掬われる声、語られる芸―小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』 [単行本]
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掬われる声、語られる芸―小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』 [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2023/05/11
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掬われる声、語られる芸―小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    俳優として、芸人として―。はずれ者たちの“こころ”と向き合った小沢昭一が見て、聞いて、語った“音”による“記録(ドキュメント)”その制作の舞台裏に迫る。
  • 目次

    はじめに
     文化資源化される「日本の放浪芸」
     LP『ドキュメント 日本の放浪芸』の語り
     「世のみなさんの捨てた芸」
     「無形文化財」再考
     本書で扱う資料について
     本書の構成と概要

    序章 「河原乞食」という場所(トポス)
     契機としての『私は河原乞食・考』
     装丁にみる小沢を交差点とする文化地図
     対談という語り芸
     アメノウズメとストリップ――河竹繁俊の影響
     ストリップと「河原乞食」の接続――郡司正勝の影響
     書き換えられた「河原乞食」
     新劇寄席――「シロウト」が「クロウト」を越える試み

    第一章 「放浪芸」の誕生と展開
     市川捷護の仕事
     LP『ドキュメント 日本の放浪芸』の誕生
     放浪する小沢昭一のドキュメンタリー
     LP『ドキュメント 又日本の放浪芸』の誕生
     「お金と換える芸」への転換
     LP『日本の放浪芸』シリーズと「ノスタルジー」
     シェーファーの大道音楽や呼売り人の声
     芸能者の環世界を描く

    第二章 演者と観客の一体化、生と死の一体化
     永六輔・関山和夫・祖父江省念
     芸能史における節談説教
     第三作の構成
     小沢の節談説教――「シロウト・クロウト」のはざまで
     分析 亀田(クロウト)と小沢(シロウト)
     放送劇『夢の……』における小沢の夢
     金森千栄子と『夢の……』の制作背景
     演者と観客のあいだを結ぶ「新・新劇寄席」

    第三章 放浪芸の「日本」の境界
     「日本」とは――第三作と第四作の幕間にて
     二〇世紀のアカデミズムにおける沖縄音楽の録音小史
     竹中労の幻のレコード『小沢昭一★一人芸 ハーモニカ★猥歌★小学唱歌★その他』
     竹中労監修『沖縄春歌集 海のチンボーラー』
     竹中労監修『沖縄/祭り・うた・放浪芸』
     過去の「日本」から現在の「日本」へ

    第四章 ストリップを聴くこと
     複数のアメノウズメ
     客に「尽しきる」芸能者としての一条さゆり
     「同性愛芸能者」としての桐かおる
     一条と桐の実録映画と小沢
     第四作の構成と聴覚的内容
     マイノリティの声を聴く
     騙(かた)られた「神がかり」の声を聴く
     「なにものかに尽くし切る」芸能論
     ストリップを聴くことの意味

    まとめ 芸能者の「環世界」のドキュメンタリー

    あとがき
    『日本の放浪芸』解説書の典拠一覧
    文献・資料
    主要人名索引
  • 出版社からのコメント

    さまざまな「放浪芸」を追いながら、音によるドキュメント制作を通じて自身の芸そして日本の芸と向き合い続けた小沢昭一の姿に迫る。
  • 内容紹介

    萬歳・ごぜ唄・猿回しをはじめとした稀少な音楽芸能から節談説教さらにはストリップにいたるまで、独特のナレーションとともに収録されたLP集『ドキュメント 日本の放浪芸』。その制作を通して自身の芸そして日本の芸と向き合い続けた小沢昭一の姿に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 聖子(スズキ セイコ)
    1971年東京都墨田区生まれ。大阪大学大学院人文学研究科アート・メディア論コース助教。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、パリ大学東アジア言語文化学部・助教、大阪大学大学院文学研究科音楽学研究室・助教を経て、現職。博士(文学)。専門は近現代日本音楽史・文化資源学。最近の著作論文:『“雅楽”の誕生 田辺尚雄が見た大東亜の響き』(春秋社、2019、第41回サントリー学芸賞受賞)など
  • 著者について

    鈴木 聖子 (スズキ セイコ)
    1971年東京都墨田区生まれ。大阪大学大学院人文学研究科アート・メディア論コース助教。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、パリ大学東アジア言語文化学部・助教、大阪大学大学院文学研究科音楽学研究室・助教を経て、現職。博士(文学)。専門は近現代日本音楽史・文化資源学。最近の著作論文:『〈雅楽〉の誕生 田辺尚雄が見た大東亜の響き』(春秋社、2019、サントリー学芸賞受賞)、「「古代」の音」(『音と耳から考える』(細川周平編著、アルテスパブリッシング、2021)、「民間の雅楽団体における「わざ」の正統性」(『待兼山論叢《芸術篇》』、2022)、 “The Emergence of a Contemporary Repertoire for the Shō”, (水野みか子と共著), Circuit: Musiques Contemporaines, 2022)、「放浪のサウンド・アーティスト――芸能者としての鈴木昭男」(『Arts & Media』、2022)など。

掬われる声、語られる芸―小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』 の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:鈴木 聖子(著)
発行年月日:2023/05/10
ISBN-10:4393441702
ISBN-13:9784393441701
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
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