日中関係2001-2022 [単行本]
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日中関係2001-2022 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1978年に締結された、日中平和友好条約から45周年を迎え、この間大きく変化した両国の関係を多角的な視点で見通す、新・日中関係の姿。
  • 目次

    序章 二一世紀の日中関係――四要因モデルとは何か
     はじめに
     一 日中関係を分析する枠組み――四要因モデル
     二 国交正常化以後の日中関係――簡単な回顧
     三 本書の構成

    I 時代を読む

    第一章 反日ショックと国力逆転――二〇〇一-二〇〇九(園田茂人)
     はじめに
     一 日中関係の可視化と二つの問い
     二 二〇〇一年から二〇〇九年にかけての日中関係――その概観
     三 日本の対中認識に占める反日ショックの大きさ
     四 日中の国力逆転と認識ギャップの顕在化
     おわりに

    第二章 首脳交流から全般的関係改善へ――二〇一〇-二〇一九(丸川知雄)
     はじめに
     一 尖閣問題の表面化
     二 最悪状態からの回復
     三 中国の外交攻勢
     四 トランプ政権下の日中関係
     五 日中関係の分析
     おわりに

    第三章 安全保障の時代へ――二〇二〇-(川島 真)
     はじめに
     一 二〇一〇年代からの国際要因・安全保障要因
     二 新型肺炎感染拡大下の国内要因
     三 経済要因の変容――安全保障との関係性と政経分離の困難
     四 新型肺炎感染拡大と国民感情
     五 おわりに――直近三年間の日中関係

    Ⅱ 錯綜する像、複雑な力学 ラウンドテーブル(1)(高原明生、園田茂人、丸川知雄、川島 真)
     一 政治外交・安全保障に見る日中関係の二〇年
     二 経済・産業に見る日中関係の二〇年
     三 社会・認識に見る日中関係の二〇年
     四 三つの領域で深堀りされるキーワード

    Ⅲ キーワードで読む

    ⅰ 政治外交・安全保障

    第四章 歴史認識問題(川島 真、小嶋華津子)
     はじめに
     一 歴史認識問題の「管理」――三つの談話と反日デモ
     二 「戦争遺留問題」とされる問題群
     おわりに

    第五章 ODA――援助・被援助関係の終了(北野尚宏、中里太治)
     はじめに
     一 日本の対中ODAの規模と推移
     二 対中ODA方針の見直し(二〇〇一-二〇二一年)
     三 対中ODAの実績と成果
     四 ODA終了後の日中関係
     おわりに

    第六章 台湾ファクター――悪循環の構造化(松田康博)
     はじめに
     一 日本の対台湾政策に中国が反発する構造
     二 中台の狭間で日本が選択した対応
     三 「台湾問題」から「中国問題」へ
     四 高まる対台湾武力行使への懸念
     五 CPTPP加盟申請歓迎とCOVID-19ワクチン提供
     六 日台の精神的・感情的紐帯――日中不信と対立の悪循環
     おわりに

    第七章 東シナ海――緊張関係の最前線(益尾知佐子)
     はじめに
     一 東シナ海に関する三つの日中交渉
     二 尖閣諸島をめぐる緊張の高まり
     三 武装力がにらみ合う海へ
     おわりに

    ⅱ 経済・産業

    第八章 自動車産業――日本からの技術移転と中国メーカーの台頭(李 澤建)
     はじめに
     一 中国における日本メーカーの事業展開と能力の移転
     二 中国の民族系メーカーの台頭と日系メーカーの課題の顕在化
     三 日本メーカーによる中国事業の戦略調整
     四 日中の企業間関係の変化
     おわりに

    第九章 コンテンツ産業――統制と競合の諸相(青﨑智行)
     はじめに
     一 二〇〇〇年代――中国のコンテンツ産業振興と日本の取り組み
     二 二〇一〇年代前半――中国コンテンツ産業の拡大と日中関係による影響
     三 二〇一〇年代後半以降――日中コンテンツ産業連携の発展
     おわりに

    第一〇章 移動通信産業――日中逆転の力学(丸川知雄)
     はじめに
     一 日本メーカーの中国事業
     二 日本のインボリューション、中国のゲリラ化
     三 スマホ時代における中国メーカーの日本進出
     おわりに

    ⅲ 社会・認識

    第一一章 相互認識――調査と知見の日中関係史(園田茂人)
     はじめに
     一 日本先行の前史――二〇〇五年まで
     二 中国における大規模調査の本格化――二〇〇五-二〇一五年
     三 日本の停滞・中国の成長――二〇一六年以降
     おわりに

    第一二章 国際人流――不均質でトランスナショナルな空間の形成(ファーラー・グラシア、ファーラー・ジェームス)
     はじめに
     一 中国から日本へ
     二 日本から中国へ
     おわりに

    第一三章 学術交流――脆弱性と強靭性の共存(杉村美紀)
     はじめに
     一 日中関係における学術交流をみる視点
     二 学術交流の持つ強靭な側面
     三 学術交流と国際関係・経済安全保障をめぐる課題
     おわりに

    第一四章 民間交流――政治による関与と多様化の相剋(川島 真、江藤名保子)
     はじめに
     一 「伝統的」友好交流とその限界――友好七団体と自治体交流
     二 民間組織・財団等による各分野の民間交流
     三 研究者による日中「知的共同体」形成への動きとその停頓
     四 官民一体への回帰か――医療ツーリズムにみる交流
     おわりに

    IV 日中関係の過去と未来 ラウンドテーブル(2)(高原明生、園田茂人、丸川知雄、川島 真)
     一 変容する日中関係の力学
     二 国内政治と日中関係の将来
     三 流動的な国際環境と日中関係
     四 日中関係を安定・発展させるために何をすべきか

    あとがき
  • 内容紹介

    1972年の日中国交正常化から50年を迎え、日中関係は、友好から共存へを大きく変化してきた。急速に経済発展をとげ、世界に第2位の経済大国となり、超大国となりつつある中国との関係を2001年からの20年間にわたり政治・外交・経済・社会などさまざまな視点から気鋭の研究者が読み解く、新・日中関係の姿。
  • 著者について

    高原 明生 (タカハラ アキオ)
    東京大学大学院法学政治学研究科教授

    園田 茂人 (ソノダ シゲト)
    東京大学東洋文化研究所教授

    丸川 知雄 (マルカワ トモオ)
    東京大学社会科学研究所教授

    川島 真 (カワシマ シン)
    東京大学大学院総合文化研究科教授

日中関係2001-2022 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:高原 明生(編)/園田 茂人(編)/丸川 知雄(編)/川島 真(編)
発行年月日:2023/04/28
ISBN-10:4130230816
ISBN-13:9784130230810
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:432ページ
縦:21cm
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