカに行ける」という理由で大学院を選び、進学。入学の3か月後にはアフリカ南西部に位置するナミビで一人調査を始める。“シロアリ塚”は、大学院入学のためにたまたま見つけたテーマだったが、調べていくうちに、豊かな植物相を育み、多くの野生動物が訪れ、人びとの生活にも深くかかわるその存在に魅せられ、現在まで研究を続けている
  • 著者について

    山科 千里 (ヤマシナ チサト)
    2012年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(アフリカ地域研究専攻)修了。博士(地域研究)。筑波大学生命環境系特任助教を経て、現在は日本学術振興会特別研究員(RPD)。小さい頃から虫捕りや自然の中で遊ぶことは好きだったものの、大学卒業までは研究ともアフリカとも無縁のサッカーに明け暮れる日々を送る。その一方、自分はいつかアフリカに行くと心の中で決めていたため、「アフリカに行ける」という理由で大学院を選び、進学。入学の3か月後にはアフリカ南西部に位置するナミビで一人調査を始める。“シロアリ塚”は、大学院入学のためにたまたま見つけたテーマだったが、調べていくうちに、豊かな植物相を育み、多くの野生動物が訪れ、人びとの生活にも深くかかわるその存在に魅せられ、現在まで研究を続けている。

土の塔に木が生えて―シロアリ塚からはじまる小さな森の話(新・動物記) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:山科 千里(著)
発行年月日:2023/04/20
ISBN-10:4814004621
ISBN-13:9784814004621
判型:B6
発売社名:京都大学学術出版会
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:278ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:260g
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