新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて [単行本]
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新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて [単行本]

松下 冽(編著)山根 健至(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2023/04/08
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新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて の 商品概要

  • 目次

    序 章 新自由主義の暴力的表層と深層――民主主義と市民社会を内破する越境型暴力(松下 冽)
     1 新自由主義と暴力の現在
     2 新自由主義観念の呪縛と破綻


     第Ⅰ部 新自由主義型グローバル化と「グローバル内戦」

    第1章 資本主義における死と余剰のコムニタスの哲学――アルゴリズム,サイコパス,イミュニティ(松井信之)
     1 デジタル資本主義と生/死の政治的問題
     2 「グローバル警察国家」の出現とアルゴリズム・サイコパシー
     3 絶望,死の欲動,消尽
     4 「死政治」から余剰のコムニタスへ

    第2章 新自由主義型グローバル化と「放逐」される人々(井出文紀)
     1 資本主義の再定義?
     2 グローバルな格差の拡大
     3 グローバル化と「放逐」
     4 TPP交渉再考
     5 多国籍企業のガバナンスをめぐって
     6 資本主義と民主主義のゆくえ

    第3章 「対テロ戦争」に赴く太平洋諸島出身者――グローバル労働者階級兵士にとっての戦場と楽園(長島怜央)
     1 米軍兵士
     2 太平洋諸島出身の米軍兵士
     3 戦地の兵士
     4 戦場と兵士への想像力

    コラム① ロシアのウクライナ侵攻を東欧の視点からみる(田中 宏)


     第Ⅱ部 新自由主義型グローバル化における暴力の諸相

    第4章 イスラエルの新自由主義政策と刑務所システム――パレスチナ人支配の強化とグローバルな連帯(金城美幸)
     1 イスラエル経済とパレスチナ問題
     2 イスラエルの新自由主義政策の特徴
     3 イスラエルの投獄システム
     4 グローバルなパレスチナ連帯

    コラム② アフガニスタンでの越境暴力――タリバンの統治が目指すべき方向とは(円城由美子)

    第5章 グローバル化する新自由主義の経済回廊(福島浩治)
     1 新自由主義の「見えざる攻撃」
     2 新自由主義の編成原理
     3 フィリピンの経済回廊
     4 「ゲートウェイ」としての新自由主義

    第6章 フィリピンにおける超法規的殺害と新自由主義の暴力(山根健至)
     1 フィリピンにおける超法規的殺害
     2 反乱鎮圧作戦の広範化と弾圧の正当化
     3 新自由主義の暴力――鉱業と先住民族
     4 正当化・制度化される新自由主義の暴力

    第7章 女性の身体をめぐる排除と統合――「ラブ・ジハード」陰謀論を事例に(中根智子)
     1 「舞台化」される女性の身体
     2 「ラブ・ジハード」陰謀論と「保護」という名の暴力
     3 「ラブ・ジハード」陰謀論を支える3つの柱――家父長制的価値,ヒンドゥー・ナショナリズム,新自由主義グローバリゼーション
     4 秩序維持の装置としての結婚
     5 「結婚」という器に投げ込まれるアンビバレントな情念
     6 女性に対する周縁化暴力の伸張

    第8章 ロヒンギャ危機以降のポピュリズム――ミャンマー「民主化」を問い直す(山口健介)
     1 ロヒンギャ危機
     2 「ミャンマー人」の再想像
     3 人民の統治
     4 アウンサンスーチーのポピュリズム化
     5 ポピュリズムの政治的帰結

    第9章 国家建設の努力を崩壊させた「構造調整」(戸田真紀子)
     1 アフリカはどうして貧しいのか――指導者の責任か,先進国の失敗か
     2 タンザニア概略
     3 構造調整計画とタンザニア
     4 新自由主義に抗する人びと

    第10章 ラテンアメリカのコカイン産業と越境する暴力(福海さやか)
     1 コカインと世界の再定義
     2 コカイン産業の「国際化」

    第11章 新自由主義と中国環境問題――不可視化する環境危機の構造(知足章宏)
     1 新自由主義と環境問題・暴力
     2 中国環境問題の重層的構造と暴力
     3 一帯一路及び強権的環境規制への危惧
     4 求められる多様なアクターの変革

    コラム③ グローバル秩序の正当性(太田和宏)


    終 章 グローバル暴力に対抗する試み――グローバル・サウスの実践から学ぶグローバルな構想(松下 冽)
     1 新たな人類史的危機に対峙して
     2 ポスト新自由主義への模索
     3 グローバル市民社会の構想

    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    本書では、新自由主義に埋め込まれた暴力の実相を探り、その暴力が生み出す諸問題への「無自覚化」「常識化」「不可視化」、さらにそのための同意と合意の調達のメカニズムを解明する。新自由主義の呪縛を乗り越える様々な運動の現状を考察し、21世紀のグローバルな市民社会の連帯の可能性を展望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松下 冽(マツシタ キヨシ)
    1947年生まれ。現在、立命館大学名誉教授。博士(国際関係学)

    山根 健至(ヤマネ タケシ)
    1977年生まれ。現在、福岡女子大学国際文理学部准教授
  • 著者について

    松下 冽 (マツシタ キヨシ)
    立命館大学名誉教授

    山根 健至 (ヤマネ タケシ)
    2023年3月現在
    福岡女子大学国際文理学部准教授

新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:松下 冽(編著)/山根 健至(編著)
発行年月日:2023/03/31
ISBN-10:4623094537
ISBN-13:9784623094530
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:490g
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