文化遺産(ヘリテージ)といかに向き合うのか―「対話的モデル」から考える持続可能な未来 [単行本]
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文化遺産(ヘリテージ)といかに向き合うのか―「対話的モデル」から考える持続可能な未来 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2023/04/08
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文化遺産(ヘリテージ)といかに向き合うのか―「対話的モデル」から考える持続可能な未来 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「増え続ける文化遺産に私達はどう向き合えばよいのか」。「過去のための文化遺産か、未来のための文化遺産か」。「そもそも文化遺産とは何なのか」。これらの問いの先にある、文化遺産の“持続可能な”未来を考える鍵=「対話的モデル」を本邦で初めて本格的に紹介。世界各地の事例をもとに思想と実践を有機的に結びつけた必読書。
  • 目次

    訳者まえがき
    凡  例
    序文と謝辞

    第1章 ヘリテージはいたるところに存在する
     1 ヘリテージとは何か
     2 ヘリテージ研究とは何か
     3 本書の構成

    第2章 ヘリテージの理論化――ヘリテージ,モダニティ,物質性
     1 はじめに
     2 ヘリテージの定義
     3 北米,英国,西欧におけるヘリテージ理解の方法を比較する
     4 ヘリテージとモダニティとの関係
     5 ヘリテージを理論化する
     6 結  論

    第3章 世界遺産前史――概念の登場
     1 はじめに
     2 ヘリテージと公共圏の出現
     3 国家による統制の起源
     4 世界遺産の起源――戦後の国際主義,アスワン・ハイ・ダムとUNESCOの保護キャンペーン
     5 1972年の世界遺産条約
     6 結  論

    第4章 後期近代とヘリテージ・ブーム
     1 はじめに
     2 20世紀後半とヘリテージ・ブーム
     3 後期近代
     4 脱工業化,衰退,そして「ヘリテージ化」の台頭――ミュージアムからヘリテージ・サイトへ
     5 過去を経験すること――ヘリテージ,「訪問可能性」,そして経験経済
     6 ヘリテージとグローバル化――「ブランド」としての世界遺産
     7 結  論

    第5章 批判的ヘリテージ研究と言説論的転回
     1 はじめに
     2 ヘリテージ,ナショナリズム,伝統の創造
     3 後期近代におけるヘリテージの拡大に対する学術界からの反応
     4 過去の翻訳――ヘリテージとインタープリテーション
     5 ディスティネーション・カルチャー――ヘリテージと観光研究
     6 ヘリテージ,展示の複雑性と表象のポリティクス
     7 普遍的価値,ヘリテージを権威化する言説とヘリテージ研究の言説論的転回
     8 ヘリテージ言説を越えて
     9 結  論

    第6章 無形遺産と文化的景観
     1 はじめに
     2 世界遺産と普遍的価値
     3 文化的景観,チュクルパとウルル ―カタ・ジュタ国立公園世界遺産
     4 「代表的な」世界遺産リストのグローバル・ストラテジーに向けて
     5 無形遺産とマラケシュ,ジャマ・エル・フナ広場のハルカ
     6 結  論

    第7章 ヘリテージ,多様性,人権
     1 はじめに
     2 トランスナショナルな世界におけるヘリテージと国民形成
     3 異なった競合する「価値」のマネジメントとしてのヘリテージ
     4 文化,ヘリテージ,モダニティ,「差異」
     5 ヘリテージの普遍的価値と文化的多様性への権利
     6 ヘリテージと差異の関係はいずこへ?
     7 結  論

    第8章 ヘリテージと記憶をめぐる「問題」
     1 はじめに
     2 過去に溺れる現在?――モダニティの記憶の問題
     3 不在というヘリテージ――不在を現前させる
     4 「困難な」そして不協和的なヘリテージ
     5 過去に圧倒される現在?――不在というヘリテージとその二重性
     6 想起のための忘却,忘却のための想起
     7 結  論

    第9章 対話的ヘリテージと持続可能性
     1 はじめに
     2 近代主義者の二元論――「大分水界(the Great Divide)」
     3 自然遺産と文化遺産――人工的分離
     4 先住民の存在論的パースペクティヴ主義とヘリテージの対話的モデル
     5 対話的ヘリテージ,環境倫理と持続可能性
     6 ミュージアム,対話的ヘリテージと「もの」の倫理的重み
     7 対話的民主主義――対話的ヘリテージと対話的意思決定プロセス
     8 結  論

    第10章 過去のための未来?

    訳者あとがき
    参考文献
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    民主的で人・モノ・場所・実践の相互関係を重視した文化遺産をめぐる意思決定(対話的モデル)を探る
  • 内容紹介

    「増え続ける文化遺産に私達はどう向き合えばよいのか」。「過去のための文化遺産か、未来のための文化遺産か」。「そもそも文化遺産とは何なのか」。
    これらの問いの先にある、文化遺産の〈持続可能な〉未来を考える鍵=「対話的モデル」を本邦で初めて本格的に紹介。世界各地の事例をもとに思想と実践を有機的に結びつけた必読書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ハリソン,ロドニー(ハリソン,ロドニー/Harrison,Rodney)
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン考古学研究所教授。専門はヘリテージ研究。オーストラリア国立大学、オープン・ユニバーシティ(英国)などを経て現職。英国、オーストラリア、および北米で、文化・自然遺産管理の領域における教育、研究、実践の幅広い経験を有している

    田中 英資(タナカ エイスケ)
    ケンブリッジ大学考古学・人類学部大学院博士課程修了、PhD(社会人類学)。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授

    山本 理佳(ヤマモト リカ)
    お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得退学、博士(社会科学)。現在、立命館大学文学部教授
  • 著者について

    ロドニー・ハリソン (Rodney Harrison)
    2023年3月現在
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン考古学研究所教授

    木村 至聖 (キムラ シセイ)
    2023年3月現在
    甲南女子大学人間科学部准教授

    田中 英資 (タナカ エイスケ)
    2023年3月現在
    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授

    平井 健文 (ヒライ タケフミ)
    2023年3月現在
    京都橘大学経済学部講師

    森嶋 俊行 (モリシマ トシユキ)
    2023年3月現在
    四天王寺大学人文社会学部講師

    山本 理佳 (ヤマモト リカ)
    2023年3月現在
    立命館大学文学部教授

文化遺産(ヘリテージ)といかに向き合うのか―「対話的モデル」から考える持続可能な未来 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:ロドニー ハリソン(著)/木村 至聖(訳)/田中 英資(訳)/平井 健文(訳)/森嶋 俊行(訳)/山本 理佳(訳)
発行年月日:2023/03/30
ISBN-10:4623095479
ISBN-13:9784623095476
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:21cm
重量:650g
その他: 原書名: HERITAGE:Critical Approaches 1st edition〈Harrison,Rodney〉
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