民衆画の世界―欧州と東アジアを比較する [単行本]
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民衆画の世界―欧州と東アジアを比較する [単行本]

原 聖(著)
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出版社:三元社
販売開始日: 2023/04/21
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民衆画の世界―欧州と東アジアを比較する [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    市井の人々のあいだで、信仰の対象として、また娯楽として用いられてきた「民衆画」。洋の東西を問わず、今もかたちを変えながら人々の暮らしの中に息づくそれら―日本の絵馬や大津絵、中国の年画、フランスのエピナル版画など―の関係性を俯瞰する。
  • 目次

    まえがき/原聖 7

    第1章 日本の民衆画の諸相――民衆が手にして用いた素朴な絵画/久野俊彦 20
    はじめに 20
    1 柳宗悦の民藝運動における「民画」 21
    2 柳が収集した「民画」の概念 23
    3 藤沢衛彦の「民俗版画」 26
    4 出版物・展覧会の「日本の民画」 29
    5 日本の素朴絵と民画 30
    6 「日本の民衆画」の特質と用途・機能 32
    7 民具としての民衆画 34
    8 量産された日本の民衆画 34
    おわりに 41

    第2章 奥多野地方における初絵の民俗/鈴木英恵 48
    はじめに 48
    1 生活文化となった初絵 49
    2 初絵の作り手とその変化 57
    3 初絵からみた絵の民俗 63
    おわりに 68

    第3章 描かれた願いを選ぶ――おいらせ町氣比神社の絵馬市を事例に/三津山智香 74
    はじめに 74
    1 絵馬市の背景と変遷 77
    2 絵馬の画風・構図の変遷 84
    3 絵馬を選択し、祀り、返す 91
    おわりに 97

    第4章 民衆画としての地口行灯/加藤紫識 102
    はじめに 102
    1 近世江戸市中の地口行灯 104
    2 現代の地口行灯 107
    3 地口行灯の作り手 110
    おわりに 114

    第5章 中国民間版画「竈神図」の地域差について/三山陵 118
    はじめに 118
    1 竈神信仰と祀竈について 119
    2 竈神図の地域差について 131
    3 暦が付いた民間版画「春牛図」 144
    おわりに 148

    第6章 天理参考館の中国民間版画資料について/中尾徳仁 154
    はじめに 154
    1 天理参考館の紹介 155
    2 当館所蔵の中国民間版画について 156
    3 蒐集の経緯 164
    4 民間版画の調査と整理 167
    5 古い紮糊の発見と版木の新刷 169
    6 天理と東京で開催した企画展 172
    おわりに 173

    第7章 リトグラフ民衆画にみる民衆性の定義に関する試論
    ――ジョルジュ・ビゴーのエピナル版画における日本イメージを例に/上田あゆみ 176
    はじめに 176
    1 エピナル版画にみる民衆木版画の民衆性 180
    2 植民地省画家ジョルジュ・ビゴーとエピナル版画 184
    3 リトグラフ時代のエピナル版画にみる「民衆性」の拡張 187
    おわりに 197

    第8章 民衆画を東西で比較する
    ――フランスのエピナル版画と日本の大津絵、中国・ベトナム・韓国の年画を題材に/原聖 204
    はじめに 204
    1 ヨーロッパの民衆画 205
    2 日本の民衆画 213
    3 中国の民衆画 219
    4 ベトナム、韓国の民画 223
    おわりに 228

    あとがき/原聖 235

    資料「民衆画の世界」展 小冊子――2022年2月17日(木)~23日(水)/日仏会館
  • 出版社からのコメント

    民衆世界に流通する絵画、民衆画。日本の大津絵、中国年画、フランスのエピナル版画等、その関係性を俯瞰する比較史研究の試み。
  • 内容紹介

    新しい文化史としての比較史研究の試み
    市井の人々のあいだで、信仰の対象として、また娯楽として用いられてきた「民衆画」。洋の東西を問わず、今もかたちを変えながら人々の暮らしの中に息づくそれら―日本の絵馬や大津絵、中国の年画、フランスのエピナル版画など―の関係性を俯瞰する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原 聖(ハラ キヨシ)
    1953年信州伊那谷出身、一橋大学大学院修了。女子美術大学名誉教授・客員研究員。専門は欧州言語社会史、比較民俗学
  • 著者について

    原聖 (ハラキヨシ)
    原聖[はら・きよし]
    1953年信州伊那谷出身、一橋大学大学院修了。女子美術大学名誉教授・客員研究員。専門は欧州言語社会史、比較民俗学。主な著書に『周縁的文化の変貌――ブルトン語の存続とフランス近代』(三元社、1990年)、『〈民族起源〉の精神史――ブルターニュとフランス近代』(岩波書店、2003年)、『ケルトの水脈』(講談社、2007年、講談社学術文庫、2016年)など。

民衆画の世界―欧州と東アジアを比較する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:原 聖(著)
発行年月日:2023/03/31
ISBN-10:4883035689
ISBN-13:9784883035687
判型:A5
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:21cm
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