子どもアドボカシー―つながり・声・リソースをつくるインケアユースの物語 [単行本]
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子どもアドボカシー―つながり・声・リソースをつくるインケアユースの物語 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2023/03/09
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子どもアドボカシー―つながり・声・リソースをつくるインケアユースの物語 の 商品概要

  • 目次

     はじめに[畑千鶴乃]

    第1部 未来を拓く子どもアドボカシー[菊池幸工]

    第1章 システミックアドボカシーで社会を変える
     第1節 カナダでの当事者ユースによるセルフアドボカシーの実践
      1 Our Voice Our Turn Projectによる制度改革の実践活動
      2 アドボカシー事務所閉鎖後のユースによるアドボカシー活動
      3 日本への提案
     第2節 子どもやユースとの関わり方
      1 二人の少女の物語
      2 子どもは権利をもったひとりの人間
      3 多くの子どもは危険にさらされている
      4 児童保護制度に関わるとはどんな経験なのか
      5 私たちはどうすればいいのか
      6 ケイトリンの原則とは
      7 子どもが声を出せる安全な場を確保
      8 常に子どもの側に――あなたは私を見ていた
     第3節 システミックアドボカシーの実践原理
      1 システミックアドボカシーとは何か
      2 子どもやユースのコミュニティを構築
      3 コミュニティディベロップメントアドバイザー(CDA)の役割
      4 個別の権利アドボカシーからコミュニティディベロップメントへ――未来への希望

    第2章 ユースのセルフアドボカシーを支える法的枠組み
     第1節 ユースとのパートナーシップを促進するオンタリオ州の法規定
     第2節 ユースのセルフアドボカシーを促進するBC州の法的枠組み
      1 当事者のセルフアドボカシーを支援する規定
      2 BC州におけるアドボカシー活動のガイドライン
     コラム カナダから日本にわたったユースによるアドボカシーの萌芽

    第2部 コミュニティディベロップメントアドボカシーへの模索[藤野謙一]

    第1章 高校生トロント交流会――カナダ・オンタリオ州議事堂での模擬公聴会
     第1節 高校生トロント交流会の取りくみ
      1 全国養護施設高校生交流会の歩み
      2 高校生トロント交流会――カナダ・オンタリオ州アドボカシー事務所で子どもアドボカシーを学ぶ
      3 高校生トロント交流会の評価
     第2節 オンタリオ州議事堂で高校生主導の模擬公聴会
     第3節 模擬公聴会に参加した意義

    第2章 全国インケアユースの集いへの発展――日本での模擬公聴会(意見交換会)
     第1節 全国インケアユースの集いの取りくみ
      1 趣意書・企画・要項
      2 参加者募集
      3 準備(前日準備含む)
      4 当日プログラム
     第2節 ユース主導の意見交換会
      1 意見交換会の準備
      2 意見交換会
     第3節 全国インケアユースの課題と今後の展望

    第3章 当事者グループHope&Home(H&H)――鳥取県社会的養護意思決定者へのユース主導公聴会
     第1節 当事者グループHope&Home(H&H)の発足
      1 H&Hとは
      2 H&H発足と活動までの経緯
      3 H&Hの目的――発足時事業計画
      4 ユースが意見を考える、意見を言うときのガイド方法
      5 大人がユースの意見を聴くときのスタンス
      6 H&Hユースリーダー・スタッフ会議
     第2節 H&Hの子どもアドボカシー合宿
      1 合宿に向けてのユースリーダー・スタッフ会議
      2 プログラム
      3 H&Hユース主導の施設職員への意見表明会
      4 合宿に対するユースの評価
     第3節 H&H鳥取県社会的養護意思決定者への提言検討会
      1 目的
      2 プログラム
      3 H&Hユースの提言まとめと職員の話し合いの結果
     第4節 H&H鳥取県社会的養護意思決定者へのユース主導公聴会
      1 公聴会の準備
      2 ユース主導公聴会
      3 公聴会その後
     第5節 H&Hユースによる大人の会議への参加――鳥取県版子どもの意見表明をサポートする仕組み(鳥取県版アドボカシー)の構築についての検討会
      1 大人の会議へユースが参加
      2 実践することにより見えてきた課題
     第6節 H&Hの新たな挑戦

    第4章 コミュニティディベロップメントアドバイザー(CDA)の役割と条件
     第1節 CDAの役割
      1 CDAとは何か
      2 CDAとユースリーダー(アンプリファイアー)、ユースアドバイザリーグループの関係
      3 CDAは安心・安全な環境づくりが最重要
      4 長期的な視点での活動
      5 ユースや社会的養護関係者、鳥取県市民へ「子どもの権利」の普及
      6 社会的養護意思決定者とユースのコミュニティづくり
      7 CDAはユースリーダーの人生のサポートもする
     第2節 CDAの条件
     コラム1 児童養護施設等の「自治会」から「コミュニティディベロップメントアドボカシー」へ
     コラム2 児童養護施設等の個別の権利アドボカシーへの応用

    第3部 人間発達の原理をもつアドボカシー[畑千鶴乃]

    第1章 オンタリオ州子どもとユースアドボカシー事務所が追求したアドボカシーの実践原理
     第1節 オンタリオ州子どもとユースアドボカシー事務所が開発したアドボカシー4層構造
      1 個別の権利アドボカシー
      2 システミックアドボカシー
      3 コミュニティディベロップメントアドボカシー
      4 検証・調査
      5 アドボカシーが重層的であることの子どもにとっての意味
     第2節 コミュニティディベロップメントアドボカシーへ発展した人間と人間とのパートナーシップ

    第2章 当事者であるユースがセルフアドボカシー活動をするために欠かせないもの
     第1節 ユースが主体になってアドボカシーを立ち上げた出発点
      1 コミュニティディベロップメントの立ち上げ
      2 コミュニティディベロップメントアドボカシーの担い手となるアンプリファイアー
     第2節 コミュニティディベロップメントアドボカシーの幅広い活動
      1 権利に根差した文化の創造へ
      2 「独立性」とは子どもの声が独立すること
     第3節 日本のこれからに向けて私たちが提案できること
      1 子どもアドボカシーを子どもと大人が一緒につくるのは何のため?
      2 つながり・声・リソースを創造する
      3 人間発達としての子どもアドボカシー
      4 地域で始まっているアドボカシー試行事業
      5 制度がなくともアドボカシーがある子どもの権利文化の創造へ
     コラム 子どもと大人とが共に学び合う子どものアドボカシー講座に不可欠なアクティビティとエクササイズ

    補論 カナダ各州の子どもアドボカシー機関にみる「検証・調査」と「アドボカシー」――二つの活動によって子どもの声を増幅させる互恵性[畑千鶴乃]

     おわりに[菊池幸工]
  • 内容紹介

    子どもと大人がパートナーとなって一緒に問題解決を図る子どもアドボカシー。その活動基準は、子どもたち自身にどのようなインパクトを与え、行動変容が生まれるかにある。本書は、カナダから学び日本で行動を起こした実践の記録と具体的な方法論をあわせて紹介する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    畑 千鶴乃(ハタ チズノ)
    鳥取大学地域学部准教授。カナダ・オンタリオ州に学んで、日本における子どもアドボカシーシステムをつくる実践研究を行っている。そのひとつとして、鳥取養育研究所を運営し、子どもアドボカシーを学ぶ国際交流プログラム開発をメンバーで模索している

    菊池 幸工(キクチ コウコウ)
    早稲田大学社会科学部卒。カナダ・トロント大学大学院修士号取得。ビジネスコンサルタント。日本の児童福祉関係者の研修・研究コーディネーター及び通訳。カナダと日本の社会的養護の子どもの国際交流コーディネーター。日本で「子どもの権利擁護」に関して、ワークショップや講演を行っている。全国子どもアドボカシー協議会アドバイザー

    藤野 謙一(フジノ ケンイチ)
    社会福祉事業家の家系のため社会福祉法人鳥取こども学園内で高校卒業まで生活。設計・開発エンジニアとして民間企業を経て、1998年に社会福祉法人鳥取こども学園に入職。児童養護施設鳥取こども学園長、鳥取養育研究所事務局長、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会理事
  • 著者について

    畑 千鶴乃 (ハタ チヅノ)
    鳥取大学地域学部准教授。カナダ・オンタリオ州に学んで、日本における子どもアドボカシーシステムをつくる実践研究を行っている。そのひとつとして、鳥取養育研究所を運営し、子どもアドボカシーを学ぶ国際交流プログラム開発をメンバーで模索している。
    [主な著書]
    『子ども家庭支援論――家族の多様性とジェンダーの理解』(共著、建帛社、2019年)、『子どもの権利最前線 カナダ・オンタリオ州の挑戦――子どもの声を聴くコミュニティハブとアドボカシー事務所』(共著、かもがわ出版、2018年)など。

    菊池 幸工 (キクチ コウコウ)
    早稲田大学社会科学部卒。カナダ・トロント大学大学院修士号取得。ビジネスコンサルタント。日本の児童福祉関係者の研修・研究コーディネーター及び通訳。カナダと日本の社会的養護の子どもの国際交流コーディネーター。日本で「子どもの権利擁護」に関して、ワークショップや講演を行っている。全国子どもアドボカシー協議会アドバイザー。
    [主な著書]
    『境界線を越える世界に向けて――広がる仏教ソーシャルワークの可能性』(共著、学文社、2021年)、『子どもの権利最前線 カナダ・オンタリオ州の挑戦――子どもの声を聴くコミュニティハブとアドボカシー事務所』(共著、かもがわ出版、2018年)など。

    藤野 謙一 (フジノ ケンイチ)
    社会福祉事業家の家系のため社会福祉法人鳥取こども学園内で高校卒業まで生活。設計・開発エンジニアとして民間企業を経て、1998年に社会福祉法人鳥取こども学園に入職。児童養護施設鳥取こども学園長、鳥取養育研究所事務局長、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会理事。

子どもアドボカシー―つながり・声・リソースをつくるインケアユースの物語 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:畑 千鶴乃(著)/菊池 幸工(著)/藤野 謙一(著)
発行年月日:2023/03/10
ISBN-10:4750355526
ISBN-13:9784750355528
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:21cm
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