あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本]
    • あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本]

    • ¥3,630109 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003689977

あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本]

荒畑 靖宏(編著)吉川 孝(編著)
価格:¥3,630(税込)
ゴールドポイント:109 ゴールドポイント(3%還元)(¥109相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晃洋書房
販売開始日: 2023/04/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界は、その根本のところで、(なにかが・なにかに対して・なにかとしてあらわれる)というあり方をしているのではないか。これが私たちの直観である。そしてこの直観は、さらなる哲学的探究へと開かれていく。
  • 目次

    はじめに   編者

    第1部 ある
    第1章 存在と真理  荒畑 靖宏
    はじめに
    1 「ある」と「真」
    2 「ある」の真実的用法
    3 ハイデガー真理論の眼目?
    4 論理学(真)と存在論(有)の同一性
    5 『存在と時間』第四四節の真相―哲学的論理学の可能性

    第2章 存在と真理における「多と一」  秋葉 剛史
     はじめに-存在に関する一元論と多元論
    1 多元主義のいくつかのモデル
    2 真理の多元主義
    3 単一の存在概念にもとづく多元主義
    4 二つの多元主義の相違点

    第3章 無と存続 メルロ=ポンティによるベルクソン批判を巡って  岡嶋 隆佑
     はじめに
    1 疑似観念としての無
    2 肯定主義としてのベルクソン哲学
    3 時間意識:メルロ=ポンティによる批判
    4 無と想像力:絶対的な働きとしての持続
    5 持続と行為
    結びに代えて

    第2部 あらわれる
    第4章 意識を意識する 「意識」概念への媒介論的アプローチ  田口 茂
    はじめに
    1 「意識」概念は「否定」によって媒介されている
    2 媒介現象としての意識―実体から媒介へ
    3 志向性―対象と世界による媒介
    4 身体による媒介
    5 身体と世界の捻れたループ
    結語

    第5章  体験の一回性について  村田 憲郎
    はじめに
    1 風船の箱
    2 志向的体験
    3 「過程」としての体験
    4 永劫回帰

    第6章 像はどのようにあらわれるのか フッサールの像意識論を解釈して擁護する  植村玄輝
    はじめに
    1 物的な像・像主題・像客体―フッサールの基本的発想
    2 像意識の分析に像客体は必要なのか
    3 像客体に向けられた疑念を取り除く
    4 本章の解釈をさらに擁護する
    おわりに

    第7章 魔術とは何か 自然主義的アプローチ                  武内 大
    はじめに
    1 魔術とアストラル界
    1.1 不思議の国、アストラル界/1.2 アストラル界へのアクセス技法
    2 魔術の自然化
    2.1 クロウリーの科学的イルミリズム/2.2 自然主義的オカルティズム
    3 魔術の自然主義的解釈
    3.1 アストラル界とは何か/3.2 魔術的技法の自然主義的解明/3.3 魔術儀式の役割/3.4 魔術の効果
    おわりに

    第3部 かんがえる
    第8章 デカルトと合理主義の臨界   秋保 亘
    はじめに
    1 「科学革命」と合理主義
    2 永遠真理創造説と自然学の関連
    3 数学的真理と私たちの精神の構成
    4 自然学と数学的真理
    5 思考の枠組みの摘出と合理主義の臨界

    第9章 哲学は遅れて メルロ=ポンティと構造の問い  小林 徹
    はじめに
    1 世界の揺らぎ
    2 哲学の遅延
    3 構造の哲学
    4 視覚の謎
    5 最後の言葉

    第10章 認識と倫理 水俣から問われる哲学  吉川 孝
    はじめに
    1 マードックと現象学
    2 市井三郎の挫折
    3 中立性への批判
    4 認識の正義から倫理へ
    おわりに

    第4部 よくいきる
    第11章 現れを迎え入れるという倫理  小手川正二郎
    はじめに
    1 「何かが私に現れる」とは?
    2 「あるがままに現れる」とは?
    3 私の見え方が問い直される
    4 「あるがまま」に対して「透明」になる
    5 <他者とともに>見る
    結び

    第12章 レヴィナスにおける悪と責任   村上暁子
    はじめに
    1 悪の因果的責任追及における困難
    2 <苦痛を被ること>における悪のあらわれ
    3 他者の被る苦痛=悪に対する応答責任
    4 「間人間的秩序」としての「倫理」

    第13章 私は「私」から出られるのか   中村 佑子
    はじめに
    1 「私」という閉じ込め
    a ある雪の日/b「私」と物質/c 死とは何か/d 論理実証主義に抗して/e 世界の限界
    2 私からの脱出としてのケア的主体
    a 母とは器である/b 主体が溶け合う世界/c ヤングケアラーの宙吊り感/d 病の人間の言葉

    第5部 ともにある
    第14章 喪失という攪乱 死別を中心に  中 真生
    はじめに
    1 あるとないから考える
    1.1 あるからないへ/1.2 あるとないのあいだの不均衡/1.3 あるをはみ出していくない
    2 世界へのかかわりに与える影響
    2.1 世界へのかかわりの前提としての故人/2.2 死別と身体の喪失――共通性と相違/2.3 馴染みの世界と現実のずれ/2.4 世界へのかかわり方の再構成/2.5 故人との絆

    第15章 不可視性と共同体の倫理 アウグスティヌス「説教」九九における聖書解釈佐藤 真基子
    はじめに
    1 倫理的正しさを自負する人の盲目性
    1.1 自己の存在についての理解の欠如/1.2 目に見えないものを信じる心の欠如
    2 共同体と倫理
    2.1 規範にしたがって人を排除する分断的思考/2.2 見えない愛、見えない共同体
    おわりに、に代えて

    第16章 自由と政治 <ただ共にある>ことを護る  斎藤慶典
    はじめに
    1 根源自由
    2 積極的=応答的自由
    3 自由の拮抗と共存
    4 法の下での消極的=限定的自由
    5 法の支配への異義申し立て
    6 もう一つの、別の共同体

    あとがきにかえて  斎藤慶典

    人名索引
  • 内容紹介

    現象学の無限の可能性

    すべてはあらわれざるをえない。

    世界は、その根本のところで、<なにかが・なにかに対して・なにかとしてあらわれる>というあり方をしているのではないか。これが私たちの直観である。そしてこの直観は、さらなる哲学的探求へと開かれていく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    荒畑 靖宏(アラハタ ヤスヒロ)
    フライブルク大学哲学部博士課程修了(Dr.phil.)。慶應義塾大学文学部教授

    吉川 孝(ヨシカワ タカシ)
    慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(哲学)。高知県立大学文化学部准教授
  • 著者について

    荒畑 靖宏 (アラハタヤスヒロ)
    慶應義塾大学文学部教授

    吉川 孝 (ヨシカワタカシ)
    高知県立大学文化学部准教授

あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:荒畑 靖宏(編著)/吉川 孝(編著)
発行年月日:2023/03/30
ISBN-10:4771037078
ISBN-13:9784771037076
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:21cm
他の晃洋書房の書籍を探す

    晃洋書房 あらわれを哲学する―存在から政治まで [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!