仏法と怪異―日本霊異記の世界 [単行本]
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仏法と怪異―日本霊異記の世界 [単行本]
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仏法と怪異―日本霊異記の世界 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2023/04/07
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仏法と怪異―日本霊異記の世界 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    来世は牛か蛇か、それとも地獄か。なぜ、なんのために、僧・景戒は、怪異譚を収集し、日本最古の仏教説話集を編んだのか。自らの仏道修行として因果応報と転生の論理で読み替え、あるべき僧の姿を追い求めた景戒。奈良朝から平安初期の転換期を生きた人々の心性を読み解く注目の書。
  • 目次

    序曲――ouverture
    第一章 よみがえりと転生
    一 はじめに
    二 霊と肉
    三 よみがえりと身体
    四 うまれかわりと前生の記憶
    五 聖の転生
    六 おわりに

    第二章 因果応報と〈やまひ〉
    一 はじめに
    二 訪れ来る〈やまひ〉
    三 「気」の発動と「祟り」
    四 因果応報説と〈やまひ〉
    五 宿業としての〈やまひ〉
    六 むすび

    第三章 病気治療と山林修行――『日本霊異記』の密教的信仰
    一 『霊異記』の治病説話
    二 山居し服餌する僧
    三 道術/雑密
    四 菩薩行と呪能

    第四章 〈夜〉を生きる
    一 怪異の時間としての〈夜〉
    三 冥界とつながる〈夜〉
    四 無縁としての〈夜〉
    五 夕方―昼と夜のあわい
    六 夢見の時間

    第五章 仏像の霊異
    一 はじめに
    二 神々との交感
    三 祟りを起こす仏像
    四 声をあげる仏像
    五 仏像への祈願と感応
    六 むすび――仏像と僧の身体

    第六章 因果と〈はぢ〉
    一 はじめに
    二 「見るな」の禁――〈はぢ〉の神話的起源
    三 宿業と〈はぢ〉
    四 冥界からの照射
    五 慚愧と回心
    六 超越性の変容――見える世界と見えない世界

    第七章 景戒と夢解き――実践者のテキスト
    一 編纂者と自叙
    二 予兆と果を紡ぐもの
    三 夢解きと怪異
    四 因果と表相のあいだ
    五 『日本霊異記』の〈今〉
    六 景戒の〈今〉へ――むすびにかえて

    第八章 『霊異記』という〈時空〉
    一 はじめに
    二 説話の流通する時空
    三 序文と歴史意識
    四 聖帝の時空――聖武と嵯峨
    五 説話集と仏法の時空

    第九章 僧の境位と現報の語り――『日本霊異記』のめざしたもの
    一 はじめに
    二 因果を解き明かす者
    三 呪術者としての僧
    四 景戒の位相
    五 宿業と僧の自覚


    第十章 悪女と救済――『法華験記』下巻第一二九話
    はじめに
    一 鐘に怨みは
    二 異類と悪女
    三 寡婦へのまなざし
    四 蛇身の顕現
    五 〈悪女〉の救済

    第十一章 神仏習合研究史ノート――方法的枠組みの転換へ向けて
    一 はじめに
    二 研究史の整理
    三 方法的枠組みの転換

    初出一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    来世は牛か蛇か、それとも地獄か。僧・景戒は、なぜ怪異譚を因果応報の論理で読み替えたのか。日本最古の仏教説話集編纂の意図に迫る
  • 内容紹介

    来世は牛か蛇か、それとも地獄か。

    冥界探訪、祟りをおこす仏像、声をあげる仏像、恩返しする髑髏、恩義を感じて見逃す鬼、牛に生まれ変わった父、前世の記憶をもって復讐する転生者、未来予知する禅師。なぜ、なんのために、僧・景戒は、怪異譚を収集し、日本最古の仏教説話集として編んだのか。自らの仏道修行として因果応報と転生の論理で読み替え、あるべき僧の姿を追い求めた景戒を通して、奈良朝から平安初期の転換期を生きた人々の心性を読み解く。

    [目次より]
    序曲――ouverture
    第一章 よみがえりと転生

    第二章 因果応報と〈やまひ〉

    第三章 病気治療と山林修行――『日本霊異記』の密教的信仰

    第四章 〈夜〉を生きる

    第五章 仏像の霊異

    第六章 因果と〈はぢ〉

    第七章 景戒と夢解き――実践者のテキスト

    第八章 『霊異記』という〈時空〉

    第九章 僧の境位と現報の語り――『日本霊異記』のめざしたもの

    第十章 悪女と救済――『法華験記』下巻第一二九話

    第十一章 神仏習合研究史ノート――方法的枠組みの転換へ向けて

    初出一覧
    あとがき

    図書館選書
    なぜ景戒は、怪異譚を収集したのか。仏道修行として因果応報と転生の論理で読み替え、あるべき僧侶像を追い求めた景戒を通して、平安初期の転換期を生きた人々の心性を読み解く。日本最古の仏教説話集が編まれた意図にせまる書
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    武田 比呂男(タケダ ヒロオ)
    1959年生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学(文学修士)。現在、十文字学園女子大学教育人文学部文芸文化学科教授
  • 著者について

    武田 比呂男 (タケダ ヒロオ)
    1959年生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学(文学修士)。現在、十文字学園女子大学教育人文学部文芸文化学科教授。主な著書に、『シャーマニズムの文化学』(共著、森話社、2001年、改訂版2009年)、『〈安倍晴明〉の文化学』(共編著、新紀元社、2002年)、『躍動する日本神話』(共編著、森話社、2010年)ほか。

仏法と怪異―日本霊異記の世界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:武田 比呂男(著)
発行年月日:2023/03/30
ISBN-10:4831862770
ISBN-13:9784831862778
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:21cm
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