橋本真之論集成―工芸批評の時代 [絵本]

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橋本真之論集成―工芸批評の時代 [絵本]

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出版社:美学出版
販売開始日: 2023/03/10
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橋本真之論集成―工芸批評の時代 [絵本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    橋本真之という稀有な造形家の作品と言葉は、「工芸」あるいは「美術」というカテゴリーを拡大する、あるいは解消することを目論む書き手たちにとって、理論上、極めて重要な参照点であり続けてきた。本書は、一九八〇年代以降の芸術批評における重要なテーマのひとつ、すなわち「工芸」と「美術」のカテゴリーを巡る一種の理論的闘争の生き生きとしたドキュメントになっている。
  • 目次

    まえがき

    第一章 「工芸的造形」とは何か
     金子賢治×橋本真之 「工芸的造形」から/への道 
     青木 宏 拡大する鍛金――三井安蘇夫とその後継者たち
     奥野憲一 日本の造形論の本質と言語の認識について
     金子賢治 工芸的造形の胚胎と展開
     冨田康子 工芸オブジェ以後
     石﨑泰之 「当て盤絞り」
          ――橋本真之「揺らぐ日々の中に」鑑賞のために
     唐澤昌宏 「素材+技術+プロセス」が生み出すもの
          ――「工芸的造形」の実践  
     金子賢治 工芸、そして工芸ならざるもの

    第二章 生成の原理を求めて
     笹山 央 「自ら然るもの」と成るために
     寺門寿明 橋本真之
     寺田 侑 器官としての運動膜
     北澤憲昭 橋本真之
     奥野憲一 橋本真之の奇果
     藤井 匡 橋本真之〝おわりなきもの〟の意味
     梅津 元 〈方法としての言語〉による〈思考の発露〉
     稲賀繁美 異物を抱えた真珠貝の分泌に造形の理路を探る 
     渋谷 拓 《果実の中の木もれ陽》の未来のすがたを夢想するために 
     藤井 匡 橋本真之と貝殻

    第三章 「美術」と「工芸」の彼岸へ
     松永 康 ニュー・ヴィジョン・サイタマ
          ――手わざと現代 序文
     北澤憲昭 金属とガラスの造形展
     藤嶋俊會 橋本真之論序説―無限増殖運動の彼方にあるもの
     中村英樹 独り立ちの皮膜たち
     北澤憲昭 未成のジャンル
     藤嶋俊會 再び橋本真之について
          ――「方法の発露二〇一四―ジャンルの根拠―」を見る 
     藤嶋俊會 再々考・橋本真之論
     渋谷 拓 橋本真之作品の展示について
          ――「方法の発露二〇一九」に寄せて

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    一九八〇年代以降の芸術批評における重要なテーマのひとつ、「工芸」 と 「美術」 のカテゴリーを巡る理論的闘争のドキュメント。
  • 内容紹介

    橋本真之という稀有な造形家の作品と言葉は、 「工芸」 あるいは 「美術」 というカテゴリーを拡大する、 あるいは解消することを目論む書き手たちにとって、 理論上、 極めて重要な参照点であり続けてきた。本書は、一九八〇年代以降の芸術批評における重要なテーマのひとつ、 すなわち 「工芸」 と 「美術」 のカテゴリーを巡る一種の理論的闘争の生き生きとしたドキュメントになっている。 ( 「はしがき」 より一部抜粋 )
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渋谷 拓(シブヤ タク)
    編者。1972年生。埼玉県立近代美術館主任学芸員などを経て、金沢美術工芸大学准教授。専門は博物館学、近現代美術

    藤井 匡(フジイ タダス)
    編者。1970年生。宇部市学芸員(現代日本彫刻展等を担当)などを経て、東京造形大学教授。専門は美術批評、彫刻史
  • 著者について

    渋谷 拓 (シブヤ タク)
    渋谷拓(シブヤ・タク) 一九七二年生。埼玉県立近代美術館主任学芸員などを経て、現在、金沢美術工芸大学准教授。専門は博物館学、近現代美術。

    藤井 匡 (フジイ タダス)
    藤井匡(フジイ・タダス) 一九七〇年生。宇部市学芸員(現代日本彫刻展等を担当)などを経て、現在、東京造形大学教授。専門は美術批評、彫刻史。

    金子 賢治 (カネコ ケンジ)
    金子賢治(カネコ・ケンジ) 一九四九年生。サントリー美術館学芸員、東京国立近代美術館工芸課長を経て、現在、茨城県陶芸美術館館長、茨城県立笠間陶芸大学校長、とうしん美濃陶芸美術館長。専門は工芸史、工芸理論。

    今井 陽子 (イマイ ヨウコ)
    今井陽子(イマイ・ヨウコ) 一九六七年生。東京国立近代美術館研究員を経て、現在、国立工芸館主任研究員。専門は近現代の工芸史。

    青木 宏  (アオキ ヒロシ)
    青木宏(アオキ・ヒロシ) 一九五三年生。元栃木県立美術館学芸課長。専門は工芸を軸とした近現代美術。

    奥野 憲一  (オクノ ケンイチ)
    奥野憲一(オクノ・ケンイチ) 一九五二―二〇〇八年。季刊『炎芸術』編集部、渋谷西武美術画廊企画担当、季刊『グラス&アート』編集長を歴任。工芸批評で活躍。

    冨田 康子 (トミタ ヤスコ)
    冨田康子(トミタ・ヤスコ) 一九六六年生。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、現在、横須賀美術館学芸主査。専門は日本近現代美術史、近現代デザイン・工芸史。

    石﨑 泰之 (イシザキ ヤスユキ)
    石﨑泰之(イシザキ・ヤスユキ) 一九六〇年生。山口県立萩美術館・浦上記念館学芸課長、同副館長を経て、現在、岐阜県現代陶芸美術館館長。専門は陶磁史、陶芸論。

    唐澤 昌宏 (カラサワ マサヒロ)
    唐澤昌宏(カラサワ・マサヒロ) 一九六四年生。愛知県陶磁美術館学芸員、東京国立近代美術館主任研究員、工芸課長を経て、現在、国立工芸館館長。専門は近現代工芸史。

    笹山 央 (ササヤマ ヒロシ)
    笹山央(ササヤマ・ヒロシ) 一九五〇年生。一九七九年に季刊現代工芸評論誌『かたち』創刊。現在、ブログ「WABism事始め」「モノ・語り」およびウェブサイト「工芸評論かたち」主宰。専門は工芸批評。

    寺門 寿明 (テラカド トシアキ)
    寺門寿明(テラカド・トシアキ) 一九五五年生。水戸芸術館現代美術センター学芸員などを歴任。元水戸市立博物館館長。専門は日本近現代美術。

    寺田 侑 (テラダ ススム)
    寺田侑(テラダ・ススム) 一九四五年生。一九七〇年代以降、同人誌「絵画 芸術研究」「ニューミュージックマガジン」「アサヒグラフ」等で美術評論を発表。専門は芸術論。

    北澤 憲昭 (キタザワ ノリアキ)
    北澤憲昭(キタザワ・ノリアキ) 一九五一年生。美術評論家、美術史家。「美術手帖」「朝日新聞」の展評で活躍。現在、女子美術大学名誉教授。専門は日本近現代美術史。

    梅津 元 (ウメズ ゲン)
    梅津元(ウメズ・ゲン) 一九六六年生。音楽、映像、写真、美術等に関わる批評やキュレーションを手がける。一九九一年から二〇二一年まで埼玉県立近代美術館学芸員。

    稲賀 繁美 (イナガ シゲミ)
    稲賀繁美(イナガ・シゲミ) 一九五七年生。国際日本文化研究センター副所長/教授などを経て、現在、京都精華大学特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は比較文学、文化交流史。

    松永 康 (マツナガ コウ)
    松永康(マツナガ・コウ) 一九五七年生。アートコーディネーター。埼玉県立近代美術館学芸員、さいたま国際芸術祭市民プロジェクト・キュレーターなどを歴任。専門は現代美術。

    藤嶋 俊會 (フジシマ トシエ)
    藤嶋俊會(フジシマ・トシエ) 一九四三年生。美術評論家。神奈川芸術文化財団学芸員として、神奈川県民ホール・ギャラリーで展覧会企画に長年従事。専門は現代美術、パブリック・アート。

    中村 英樹 (ナカムラ ヒデキ)
    中村英樹(ナカムラ・ヒデキ) 一九四〇―二〇二一年。美術評論家。一九六〇年代後半から評論活動を始め、展覧会企画などを行う。二〇一一年まで名古屋造形大学教授。専門は近現代美術。

橋本真之論集成―工芸批評の時代 [絵本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:美学出版
著者名:渋谷 拓(編)/藤井 匡(編)
発行年月日:2023/02/27
ISBN-10:4902078767
ISBN-13:9784902078763
判型:B6
発売社名:美学出版
対象:一般
発行形態:絵本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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