歌集 カメラは光ることをやめて触った [単行本]
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歌集 カメラは光ることをやめて触った [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2023/03/29
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歌集 カメラは光ることをやめて触った [単行本] の 商品概要

  • 目次

    Ⅰ カメラは光ることをやめて触った

    喫煙する顔たち  

    偶然はあれから善悪をおぼえた

    窓をみせる穴  

    どちらも蜘蛛の巣の瞳  

    花瓶からきこえてくる朗読  

    学園への執着  

    その緑地  

    カメラは光ることをやめて触った  

    サマーグリーン  

    星に見えない何か  

    猛獣  

    ポップアップ殺し  

    ストロボ・ストロンボリ

    小鳥が読む文章  

    想像  

    水中を去れ、空中が受けとめる  

    夜の二十四時間

    飴玉がとけるという通信  

    ビター・キャンディ・オークション  

    愛唱性



    Ⅱ 足の踏み場、象の墓場

    きみが照らされる野草  

    貝殻と空き家  

    窓を叱れ 

    大きなテレビの中の湖  

    美談

    完璧な野宿  

    よろめきとして

    光る旅  

    ある県立  

    煙る脚  

    皮膚  

    森へ映ろう  

    午前2時に似ている  

    神社+神社  

    いらない炎を顔につけて
  • 内容紹介

    装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia)

    栞文:瀬戸夏子、平岡直子



    夏の井戸(それから彼と彼女にはしあわせな日はあまりなかった)

    我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。
    誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。



    わたしがポストニューウェーブ世代でもっとも影響を受けた歌人は我妻俊樹だ。

    この歌集を前にして、可能な限り無力な読者として存在してみたかった、と思った。

    ──────瀬戸夏子





    心がないものにこそ心があると思うから、こういう歌だけを信じられる。

    我妻さんの歌は、無数の蛍が放たれた小さな暗がりのようで、一首の歌がいくつもの呼吸をしている。

    ──────平岡直子




    2023年3月下旬発売。



    【収録歌より】

    名刺だよ 髪の毛を切って渡すと私のことに気づいてくれる

    秋が済んだら押すボタン ポケットの中で押しっぱなしの静かな神社

    渦巻きは一つ一つが薔薇なのに吸い込まれるのはいちどだけ

    ガムを噛む私にガムの立場からできるのは味が薄れてゆくこと

    橋が川にあらわれるリズム 友達のしている恋の中の喫茶店
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    我妻 俊樹(アガツマ トシキ)
    1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する
  • 著者について

    我妻俊樹 (アガツマトシキ)
    1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」10号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第3回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』、〈奇々耳草紙〉シリーズ、〈忌印恐怖譚〉シリーズ(いずれも竹書房文庫)など。その他共著に『kaze no tanbun 特別ではない一日』『同 移動図書館の子供たち』(柏書房)、『平成怪奇小説傑作集2』(創元推理文庫)、『ショートショートの宝箱』(光文社文庫)、『てのひら怪談』(ポプラ文庫)など。

歌集 カメラは光ることをやめて触った [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:書肆侃侃房 ※出版地:福岡
著者名:我妻 俊樹(著)
発行年月日:2023/03/29
ISBN-10:4863855699
ISBN-13:9784863855694
判型:B6
発売社名:書肆侃侃房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
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